「poss(e)(できる)」+「-ible(できる)」のパーツで構成されている単語です。
「実現する力がある」がコアイメージで、“possible”=「可能な」「起こり得る」の意味を持ちますよ!
”possible”の意味と使い方 コアイメージは「実現する力がある」
”possible(発音:pɑ́səbl/ポッシブル【形容詞】)”は「可能な」「起こり得る」の意味を持つ単語です。
「poss(e)(できる)」+「-ible(できる)」のパーツで構成されている単語で、「実現する力がある」がコアイメージです。
「それを形にするための力や条件がちゃんと備わっている」⇒理屈や環境として「実現可能だ」という意味になるわけですね!
”possible”は日常会話からビジネスまで幅広く使われ、「可能な限り早く(as soon as possible)」や「不可能なことはない(Nothing is impossible.)」といったフレーズでお馴染みです。
確率の高さはさておき、「理論上・法律上・スケジュール的に実行できる(不可能ではない)」というニュアンスがベースにあります。
このように“道が開かれており、実現するポテンシャルを持っている”という意味から、目標設定、未来の予測、ビジネスの選択肢の検討にいたるまで広く使用されます。
例文
・Is it possible to log in without a password?
(パスワードなしでログインすることは可能ですか?)
・We need to consider all possible solutions.
(私たちは考えられる[起こり得る]すべての解決策を検討する必要がある。)
・Is it possible for you to change the schedule?
(スケジュールを変更していただくことは可能でしょうか?)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”possible”の文法・語法 絶対に間違えられない主語のルールと頻出構文

1. 人を主語にして ”He is possible to…” とは言えない!
文法問題や英作文でめちゃくちゃ狙われるポイントです!
「彼が明日来ることは可能だ」と言いたい時、 ”He is possible to come tomorrow.” と言うことはできません。
”possible” は「(状況的に)可能である」という「行為や事柄」について述べる単語だからです。人を主語にしたい場合(能力的にできると言いたい場合)は、「able」を使って ”He is able to speak English.” などのように表現します。
”possible” を使う場合は、”It is possible for him to come tomorrow.” のように形式主語の「It」を文頭に置く形にしましょう!
2. 【頻出】 ”make it possible to do” (~するのを可能にする)
ビジネス英語や長文読解で頻繁に登場する超重要フレーズです。
「無生物主語(モノや事柄)」が原因となって、何かができるようになる事を表現する際によく使われます。
・The internet made it possible to work from anywhere.
(インターネットのおかげで、どこからでも働くことが可能になった。)
・This ticket makes it possible for you to enter all areas.
(このチケットがあれば、すべてのエリアに入場可能です。)
3. 定番フレーズ ”as ~ as possible” の書き換え
「できるだけ~」を表す重要熟語ですが、文末の possible は 「subject(主語) + can / could」 に書き換えることができます。学校のテストでも頻出の変形ルールですね!ちなみに、as soon as possible はビジネスメールなどで「ASAP」と略されることも多いです。
・Please call me as soon as possible.
(できるだけ早く電話をください。)
↓
・Please call me as soon as you can.
(あなたが電話できるのと同じくらい早く = できるだけ早く)
”possible”の関連語①:「可能・確率」を意味する単語”probable/feasible”

例えば”probable”や”feasible”なども「可能性がある、実行できる」を意味する単語ですよ!
⇒「可能・確率」の意味を持つ単語”probable/feasible”
イメージの違いとしては
possible⇒「確率が低くても、理論上「ゼロではない、起こり得る」」=(可能性がゼロではない)可能
probable⇒「ただ単に可能というだけでなく、十中八九「おそらく確実に起こる」」=(確度が高い)見込みが濃厚な
feasible⇒「技術、予算、時間などの面から見て、現実的に「実行に移せる」」=(実務的に)実現可能な
といった感じです!
実際のシチュエーションをベースに、ニュアンスの差を確認してみましょう!
●a possible outcome
「(選択肢の1つとして)起こり得る結果」
⇒ 確率は低いかもしれないけれど、理論上あり得るというイメージ
●the most probable cause of the fire
「その火災の、最も可能性の高い(濃厚な)原因」
⇒ 証拠から見て「十中八九これのせいだろう」とほぼ確信しているイメージ
●a feasible business plan
「実現可能性のあるビジネス計画」
⇒ 予算や人員の目処が立っていて、「実際に稼働・実行できる」という現実的なイメージ
”possible”の語源はラテン語「possibilis」 意味は「実行され得るもの」

”possible”の語源についても、確認していきましょう。
”possible”の語源はラテン語の「possibilis」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”possible”の起源について、下記の記載があります。
Origin of possible
First recorded in 1300–50; Middle English, from Latin possibilis “that may be done,” equivalent to poss(e) “to be able” ( see posse) + -ibilis -ible日本語訳:1300〜50年に初めて記録された。中期英語。ラテン語の possibilis(実行され得るもの)に由来し、これは poss(e)(できる)と -ibilis(~できる)が合わさったものである。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”possible”は14世紀(中世ヨーロッパの時代)に、ラテン語の2つのパーツが組み合わさった形から派生し、中期英語を通じて現在の形として定着した模様です。
ラテン語:posse(パワーがある、できる) + -ibilis(~できる)
↓
ラテン語:possibilis(おこなう能力・余地があること)
↓
1300年代:中期英語に入り「possible(実現する力がある=可能な)」として定着
「できる」という意味のパーツが2つ重ね合わさって生まれた、まさに「元祖・可能性」という言葉なんです。
構成パーツで覚える”possible” 「poss(e)」+「-ible」

ここからは構成パーツの面から”possible”について覚えていきましょう
”possible”の構成パーツは「poss(e)(できる)」+「-ible(できる)」の2パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“poss(e)”は「パワーがある、できる」を意味するパーツ
”poss(e)”は「~できる、能力・権力がある」を意味する重要なパーツです(名詞の power や potential もこの仲間です!)。
力を持ってその場所にドンと座る=「(財産や能力を)所有している、身につけている」を表しています。
その他に、映画や海外ドラマでよく警察が「部隊・集団」の意味で使う posse(本来は「力がある集団」が語源)なども同じパーツの仲間です。
”-ible / -able”は「~できる(可能・適性)」を意味するパーツ
”-ible”は、動詞や名詞の後ろについて「~できる、~に適している」という形容詞を作るお馴染みのパーツです。
しなやかに曲げることができる=「柔軟な、融通が利く」を表しています。
その他の”-ible”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
・audible(aud-[聴く]+ -ible[できる]=(声などが)聞こえる、聴取可能な)
”possible”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”possible”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「実現する力がある(理論上可能)」
⇒”possible”=「可能な」「起こり得る」の意味
●語法・文法のポイント
⇒ 人を主語にして ”He is possible to…” とは言えないルールに注意。状況や事柄を指す It is possible for A to do を使うのが鉄則!
⇒ make it possible to do(~するのを可能にする)の構文も頻出!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
