【語源も分かる】英単語「leak」の意味と使い方・覚え方・文法解説【古ノルド語leka(滴る)=隙間から漏れ出る】

 
コダック
今日の英語表現は”leak”

古ノルド語の「滴る」という言葉に由来する単語です。

「隙間から漏れ出る」がコアイメージで、“leak”=「(液体や情報が)漏れる」「〜を漏らす」の意味を持ちますよ!

 

”leak”の意味と使い方・例文(コアイメージは「隙間から漏れ出る」)

 

”leak(発音:líːk/リーク)”は【動詞】で「漏れる、漏らす」、【名詞】で「漏れ、(情報などの)漏洩」の意味を持つ単語です。

語源である古ノルド語の「leka(滴る)」がベースになっており、「隙間から漏れ出る」がコアイメージです。

 

 
コダック
容器にほんの小さな穴やひび割れ(隙間)があって、そこから水がポタポタと外へ流れ出てしまう状態のこと。

水だけでなく、本来は外に出てはいけない秘密やデータが、組織の隙間からこっそり外に流出することも「リークする(漏れる・漏らす)」と言うわけですね!

 

”leak”は、物理的な水やガスの漏れから、ビジネスやニュースの文脈での情報漏洩まで、幅広く使われます。「気付かないうちにじわじわと外に出てしまう」「密閉されているべき境界を越えてしまう」というニュアンスを持っています。

 

1. 【自動詞】(水・ガスなどが)漏れる、雨漏りする

物理的に液体や気体が隙間から出てしまう場合や、秘密が勝手に広まってしまう場合に使われます。

例文

・Water was leaking from the ceiling.
(天井から水が漏れていた。)※

・The roof leaks when it rains.
(雨が降るとその屋根は雨漏りする。)

・The news leaked out quickly.
(そのニュースはあっという間に漏れ広がった。)

 

2. 【他動詞】(情報や秘密を)漏らす

意図的に、あるいはうっかり機密情報や秘密を外部に流出させる場合に使われます。

例文

・Someone leaked the secret document to the press.
(誰かがその機密文書を報道機関に漏らした。)※

・The company denied leaking the customer data.
(その会社は顧客データの漏洩を否定した。)

 

3. 【名詞】漏れ、漏れる場所、情報漏洩

可算名詞(数えられる名詞)として、「穴が開いている場所」や「漏洩事件そのもの」を表します。

例文

・We found a gas leak in the kitchen.
(キッチンでガス漏れを見つけた。)

・There was a major data leak last month.
(先月、大規模なデータ漏洩事件があった。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”leak”の文法・語法と、似た単語との使い分け

 

1. 情報漏洩の鉄板フレーズ! “leak A to B”

ニュースなどで「A(情報)を B(人・メディア)に漏らす」と言いたいときは、前置詞の to を使って ”leak A to B” と表現します。TOEICや英字新聞でも頻出の形です。
(例:He leaked the test results to his friends. / 彼はテストの結果を友人に漏らした)

 

2. ”leak”の類義語「ooze / divulge」との違い

 
コダック
せっかく”leak”を覚えるのであれば、液体や情報が外に出る似たような単語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”ooze”や”divulge”なども「漏れる、にじみ出る、暴露する」を意味する単語です。

 

 
なるほど…、それぞれどうやって使い分ければいいのかな?

 

 
コダック

イメージの違いとしては以下のようになります!

leak⇒「小さな穴や隙間から、液体や秘密が意図せず(または密かに)外へ漏れ出る
ooze⇒「傷口からの血液や泥のように、粘り気のある液体がジワジワとゆっくりにじみ出る
divulge⇒「今までずっと隠されていた秘密や重大な事実を、人々の前へ公式に明かす

 

シチュエーションで見る!”leak/ooze/divulge”の違い

●Information leaked to the rival company.
「情報がライバル会社に漏れた」
⇒ セキュリティの隙間から、密かに流出してしまったイメージ

●Blood oozed from the wound.
「傷口から血がにじみ出た」
⇒ 粘り気のある液体が、表面へジワジワとゆっくり押し出されてくるイメージ

divulge the secret identity
「隠されていた正体を明かす」
⇒ ベールに包まれていた秘密を、自ら意図的にオープンにする(暴露する)イメージ

 

”leak”の語源は古ノルド語「leka」 意味は「滴る、漏れる」

 

”leak”の語源についても確認していきましょう。

”leak”の語源は古ノルド語(昔の北欧の言葉)の「leka」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”leak”の起源について、下記の記載があります。

Origin of leak
First recorded in 1375–1425; 1955–60 leak for def. 11; late Middle English leken, from Old Norse leka “to drip, leak”; akin to Dutch lek, obsolete German lech “leaky.” See leach

日本語訳:1375〜1425年に初めて記録された。(意味11の使い方は1955〜60年)。中期英語の leken から来ており、これは古ノルド語で「滴る、漏れる」を意味する leka に由来する。オランダ語の lek や、現在は使われていないドイツ語の lech(漏れやすい)と同系である。leachを参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”leak”は14世紀後半〜15世紀前半の中期英語の時代に、北欧の言葉(古ノルド語)から「水などがポタポタと滴る」という意味で英語に入ってきた模様です。

 

”leak”の語源(起源~発祥まで)
古ノルド語:leka(水などがポタポタと滴る、漏れる)

中期英語:leken(漏れる)として取り入れられる

現代英語:leak(液体だけでなく、ガスや情報が『隙間から漏れる』全般を表すように発展)

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記の感じなわけですね!

オランダ語の「lek」やドイツ語の古い言葉とも親戚関係にあり、ゲルマン系の言葉として「水漏れ」のリアルな感覚を引き継いでいる言葉なんです。

 

同系語・関連知識で覚える”leak”

 

”leak”はパーツ分解(接頭辞+語根など)をするタイプの単語ではありませんが、語源解説にあるように「他の言語の親戚」や「関連する表現」と一緒に触れると、グッと覚えやすくなります。

 

1. 語源の解説にある「See leach」の ”leach” って何?

Dictionary.comの最後に「See leach」とありますが、この leach(発音:líːtʃ)も非常に近い親戚です。意味は「(液体を)濾過(ろか)する、浸出させる」。灰や土に水を注いで、その隙間から成分をポタポタと抽出するイメージで、やはり「隙間を通って液体が動く」という同じDNAを持っています。

 

2. 現代のネットスラング ”Leaker(リーカー)”

動詞の ”leak” に「〜する人・物」を表す -er がくっつくと、”leaker(リーカー)” になります。ガジェットの新製品情報や、ゲームのアップデート内容を、公式発表の前に「隙間からこっそり漏らす情報提供者」のことで、現代のビジネスやSNSでも日常的に使われる単語になっています。

 

”leak”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”leak”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”leak”は古ノルド語の「leka(滴る)」に由来する単語
⇒コアイメージは「隙間から漏れ出る」
⇒”leak”=「漏れる」「〜を漏らす」「情報漏洩」の意味
●語法・文法のポイント
⇒他動詞として使うときは「leak A to B(Aの情報をBに漏らす)」の形が超定番。名詞としても「a gas leak(ガス漏れ)」のように広く使われる。
 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」