【語源も分かる】英単語「feed」の意味と使い方・語法解説!eatとの違いや語源も徹底解説

 
コダック
今日の英語表現は”feed”

名詞の「food(食べ物)」と語源を同じくする単語です。

「食べ物を与える、養う」がコアイメージで、“feed“=「エサをやる、食べ物を与える」「(家族などを)養う」の意味を持ちますよ!

 

”feed”の意味とコアイメージは「食べ物を与える、養う」

 

”feed(発音:fíːd / フィード【動詞】)”は「エサをやる、食べ物を与える」「(家族などを)養う」の意味を持つ単語です。

私たちがよく知っている名詞の「food(食べ物)」が動詞化したもので、対象に向けて「食べ物を与える」というのが本質的なコアイメージです。

 

 
コダック
動物や赤ちゃんにお腹がいっぱいになるようにご飯を与えることや、

家族を飢えさせないように食いぶちを稼ぐ(=「養う」)こと=”feed”なわけですね!

 

”feed”は「誰か・何かに向けて、主体的・直接的に食べ物を供給する」というイメージが強い単語です。

 

例文

・Have you fed the cat yet?
(もう猫にエサはやったかい?)

・He has a large family to feed.
(彼には養わなければならない大家族がいる。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【重要文法】”feed”を使った頻出フレーズ・語法解説

 

ここでは、実際の英語や試験(TOEICや受験)で”feed”を使う際の実践的な形を紹介します。

 

 
コダック
”feed”を使いこなす上で絶対に覚えておきたいのが、以下の3つの語法ルールです!

 

① feed A on B =「A(人・動物)にB(食べ物)を与える」
⇒ 対象(A)を先にする場合は、前置詞「on」を使います。
例:We feed our dog on dry food.
(私たちは犬ドライフード与えている。)

② feed B to A =「B(食べ物)をA(人・動物)に与える」
⇒ 食べ物(B)を先にする場合は、方向を表す前置詞「to」を使います。
例:Please don’t feed chocolate to dogs.
(犬チョコレート与えないでください。)

③ feed on 〜 =「(動物が)〜を主食にする、〜を食べて生きる」
⇒ 生物の解説文などで頻出する重要表現(自動詞)です。
例:Cows feed on grass.
(牛は草を主食とする。)

 

前置詞の「on」を使うか「to」を使うかで、A(対象)とB(食べ物)の順番がひっくり返るので注意しましょう!

 

”feed”の関連語:「食べる・食事を出す」を意味する単語との違い

 

せっかく”feed”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に整理して覚えてしまいましょう!

関連語①:”eat / provide” との違い

”feed”の類義語
⇒「食」の意味を持つ単語”eat / provide”

 

 
ただ「食べる」のeatとはどう違うの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

feed ⇒「(相手に)食べ物を与える」=食べさせる
eat ⇒「自ら口に入れて食べる」=(能動的に)食べる
provide ⇒「必要なものを前もって用意する」=(食事や環境を)提供する

といった感じです!実際の例文を見てみましょう。

 

例文で見る!”feed / eat / provide”のイメージの違い

feed(食べさせる・エサをやる)
「A mother bird is feeding her chicks.」
⇒「母鳥がヒナにエサを与えている。」
⇒ 対象に直接「食べさせる」行為そのものを指すイメージ。

eat(自分が食べる)
「I eat an apple every morning.」
⇒「私は毎朝リンゴを食べる。」
⇒ 自分自身が食べ物を摂取するイメージ。

provide(用意して提供する)
「The hotel provides guests with free breakfast.」
⇒「そのホテルは宿泊客に無料の朝食を提供する。」
⇒ 直接口に運ぶわけではなく、サービスとして食事を整えて差し出すイメージ。

 

関連語②:「育てる・養う」を意味する単語 ”raise / support” との違い

 
コダック
せっかく”feed”の持つ「養う」という意味についても、類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”feed”の類義語
⇒「育てる・養う」の意味を持つ単語”raise / support”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

feed ⇒「食べ物を与えて飢えさせないようにする」=食いぶちを賄う
raise ⇒「子供やペットを一人前に大きく育てる」=(上に)育てる
support ⇒「経済的・精神的に後ろから支える」=扶養する・支持する

といったイメージです。

 

例文で見る!”feed / raise / support”のイメージの違い

feed(食費を賄う・食べさせる)
「It’s hard to feed a large family.」
⇒「大家族を養うのは大変だ。」
⇒ 食料を供給して生存を維持させるイメージ。

raise(しつけや教育をして育てる)
「They raised three children.」
⇒「彼らは3人の子供を育て上げた。」
⇒ 立派な大人へ成長するように育むイメージ。

support(経済的に援助する・支える)
「He supports his family by working two jobs.」
⇒「彼は仕事を2つ掛け持ちして家族を養っている(支えている)。」
⇒ 生計全般(家賃や学費など)を後ろからバックアップするイメージ。

 

”feed”の語源は「food(食べ物)」。母音が変化して動詞になった!

 

”feed”の語源についても確認していきましょう。

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”feed”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded before 950; Middle English feden, Old English fedan; cognate with Gothic fodjan, Old Saxon fodian. See food

日本語訳:950年より前に初めて記録された。中期英語 feden、古英語 fedan。ゴート語 fodjan、古サクソン語 fodian と同系。food(食べ物)を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からも分かるように、歴史的に見ても **”feed” は “food”(食べ物)と全く同じ根っこ(語源)**を持っています。

 

”feed”の語源(起源~発祥まで)
● ゲルマン祖語(「食べ物」や「育てる」を意味する共通の根っこ)

● 古英語:foda(食べ物=現在の food)/ fedan(食べ物を与える=現在の feed

● 中期英語:feden(現代の形に近づく)

 

 
コダック
歴史の中で「food(食べ物)」という名詞の母音(o)が変化して「feed(食べさせる)」という動詞になった、と考えると一発で覚えられますね!

ちなみにfeedの過去形・過去分詞形である「fed(エサを与えられた)」や、食べ物を与えられて丸々太った状態を意味する「well-fed(肥え太った)」なども同じ仲間です。

 

”feed”の意味と語法・覚え方のまとめ

 

以下、”feed”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。

【feedのまとめ】
● ”feed”は「food(食べ物)」と語源を同じくする、食の供給を表す単語。
● コアイメージは「対象に食べ物を与える、養う」。
● 意味は「エサをやる、食べ物を与える」「(家族などを)養う」。

【語法・文法の超重要ポイント】
● feed A on B(AにBを与える)
● feed B to A(BをAに与える)
● feed on 〜(〜を主食にする)

 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」