「in-(中に)」+「quire(求める・尋ねる)」+「-e(動詞にする)」の3つのパーツで構成されている単語です。
「ターゲットの中に深く入って尋ね求める」がコアイメージで、“inquire“=「尋ねる、問い合わせる」「調査する、調べる」の意味を持ちますよ!
- 1 ”inquire”の意味とコアイメージは「ターゲットの中に深く入って尋ね求める」
- 2 【重要文法】”inquire”の頻出フレーズと使い方(前置詞との組み合わせ)
- 3 ”inquire”の関連語①:「尋ねる」を意味する単語”ask / question”との違い
- 4 ”inquire”の関連語②:「調査する」を意味する単語”investigate / search”との違い
- 5 ”inquire”の語源はラテン語「inquīrere」 意味は「to seek for(探し求める)」
- 6 構成パーツで覚える”inquire” 「in-」+「quire」+「-e」
- 7 ”inquire”の意味と語法・覚え方のまとめ
”inquire”の意味とコアイメージは「ターゲットの中に深く入って尋ね求める」
”inquire(発音:inkwáiər / インクワイア【動詞】)”は「尋ねる、問い合わせる」「調査する、調べる」の意味を持つ単語です。
語源的には「in-(中に)」+「quire(求める)」+「-e(動詞化)」のパーツで構成されており、「ターゲットの中に深く入って尋ね求める」がコアイメージとなります。
表面的な質問というよりは、一歩踏み込んで公式に質問したり(=「問い合わせる」)、真相を明らかにしようと
深く中に分け入ること=”調査する”わけですね!
”inquire”は「フォーマルに尋ねる」イメージが強い単語です。
日常会話の気軽な質問ではなく、少し硬いフォーマルな表現になります。
【重要文法】”inquire”の頻出フレーズと使い方(前置詞との組み合わせ)

”inquire”を使いこなす上で絶対に覚えておきたいのが、一緒に使われる前置詞(about / into)です。この2つのフレーズを覚えておけば、実践で大活躍しますよ!
1. inquire about 〜(〜について問い合わせる)
ビジネスメールや電話での問い合わせで最もよく使われるフレーズです。
例文
・I am writing to inquire about your new products.
(貴社の新製品についてお伺いしたく、メールをしております。)・I called the office to inquire about the details of the project.
(プロジェクトの詳細について問い合わせるためにオフィスに電話した。)
※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
2. inquire into 〜(〜を調査する、調べる)
事件の原因や、トラブルの背景などを公式に「深く調べる」ときに使われます。
例文
・The police will inquire into the incident.
(警察はその事件を調査する予定だ。)・The committee is set to inquire into the cause of the accident.
(委員会はその事故の原因を調査する予定だ。)
※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”inquire”の関連語①:「尋ねる」を意味する単語”ask / question”との違い

せっかく”inquire”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に整理して覚えてしまいましょう!まずは「尋ねる」という意味を持つ単語からです。
⇒「尋ねる」の意味を持つ単語”ask / question”
それぞれの表現のイメージの違いとしては
inquire ⇒「公式な問い合わせ」=一歩踏み込んで尋ねる(堅い表現)
ask ⇒「一般的な質問」=日常で最も広く使われる(カジュアルもOK)
question ⇒「問い詰める・尋問」=疑いを持って厳しく問いただす
といった感じです!
● inquire about the price
「(ホテルの宿泊費などをメールや窓口で)料金を問い合わせる」
⇒ 公式・ビジネスライクな手続きのイメージ。
● ask for directions
「(道行く人に)道を尋ねる」
⇒ 日常的で気軽な質問のイメージ。
● question a suspect
「(警察が容疑者を)尋問する」
⇒ 疑いを晴らすために厳密に問いただすイメージ。
”inquire”の関連語②:「調査する」を意味する単語”investigate / search”との違い

⇒「調べる」の意味を持つ単語”investigate / search”
それぞれの表現の違いとしては
inquire into ⇒「事実に切り込む」=公的な機関が真相などを尋ね調べる
investigate ⇒「足跡をたどる」=事件や原因を犯罪捜査のように徹底的に調べる
search ⇒「場所をひっくり返す」=見失ったものや場所をしらみつぶしに探す
といったイメージです。
● inquire into the cause of the fire
「火災の原因を(審議会などが公式に)調査する」
⇒ 関係者に事情を詳しく聞いて調べるイメージ。
● investigate a crime
「犯罪を(警察が証拠を集めて徹底的に)捜査する」
⇒ 客観的な証拠や足跡を追って究明するイメージ。
● search the room for keys
「鍵を探して部屋を(くまなく)捜索する」
⇒ 物理的な場所や対象を探し回るイメージ。
”inquire”の語源はラテン語「inquīrere」 意味は「to seek for(探し求める)」

”inquire”の語源についても、確認していきましょう。
”inquire”の語源はラテン語の「inquīrere」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”inquire”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded in 1250–1300; Middle English, from Latin inquīrere “to seek for” (see in-, query); replacing Middle English enqueren, from Old French enquerre, from Latin, as above日本語訳:1250–1300年に初めて記録された。中期英語に由来し、ラテン語のinquīrere(=探し求める、探求するの意、in-およびqueryを参照)から来ている。旧来の中期英語enqueren(古フランス語のenquerre、元は上述のラテン語に由来)に取って代わったものである。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”inquire”はラテン語からフランス語を経由しつつ、最終的にラテン語の元の形に近い綴りで英語に定着した模様です。
● ラテン語 「inquīrere」(=to seek for:探し求める)
↓
● 古フランス語 「enquerre」 から 中期英語 「enqueren」 へ流入
↓
● 13世紀後半以降、よりラテン語の語源に近づけた綴り「inquire」として定着
ちなみにラテン語の「inquīrere」というと、「しっかり探し求める」という意味を持っています。
構成パーツで覚える”inquire” 「in-」+「quire」+「-e」

ここからは構成パーツの面から”inquire”について覚えていきましょう。
”inquire”の構成パーツは「in-(中に)」+「quire(求める・尋ねる)」+「-e(動詞化)」の3パーツです。
各パーツについて紹介していきます。
“in-“は「中に、内へ」を意味するパーツ
”in-”は「中に、内へ」を意味するパーツです。
物事の内部を見抜くこと(=「洞察力」)を表しています。
その他に invade(侵入する)や、include(含める)等も”in-”を使用する単語です。
”quire”は「求める、尋ねる」を意味するパーツ
”quire”は「求める、尋ねる」を意味するパーツです。
自分のほうへ求めて手に入れること(=「習得する、獲得する」)を表しています。
その他の”quire(あるいは quest / quire / quist など変形)”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
・acquire (手に入れる = 習得する)
・conquer (完全に求める = 征服する)
” -e ”は動詞を作るパーツ
” -e ”は単語の末尾で動詞の形を整えるパーツです。
”inquire”の意味と語法・覚え方のまとめ

以下、”inquire”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。
● ”inquire”は「in-(中に)」+「quire(求める)」+「-e(動詞化)」の3パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「ターゲットの中に深く入って尋ね求める」。
● 意味は「尋ねる、問い合わせる」「調査する、調べる」。
【語法・文法の超重要ポイント】
● 窓口などへの公式な「問い合わせ」や公的な「調査」など、一歩踏み込んだフォーマルな場面でよく使われる。
● 頻出フレーズは inquire about 〜(〜について問い合わせる) と inquire into 〜(〜を調査する)。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
