「opin-(思う、みなす)」+「-ion(こと)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「(根拠はどうあれ)自分が正しいと思うこと」がコアイメージで、“opinion“=「意見、見解」「世論、専門家の評価」の意味を持ちますよ!
”opinion”の意味と使い方 コアイメージは「自分が正しいと思うこと」

”opinion(発音:əpínjən/オピニオン【名詞】)”は「意見、見解」「世論、専門家の評価」の意味を持つ単語です。
「opin-(思う、みなす)」+「-ion(こと)」のパーツで構成されている単語で、「自分が正しいと思うこと」がコアイメージです。
多くの人がそう思っている状態(=「世論」)=”opinion”なわけですね!
”opinion”は「主観的な考え」というイメージが強い言葉です。
逆に客観的な考えを表すときはどうするの?
意味①:「意見・見解」の例文
一番よく使われるのが、個人の「意見」や「考え」という意味です。
例文
What is your opinion on this matter?
(この件についてのあなたの意見は何ですか?)I have a different opinion.
(私は違う意見を持っています。)
意味②:「世論・専門家の評価」の例文
個人の意見だけでなく、世間一般の「世論」や、医師などの「専門家の見解」を表すときにも使われます。日本語でも「セカンドオピニオン」と言ったりしますよね。
例文
Public opinion is divided on the issue.
(その問題について世論は割れている。)I’d like to get a second opinion from another doctor.
(別の医師からセカンドオピニオン(別の見解)をもらいたい。)
”opinion”の語法・文法ポイント:よく一緒に使われる前置詞と表現
”opinion”は単体だけでなく、前置詞の **「in」** や **「on / about」**、特定の動詞とセットで非常によく使われます。
① in one’s opinion (〜の意見では)
「I think 〜」よりも「私の個人的な見解としてはね」というニュアンスをしっかり出せる定番フレーズです。
例:In my opinion, this plan is better.(私の意見では、この計画の方が良い。)
② opinion on [about] 〜 (〜に関する意見)
特定のテーマに対する意見を表すときは on や about を使います。
例:public opinion on tax reform (税制改革に関する世論)
③ ask for someone’s opinion (〜の意見を求める)
仕事や日常会話で相手の考えを聞きたい時によく使う表現です。
例:Can I ask for your opinion?(あなたの意見を聞いてもいいですか?)
④ have a high [low] opinion of 〜 (〜を高く[低く]評価している)
「〜に対して高い(低い)意見を持っている」から転じて、「人や能力を評価する」という意味でよく使われる重要熟語です。
例:My boss has a high opinion of you.(私の上司はあなたを高く評価しています。)
”opinion”の関連語:「個人の考え」を意味する単語”view / belief”
例えば”view”や”belief”なども「考え・意見」を意味する単語ですよ!
⇒「個人の考え」の意味を持つ単語”view / belief”
イメージの違いとしては以下のようになります!
opinion ⇒「主観的な意見」=事実とは限らない個人の考え
view ⇒「大局的な見解」=よく考えた上での一歩引いた見方
belief ⇒「強い信念」=正しいと固く信じている事
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● opinion(個人の主観的な意見)
「Express an honest opinion.」
(率直な意見を述べる)
⇒個人的な感想や考えをそのまま伝えるイメージ
● view(客観的な視点を含んだ見解)
「Political views」
(政治的見解)
⇒特定の立場や視点に基づいて、しっかり考察されたまとまった考えのイメージ
● belief(ゆるぎない強い信念)
「Religious beliefs」
(宗教的信念)
⇒理屈抜きで、それが絶対に正しいと心から信じているイメージ
”opinion”の語源はラテン語「opīnārī」。客観的事実ではなく「心の中で思うこと」

”opinion”という単語がなぜ「事実とは限らない個人の考え」というニュアンスを持つのか、そのヒントは語源に隠されています。
”opinion”の語源をさかのぼると、ラテン語の「opīniō」や「opīnārī」に行き着きます。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”opinion”の起源について、下記の記載があります。
Origin of opinion
First recorded in 1250–1300; Middle English, from Old French, from Latin opīniōn- (stem of opīniō ), derivative of opīnārī “to think, deem”日本語訳:1250–1300年に初めて記録された。中期英語、古期フランス語を経由し、ラテン語の opīniōn-(opīniōの語幹)から。これは「思う、みなす」を意味する opīnārī の派生語。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容から分かる通り、”opinion”のルーツは「思う、みなす」を意味するラテン語の動詞「opīnārī」にあります。
そこから名詞化された「opīniō(思い込み、見解)」となり、古期フランス語などを経て英語の”opinion”になりました。
ここで重要なのは、元のラテン語「opīnārī」が持っていた「確固たる証拠がなくても、頭の中で推測する・そうだと信じる」というニュアンスです。
● ラテン語:opīnārī(確かな証拠がなくても~と思う、推測する)
↓
● ラテン語:opīniō(思い込み、個人の見解)
↓
● 古期フランス語・中期英語を経て、現在の「opinion(意見、世論)」へ
語源を知ると、なぜそういう使われ方をするのかがスッと腑に落ちます!
構成パーツで覚える”opinion” 「opin-」+「-ion」

ここからは構成パーツの面から”opinion”について覚えていきましょう。
”opinion”の構成パーツは「opin-(思う、みなす)」+「-ion(こと・状態)」の2つに分けられます。
この2つのパーツが合わさることで、なぜ「意見」という意味になるのか、詳しく深掘りしていきます。
“opin-“は「思う、判断する、みなす」を意味するパーツ
”opin-”は、ラテン語に由来する「心の中で思う、判断する、みなす」という意味のパーツです。
単に「ふと頭に浮かぶ」というよりは、自分なりに考えた結果として「こうだと思う(判断する)」というニュアンスを持っています。
だからこそ、”opinion”は単なる思いつきではなく、「世論」や「専門家の見解」といったしっかりとした意味合いでも使われるわけですね!
ちなみに、このパーツから派生した英単語に”opine”(発音:oupáin/オパイン)という動詞があります。
少し堅い言葉ですが、「意見を述べる」「〜だと考える」という意味で、ニュース記事などで時々見かける単語です。あわせて覚えておくと語彙力がグッと深まりますよ!
”-ion”は「〜すること、状態(名詞化)」を意味する超頻出パーツ
”-ion”は、動詞の後ろにくっついて「〜すること」「〜という状態や結果」を表す名詞を作る、英語学習では必須の代表的なパーツ(接尾辞)です。
つまり、「opin-(思う、判断する)」という動作に、名詞化の「-ion(〜した結果)」が組み合わさることで、
「心の中で思った結果できあがったもの」=「意見、見解」
という、”opinion”のコアイメージが完成するわけです。
この「-ion」が付く単語は英語の中に数え切れないほどあります!
例えば”action”という単語は「act(行動する)」+「-ion(こと)」で構成されており、
行動すること(=「行動、おこない」)を表しています。
その他の”-ion”を使用して名詞化された代表的な単語についても、下記で紹介しておきますね。
・expression(express:表現する + ion = 表現)
・prevention(prevent:防ぐ + ion = 予防・防止)
”opinion”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”opinion”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「自分が正しいと思うこと(判断した結果)」
⇒”opinion”=「意見、見解」「世論」の意味
●語法・文法のポイント
⇒「In my opinion, 〜(私の意見では〜)」や「have a high opinion of 〜(〜を高く評価する)」の形でよく使われる!
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