【心に(ment)呼びかける】英単語「mention」の意味と覚え方【語源を絡めて記憶力アップ】

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

 

この記事では英単語を語源や構成パーツなど、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 

 
コダック
今日の英単語は「mention」! 「心に(ment)呼びかける」がコアイメージ単語です。
 
 

mentionの意味は「言及する(動詞)」「言及(名詞)」

mention(発音:ménʃən/メンション)「心に(ment)呼びかける」を語源に持つ単語です。
そこから派生して「言及する(動詞)」「言及(名詞)」の意味を持つようになりました。
 
 
「心に呼びかける」…といっても僕らにはテレパシーは使えません…!
ですので実際に心に呼びかける為には何かを「言及する」必要があるわけで、これがmentionです。
 
 
コダック
(聞こえますか……今……あなたの心に呼びかけています…mentionは……言及の意味……です……)
 
動詞用法(他動詞)
①~に言及する

名詞用法(可算・不可算名詞)
①言及・軽く話題に触れる事

 
 

「mention about A」(Aについて言及する)は間違い!mentionは他動詞

ちなみにmentionは他動詞ですので、目的語を直接取る事が出来ます。

「mention A」だけで「Aについて言及する」の意味になる為、「mention about A」の形だとmentionの目的語が無くなってしまいます

 

 

ちなみにmentionに関しては「mention about はダメ!」という話が有名すぎて、mentionとaboutの共存自体がNGのような印象を受けますが、別にそんな事はありません

 
コダック
あくまでmentionを自動詞のように扱うのがダメというだけで、目的語をきちんと持たせてやればOKです。

 

余談:mentionとabout、両方に目的語を持たせてあげればOK

mentionとaboutのそれぞれに目的語を持たせてあげれば、mentionとaboutの共存は出来ます。

 

例えばこんな感じです

●mention her family ⇒

●mention about her family⇒×
 ※mentionの目的語がない。

●mention something about her family⇒ 
 ※mentionとabout、それぞれが目的語を持てている。

●the mention about her family⇒
 ※名詞のmentionにabout句がかかっている。

aboutが前置詞なので、形容詞句を作っています。

3つ目の例文ではabout句がsomethingに、4つ目の例文では名詞のmention自体にかかっています。

 

特に最後の例文ではmentionが名詞なので、aboutの目的語だけ準備してあげれば良い訳ですね。

 

 
コダック
これならば別にmentionとaboutが共存していても問題なしですね!(←当たり前?汗)

 

ちなみに前置詞の役割は下記の5つです。

前置詞句の役割5つ
①第二文型(SVC)でCの役割になる。(おもにBe動詞)
 ⇒The bill was under heated discussion.(その法案は激しく討論されている最中であった)

②第5文型(SVOC)でCの役割になる。
 ⇒Whenever we meet him, we find him in high spirits.(彼はいつ会っても元気である。)

③形容詞句として名詞を修飾する。
 ⇒Nurses are often called ‘angels in white'(看護師はよく「白衣の天使」と呼ばれる)

④副詞句として動詞・形容詞を修飾する。
 ⇒He spoke in a great hurry.(彼は大急ぎで話した)
 ⇒Mary is good at cooking.(メアリーは料理が得意である。)

⑤名詞用法
 ⇒Across the field is the nearest way to the lake.(原っぱを横切るのが湖への一番の近道である)

※参考・例文引用「ロイヤル英文法

 

mentionの例文・使い方

mentionの例文・使い方について紹介します。

動詞用法の例文
I’d appreciate it if you’d mention my name to your boss.
私の名をあなたの上司に言っていただければ幸いです。

Don’t mention it.
どういたしまして。

as mentioned earlier in this chapter
本章内上記で述べたように

名詞用法の例文
He made no mention of her request.
彼は彼女の要求については一言も触れなかった

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

名詞のmentionも「make mention of A」の形で「Aの事に言及する」の意味を持ちます。

 

mentionの目的語は”言及の内容” 誰に伝えるかを表す場合は第4文型ではなく「to~」を使う

mentionで目的語に取れるのはあくまで言及の内容です。

 

意味的には第4文型で「mention A B」で「AをBに言う・言及する」の形を取れそうですが…!

 
コダック
mentionは第4文型を取れない…!

 

伝える相手を表現する時は「mention A to B(伝えたい相手)」「AをBに言う・言及する」のように表現します。

 

意味的には第4文型っぽいのに「第4文型を取れない動詞」たち

ちなみにmentionのように第4文型を取れず、「do A to B」で「BにAを~する」の意味になるものは他にもあり、

意味的には第4文型っぽいのに「第4文型を取れない動詞」として試験に出がちです。

 

単語一覧 ※クリックで展開
suggest⇒「提案する」

announce⇒「発表する」

admit⇒「認める」

mention⇒「~だと言う」

express⇒「表現する」

remark⇒「述べる」

confess⇒「白状する」

explain⇒「説明する」

propose⇒「提案する」

demand⇒「要求する」
※demandだけ「demand A of B」「demand A from B」「BにAを要求する」の意味

 

 

 

Don’t mention itは”(お礼や謝罪をを)言われるまでもない事ですよ”⇒「どういたしまして」

Don’t mention itは何かお礼や謝罪を言われた時の返答として「どういたしまして」の意味を持ちます。(2つ目の例文)

「(お礼や謝罪を)言われるまでもない事ですよ」⇒「どういたしまして」のイメージです。

 

「どういたしまして」の表現
「どういたしまして」を意味する英語と言えば、「You’re welcome」

”Thank you!”⇒”You’re welcome”の掛け合いは中学英語の教科書で良く見かけますが、
“Don’t mention it”と”You’re welcome”は言い換えが可能です。

他にも英語で「どういたしまして」にあたる表現はあり、
お礼を言われた時謝罪された時でそれぞれ下記の感じで返答します。

お礼を言われた時の返答としての「どういたしまして」
●It’s my pleasure⇒「どういたしまして」

●I’m happy to help⇒「お役に立ててうれしいです。」

謝罪された時の返答としての「どういたしまして(気にしないで)」
●Don’t worry about it⇒「気にしないで」

●That’s all right⇒「大丈夫だよ!」

 

 

「as mentioned earlier」「as mentioned above」は「前述の通り」の意味

3つ目の例文にあるas mentioned earlierは「前述の通り」の意味をもつ表現です。

ealrierを変えて「as mentioned above」でも「上記の通り」となり、似た意味になります。

 

[as mentioned]を使った「~の通り・ように」のバリエーション
ちなみに「as mentioned~」にはバリエーションがあって、下記のような形も取れます。

●as mentioned below⇒「下記の通り」

●as mentioned before⇒「前に述べたように」

●as mentioned in introduction⇒「冒頭で述べたように」

●as you mentioned ⇒「あなたが言ったように」

 

 

 

 

 

mentionの語源・構成パーツ解説

ここからは語源から「mention」を覚えていきましょう。

mentionの語源は「心に(ment)呼びかける」です。

ここからはパーツ「ment」について紹介します。

 

「ment」は「心」「考える」の意味を持つパーツ

ment「心」「考える」の意味を持つパーツです。

 

例えばmentalist「心に(ment)関連する(tal)性質の専門家です。.

他にも少し形が変わっていますが、機械が自身で考えている(ment)のように動く事automation(自動操作・オートメーション)です。

 

単語一覧 ※クリックで展開
名詞
comment⇒考え出されたもの⇒「意見・コメント」

dementia⇒考えられない⇒「認知症」

mentation⇒考え出すこと⇒「知的活動」

automation⇒自分で考えて動く事⇒「自動操作」

maniac⇒そればかり考えている事⇒「熱狂者、マニア」

mantis⇒考え祈るような姿勢をとるもの⇒「カマキリ」

mantra⇒心にやどる紙⇒「真言、呪文、マントラ」

memento⇒心に残るもの⇒「記念品、形見」

mentalism⇒心を考える主義⇒「心理主義、唯心論、メンタリズム」

mentalist⇒心を考える専門家⇒「読心術者、唯心論者、メンタリスト」
形容詞
mental⇒考える性質⇒「精神の」

automatic⇒⇒自身で考えて動く⇒「自動の」

※参考・引用「Gogengo!

 

mentionの意味・覚え方のまとめ

mentionについてのまとめです。

●mentionの語源は「心に(ment)呼びかける」
 ⇒そこから派生してmentionの意味は「言及する(動詞)」「言及(名詞)」

●mentionは他動詞なので「mention about A」の形は間違い。mentionの目的語が無くなってしまう。

●mentionは意味的には「AにBを言及する」の第4文型を取れそうだが、取れない
 ⇒「AにBを言及する」と表現する場合は「mention B to A」 

●Don’t mention it(=You’re welcome)⇒「どういたしまして」

●”as mentioned ~”で「~の通り」
 例:as mentioned earlier⇒「前述の通り」

 
 
コダック
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参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「LEXICO(https://www.lexico.com)」