organize 整理整頓された机のイメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「organize」の意味と使い方・覚え方・文法解説【organ(器官・道具)⇒機能するように組み立てる】

 

 
コダック
今日の英語表現は”organize”

「organ(器官・道具)」+「-ize(〜にする)」のパーツで構成されている単語です。

「機能するように組み立てる」がコアイメージで、“organize”=「組織する」「(計画などを)準備する」「整理する」の意味を持ちますよ!

 

”organize”の意味と使い方 コアイメージは「機能するように組み立てる」

 

”organize(発音:ɔ́ːrgənàiz/オーガナイズ)”は「組織する」「(計画などを)準備・手配する」「整理整頓する」の意味を持つ単語です。

「organ(器官・道具)」+「-ize(〜にする)」のパーツで構成されている単語で、「機能するように組み立てる」がコアイメージです。

 

 
コダック
人間の体の中にある「心臓」や「肺」といった『器官(organ)』は、それぞれがバラバラに動いているのではなく、1つの生命体として動くためにキチッと役割分担されていますよね。

このように、バラバラだった人や物、情報を、それぞれの役割を持たせて『ちゃんと機能する状態にする(-ize)』=「組織する・整理する」のが”organize”なわけです!

 

”organize”は、ビジネスシーンで会社を組織したりイベントを企画したりする時の「イベントを企画・準備する(organize an event)」や、身の回りのものを機能的に片付ける「書類を整理する(organize documents)」のように非常に広く使われます。ただ綺麗に並べるだけでなく、「使いやすいようにシステムを作る」というニュアンスが含まれます。

 

 
ただ片付けるだけじゃないんだ?
 
コダック
例えば「机の上を整理整頓しておいてね(keep your desk clean and organized.)」と言った場合、単に見栄えを良くするだけでなく、ペンはここ、資料はあっち、という風に『次に作業がしやすいように机を整理しておいてね』というわけです。

organize 整理整頓された机のイメージ図

このように”バラバラなものに秩序や役割を与えて、1つの仕組みとして機能させる”という意味から、ビジネスのプロジェクト管理、イベントの運営、日常生活の片付けにいたるまで広く使用されます。

 

【重要】”organize”の文法・語法チェック!

”organize”を正しく使いこなすために、おさえておきたい文法的なポイントは以下の3点です。

① 基本は「他動詞」:後ろに目的語(名詞)を置く
「〜を組織する」「〜を整理する」という風に、基本的には後ろに直接名詞(目的語)を持ってきます。また、受動態(be organized)の形でもよく使われ、「組織されている」という意味のほか、後述する形容詞的な使い方もされます。

② 目的語によって日本語訳が変わる
後ろに「人・グループ」が来れば「組織する」、「イベント・会議」が来れば「手配する・準備する」、「物・考え」が来れば「整理する」と、目的語に応じて訳し分けるとスムーズです。

③ イギリス英語の綴りに注意
アメリカ英語では organize ですが、イギリス英語では organise と「s」で表記されることが多いので、どちらを見かけても同じ意味として捉えて大丈夫ですよ!

 

「organize」の分かりやすい例文

▼「組織する・結成する」の例文
・She organized a team to carry out the project.
(彼女はそのプロジェクトを実行するためにチームを組織した。)
・They are trying to organize a new labor union.
(彼らは新しい労働組合を結成しようとしている。)

▼「(イベントなどを)準備・手配する」の例文
・We need to organize a welcome party for the new staff.
(新入社員のために歓迎会を準備する必要がある。)
・Who is organizing the international conference this year?
(今年は誰が国際会議の手配をしているのですか?)

▼「整理整頓する・(考えを)まとめる」の例文
・I need to organize my thoughts before the meeting.
(会議の前に自分の考えを整理する必要がある。)
・He spent the whole morning organizing his digital files.
(彼は午前中ずっとデジタルファイルの整理整頓に費やした。)

 

”organize”の文法・語法 名詞形と形容詞形の超重要ルール

1. 名詞形 ”organization” は「組織」や「構造」を表す

名詞形の ”organization” は、企業や団体などの「組織・機関」という意味で日常的に使われます(NGOのOもこれですね)。また、「整理整頓されている状態」や「組み立ての計画性」といった抽象的な意味も持ちます。

文法的なポイントとして、具体的な会社や団体を指す場合は数えられる名詞(可算名詞)、整理整頓の能力や計画性を指す場合は数えられない名詞(不可算名詞)になります。

 

organization の例文
・He works for an international charity organization.
(彼は国際的な慈善団体で働いている。=可算名詞)
・The success of the event depends on your organization.
(イベントの成功は、あなたの計画性にかかっている。=不可算名詞)

 

2. 形容詞形 ”organized” は人の性格や状態を褒める言葉

過去分詞から派生した形容詞 ”organized” は、「整理整頓された」という意味のほかに、人に対して使うと「手際が良い」「計画性がある」「しっかりしている」という非常にポジティブな褒め言葉になります。

ビジネスの面接や自己PRでも「私は几帳面で手際が良い人間です」と言いたいときに大活躍する単語ですよ!

 

organized の例文
・He is very organized and never misses deadlines.
(彼はとてもしっかりしていて[手際が良くて]、締め切りを破ることがない。)
・Please keep your desk clean and organized.
(机の上を綺麗に、整理整頓された状態にしておいてください。)

 

”organize”の関連語:「整える・分類する」を意味する単語”arrange/classify”

 
コダック
せっかく”organize”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”arrange”や”classify”なども「整える、並べる、分類する」を意味する単語ですよ!

 

”organize”の類義語
⇒「整える・分類する」の意味を持つ単語”arrange/classify”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

organize⇒「全体の仕組みがちゃんと機能するように、役割や秩序を与えてシステム化する」=仕組みを作る・組織する
arrange⇒「一定の規則(日付順、見栄えなど)に沿って、綺麗に並べたり手配したりする」=配置する・手配する
classify⇒「特定の基準(年齢、ジャンルなど)に従って、グループごとに枠の中に仕分ける」=分類する

といった感じです!

 
並べるだけなのと、仕組みまで作るのとでは確かに深さが違いますね!
 
コダック
そうなんです!機能性に注目すると違いがよく見えてきます。
本棚の片付けを例に、それぞれのイメージの違いを確認してみましょう!

 

「本棚の片付け」で見る!”organize/arrange/classify”のイメージの違い

●organize books
「(勉強や仕事が一番効率よく進むように、ジャンルや使用頻度を考えて)本棚をシステム化して整理する」
⇒ 次の行動がスムーズに機能するための「仕組み作り」のイメージ

●arrange books
「(背表紙の高さ順や、色合いのバランスを考えて美しく)本を並べる」
⇒ 見栄えを整えたり、特定の順番通りに「配置」するイメージ

●classify books by genre
「(小説、ビジネス書、漫画という風に)本をジャンルごとにグループ分けする」
⇒ 基準に従って機械的に「仕分ける」イメージ

 

arrange / classify の例文

▼「arrange」の例文
・I will arrange the flowers in a beautiful vase.
(花瓶に花を美しく飾る[配置する]。)
・She arranged a business meeting with the client for next Monday.
(彼女は次の月曜日にクライアントとのビジネス会議を手配した。)

▼「classify」の例文
・Whales are classified as mammals, not fish.
(クジラは魚類ではなく哺乳類に分類される。)
・The library books are classified by the Dewey Decimal System.
(その図書館の本はデューイ十進分類法によって分類されている。)

 

”organize”の語源は古代ギリシャ語の「道具」!「働く仕組み」を作るのが本来の意味

”organize”の語源を深掘りしていくと、この単語がなぜ「組織する」「整理する」といった意味になったのか、そのコアイメージがより鮮明になります。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”organize”の起源について、下記の記載があります。

Origin of organize
First recorded in 1375–1425; late Middle English, from Medieval Latin organizāre “to contrive, arrange,” equivalent to organ(um) organ + -izāre -ize

日本語訳:1375〜1425年に初めて記録された。後期中期英語。中世ラテン語の organizāre(考案する、整える)に由来し、これは organ(um)(器官・道具) + -izāre(〜にする)と同等である。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載にあるように、”organize”が英語に登場したのは14世紀末〜15世紀初頭のことです。直接のルーツは中世ラテン語の「organizāre(考案する、組み立てる)」ですが、さらに時代を遡ると古代ギリシャ語の「órganon(道具、楽器、器官)」に行き着きます。

 

実はこの「órganon」の根本には、印欧語根の「*werg-(働く、機能する)」というさらに古いルーツが隠されています。これは身近な英単語の「work(働く)」や「energy(エネルギー)」と同じ語源です。

つまり、「働くための道具」が人間の体の中で働く「器官(organ)」を指すようになり、それに「〜化する(-ize)」がくっつくことで、「バラバラのパーツを、ひとつの器官のように機能させる(=organize)」という意味へと発展していったのです。

 

”organize”の語源の変化
印欧語根:*werg-(働く、機能する)

古代ギリシャ語:órganon(働くための道具、楽器、身体の器官)

中世ラテン語:organizāre(器官のように組み立てる、考案する)

1400年頃〜:英語に導入。「各パーツが連動して機能するように組み立てる」=「組織する、計画的に整理する」という意味に定着

 

 

 
コダック
最初は単なる「道具」や「働くこと」を指す言葉だったのが、時代を経て「複数のパーツを組み合わせて、しっかり機能するシステムを作り上げる」という意味になったんだね!

みんなが知ってる「work(働く)」と同じ語源だと知ると、「ただ綺麗に並べるだけでなく、次に機能するように(=働くように)整える」という”organize”の核心がよりしっくり来るはずです!

 

 

構成パーツで覚える”organize” 「organ」+「-ize」

ここからは構成パーツの面から”organize”についてさらに深く理解していきましょう。

”organize”の構成パーツは「organ(器官・道具)」+「-ize(〜にする・〜化する)」の2パーツです。

 

この2つのパーツが組み合わさることで、なぜ「組織する」「整理する」という意味になるのか、各パーツの持つイメージを詳しく見ていきます。

 

“organ”は「特定の機能を持って働く器官・道具」を意味するパーツ

”organ”は、単体でも「臓器」や楽器の「オルガン」という意味で使われますが、パーツの根本的なイメージは「特定の機能を持って働く道具」です。

 

 
コダック
人間の「臓器(organ)」も、生命を維持するためにそれぞれが役割を持って働く「道具」のようなものですよね。

例えば”organism”という単語は「organ(独立して機能する器官)」+「-ism(〜というもの・状態)」のパーツで構成されており、

様々な器官が組み合わさって生きているもの=「有機体、生物」を表しています。

 

その他にも、化学や農業の分野で「生命体に由来する、自然の働きを生かした」という意味で使われる organic(オーガニック=有機の、有機栽培の)等も”organ”の仲間です。

つまり、”organ”が含まれる単語には「それぞれのパーツが役割を持って機能する」というイメージが共通しています。

 

”-ize”は「〜にする、〜化する」を意味するパーツ(動詞をつくる接尾辞)

”-ize”(イギリス英語では”-ise”と綴られることもあります)は、名詞や形容詞の後ろにくっついて「そういう状態に変える」「〜の仕組みにする」という動詞を作る、非常にメジャーなパーツです。

 

 
コダック
例えば”globalize”という単語は「global(地球規模の)」+「-ize(〜にする)」のパーツで構成されており、

世界規模の形にする=「グローバル化する、世界基準にする」を表しています。

 

その他の「ある状態・仕組みに変える」という意味を持たせる”-ize”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

realize(real[現実の]+ -ize = 現実にする、はっきりと理解する)
minimize(mini[最小の]+ -ize = 最小限に抑える)
memorize(memory[記憶]の変形 + -ize = 記憶する、暗記する)
apologize(apology[謝罪]の変形 + -ize = 謝罪する)

 

 
なるほど!「機能する道具や器官(organ)」を「その状態に組み上げる(-ize)」から、バラバラのものを機能するようにまとめる「organize(組織する・整理する)」になるんだね!

”organize”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”organize”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”organize”は「organ(器官・道具)」+「-ize(〜にする)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「機能するように組み立てる」
⇒”organize”=「組織する」「準備する」「整理する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒名詞形は「organization(組織)」。形容詞形の「organized」は、人に対して使うと「手際が良い、しっかりしている」という褒め言葉になる。
 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」