【語源も分かる】英単語「via」の意味と使い方・覚え方!by/throughとの違いや語源も解説

 
コダック
今日の英語表現は”via”

ラテン語の「道」を意味するパーツから構成されている、シンプルながら超重要な単語です。

「道を通って」がコアイメージで、“via“=「〜経由で」「〜によって、〜を通しての意味を持ちますよ!

 

”via”の意味と使い方!コアイメージは「道を通って」

 

”via(発音:váɪə(ヴァイア)/ víːə(ヴィーア))”は「〜経由で」「〜によって、〜を通して」の意味を持つ前置詞です。

ラテン語の「道(way)」そのものを表す語根からきており、ある場所や手段を「道(ルート)として通っていく」のがコアイメージです。

 

 
コダック
特定の場所を物理的なルートとして通過することや、

特定の手段や連絡方法(=「〜というルートを通って」)を媒介にすること=”via”なわけですね!

 

”via”は主に「場所の経由」「手段・媒介」の2つのパターンで使われます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

使い方①:場所の経由「〜経由で」

飛行機や電車などで、目的地に向かう途中に立ち寄る「経由地」を表す際によく使われます。

例文

・We flew to New York via Anchorage.
(私たちはアンカレジ経由でニューヨークへ飛んだ。)※1

・This train goes to London via Oxford.
(この列車はオックスフォード経由でロンドンに行きます。)

 

使い方②:手段・通信の媒介「〜によって、〜を通して」

連絡手段や情報が届く経路(チャネル)を表します。
特に via email(メールで)、via internet(インターネット経由で)、via smartphone(スマホ経由で)など、ITやビジネスの通信分野で非常によく使われる表現です。

例文

・I will send the document via email.
(その書類はEメールによって[経由で]送ります。)※1

・You can access the system via a secure network.
(安全なネットワーク経由でシステムにアクセスできます。)

 

”via”の関連語①:「〜によって・〜を通じて」を意味する単語”by / through”との違い

 

 
コダック
”via”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ前置詞も一緒に整理しておきましょう!

”by”や”through”なども「手段や媒介」を意味する単語ですね!

 

”via”の類義語
⇒「手段・経路」の意味を持つ単語”by / through”

 

 
それぞれどんなニュアンスの違いがあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

via ⇒「〜を経由地・チャネルとして」=中継ルート
by ⇒「〜という直接的な方法で」=直接的な手段
through ⇒「〜の最初から最後までを通り抜けて」=媒介・経験

といった感じです!実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”via / by / through”のイメージの違い

●contact via phone
「(電話という通信回線・ルートを経由して)連絡を取る」
⇒ 連絡を仲介するネットワークや通り道を意識するイメージ。少しフォーマル。

●contact by phone
「(手紙や対面ではなく)電話という手段によって連絡を取る」
⇒ 行為を達成するための直接的な道具・手段を選ぶイメージ。日常的によく使う。

●learn through experience
「(経験というプロセスを最初から最後まで通り抜けることで)学ぶ」
⇒ 空間や時間のトンネルをくぐり抜けて変化を生むイメージ。

 

”via”の語源はラテン語の「viā(道)」

 

”via”の語源についても、確認していきましょう。

”via”の語源はラテン語「viā」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”via”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1770–80; from Latin viā, ablative of via “way”; see also way

日本語訳:1770年〜1780年に初めて記録された。ラテン語の「viā(via『道』の奪格[〜によって、〜を通ってを意味する格])」から。way(道)も参照せよ。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”via”は古代ローマのインフラであった「ローマ街道(道)」という概念から発祥している模様。

 

”via”の語源(起源~発祥まで)
●古代ラテン語:名詞 via(道・路)

●文法変化(奪格):viā(道によって、道を通って)

●18世紀後半:そのまま英語の前置詞 via(〜経由で、〜の方法で)として定着

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみにラテン語の「via」は、現代の英語の「way(道)」とも歴史の奥底で深く繋がっています。

 

構成パーツで覚える”via”!同じ「道」の語根を持つ関連語

 

”via”はそれ自体が「vi- / via-(道)」という単一のコアパーツ(語根)から成る非常にシンプルな単語です。

せっかく”via”の持つ「道」という語根を覚えるのであれば、同じ語根をパーツに持つ仲間たちも一緒に覚えてしまいましょう!

 

”via”と同語根の単語
⇒「道」をパーツに含む単語”deviate / obvious / trivial”

 

① deviate(逸脱する)= de-(離れて)+ via(道)

”deviate”は「de-(離れて)」+「via(道)」+「-ate(動詞にする語尾)」のパーツで構成されています。

 
コダック
本来進むべき道から離れるため、(=「逸脱する、それる」)という意味を表しています!

「deviate from the plan(計画から外れる)」のように、脇道にそれるイメージですね。

 

② obvious(明らかな)= ob-(前に)+ via(道)

”via(道)”の前に”ob-(〜に向かって、遮って)”というパーツが来ると「obvious」になります。

 
コダック
道を進んでいるその目の前(ob-)にパッと現れるため、誰にとっても進路を遮るほどに(=「明らかな、はっきりした」)状態を表しています。

「obvious mistake(明らかなミス)」のように、道のど真ん中にあって誰もが気づくイメージです!

 

③ trivial(些細な)= tri-(3つの)+ via(道)

”tri-(3つの)”と”via(道)”が組み合わさると「trivial」になります。

 
コダック
「三差路(3つの道が交わる場所)」は、昔から街の人たちが集まって世間話をする定番の場所でした。

そこから、そこで交わされる噂話のような(=「些細な、つまらない、ありふれた」)意味を表すようになったわけですね!

「trivial matter(些細な問題)」といった形で使われます。

 

このようにパーツの組み合わせを知ることで、たくさんの語彙をイッキに覚えることができます。他にも convey(一緒に道を行く→運ぶ)、voyage(道を行くこと→航海)なども同じ仲間です。

 

”via”の意味と使い方・覚え方のまとめ

 

以下、”via”の意味と覚え方についてのまとめです。

【viaのまとめ】
● ”via”は「vi- / via-(道)」というラテン語のコアルートそのものからきている単語。
● コアイメージは「道を通って(ルート・チャネル)」。
● 意味は「〜経由で(場所)」「〜によって、〜を通して(通信・手段)」。

【語法・文法のポイント】
● 前置詞なので後ろには名詞を置きます。(場所なら経由地、通信なら手段)
● 「via email」や「via internet」など、通信・IT系の手段を表す際によく使われます。

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
※1「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」