「in-(中に)」+「form(形づくる)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「相手の心の中に形をつくる」がコアイメージで、“inform“=「通知する、知らせる」「(心や特徴などを)形づくる・満たす」の意味を持ちますよ!
”inform”の意味と使い方!コアイメージは「心の中に形をつくる」
”inform(発音:infɔ́ːrm / インフォーム【動詞】)”は「通知する、知らせる」「(情報や特徴で)満たす、形づくる」の意味を持つ単語です。
「in-(中に)」+「form(形づくる)」のパーツで構成されている単語で、「相手の心の中に(知識・情報の)形をつくる」がコアイメージです。
そこから、事実や情報を公式に「通知する・知らせる」ことや、思想などが全体を「満たす・活気づける」ことを表すのが”inform”なわけですね!
”inform”は「ただ単におしゃべりして伝える」というよりは、「正確な情報・知識を相手にインプットする」という、ビジネスや公式なシーンにぴったりのフォーマルな動詞です。
「相手が知らなかった事実や決定事項を、明確に伝えること」がinformなんです。
【超重要】”inform”の文法・語法!「人を直後に置く」のが絶対ルール

ここで確実にマスターしておきましょう!
1. 原則:informの直後には「人」を置く
”inform”の直後には、原則として「通知を受ける『人』」がやってきます。
「〜(ニュース・事柄)を知らせる」と言いたいからといって、❌ inform the news のように後ろに直接「物・事柄」を置くことはできません。
① inform + 人 + of + 事柄 (人に事柄を知らせる)
② inform + 人 + that + 主語 + 動詞 (人に〜ということを知らせる)
例文
・Please inform us of any changes in your schedule.
(予定に変更があれば私たちにお知らせください。)・The manager informed the staff of the decision.
(マネージャーはスタッフにその決定を知らせた。)・He informed me that he would be late.
(彼は遅れるだろうということを私に知らせてきた。)・We were informed that the flight had been canceled.
(私たちは飛行機が欠航になったと知らされた。※受動態の形)※参考・一部例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
2. 派生語の形容詞 ”informative” は「ためになる」
派生語の形容詞 ”informative(インフォーマティヴ)” も重要単語です。
「情報(form)が中に(in)たっぷり詰まっている」イメージから、「有益な」「ためになる」「情報満載の」という意味になります。
(例:an informative lecture = ためになる講義 / an informative book = 有益な本)
”inform”の関連語:「伝える・知らせる」を意味する単語”tell / notify”との違い

例えば”tell”や”notify”なども「伝える」を意味する単語ですが、ニュアンスが異なります。
⇒「伝える・知らせる」の意味を持つ単語”tell / notify”
イメージの違いとしては
inform ⇒「正確な情報・知識を相手にインプットする」=正式に知らせる(ビジネス・公式)
tell ⇒「言葉で直接メッセージを渡す」=(日常的に)言う、教える
notify ⇒「公的なルールに基づいて事務的に告知する」=公式に通告・通知する
といった感じです!実際の例文で見てみましょう。
● inform the client of the cost
「(見積書などを交えて正確に)クライアントに費用を知らせる」
⇒ ビジネスやフォーマルな場で、相手に必要な情報を正しく伝えるイメージ。
● tell a friend the way to the station
「(口頭でヒラリと)友達に駅への道を教えてあげる」
⇒ 日常会話で、言葉を使ってダイレクトに中身を伝えるイメージ。
● notify the winner by email
「(当選者に対して規約通りに)メールで公式に通知する」
⇒ 事務手続きや公式な手続きとして、通知書やメールでカチッと知らせるイメージ。
”inform”の語源はラテン語「infōrmāre」 意味は「形づくる、心に描く」

”inform”の語源についても、確認していきましょう。
”inform”の語源はラテン語の「infōrmāre(形づくる、心に描く)」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”inform”の起源について、下記の記載があります。
Origin of inform1
First recorded in 1350–1400; Middle English enfo(u)rmen, informen, from Old French enfo(u)rmer, from Latin infōrmāre “to form, shape,” equivalent to in- in + fōrmāre “to form”Origin of inform2
First recorded in 1545–55; from Latin informis “formless, deformed,” equivalent to in- in + -formis -form日本語訳:
【語源1】1350〜1400年に初記録。古期フランス語の enfo(u)rmer、ラテン語の infōrmāre(形づくる、形にする)に由来し、in-(中に)+ fōrmāre(形づくる)と同等。
【語源2】1545〜55年に初記録。ラテン語の informis(形のない、見苦しい)に由来し、in-(否定の不〜)+ -formis(形)と同等。※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、現在の「知らせる」という意味で使われる “inform” は【語源1】の「中に形をつくる」という言葉から発祥している模様です。
● ラテン語:infōrmāre(物質や心の中に一定の『形を与える』)
↓
● 古期フランス語:enfo(u)rmer(教え込む、心に形をつくる)
↓
● 現代英語:inform(人の頭の中に情報の形を与える = 知らせる)
ちなみに【語源2】の「形のない(informis)」というルーツは、現代英語の “informal(非公式な・形式ばらない)” や “deformed(変形した)” といった別の単語にそのエッセンスが引き継がれています。
構成パーツで覚える”inform” 「in-」+「form」

ここからは構成パーツの面から”inform”について覚えていきましょう。
”inform”の構成パーツは「in-(中に)」+「form(形づくる)」の2パーツです。
各パーツについて紹介していきます。
“in-“は「中に、内へ」を意味するパーツ
”in-”は「中に、内へ」を意味するパーツです。(※単語によっては否定の「不〜」になることもあります)
物事の内部を見抜くこと(=「洞察力」「見識」)を表しています。
その他に inspect(中に-目を向ける=検査する) や、include(内側に-閉じ込める=含める) 等も”in-”を使用する代表的な単語です。
”form”は「形づくる、形」を意味するパーツ
”form”は「形づくる、形」を意味するパーツです。
もう一度作り直すこと(=「改革する」「改善する」)を表しています。
その他の”form”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
● conform (共に-形を合わせる = 従う、順応する)
● transform (越えて-形を変える = 変形させる)
”inform”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”inform”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。
● ”inform”は「in-(中に)」+「form(形づくる)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「相手の心の中に情報の形をつくる」。
● 意味は「通知する、知らせる」「満たす」。ビジネスなどのフォーマルな場で活躍する。
【語法・文法の超重要ポイント】
● 直後には必ず「通知する相手(人)」を置くこと!
● ”inform 人 of 事柄” または “inform 人 that 主語+動詞” が超定番のカタチ!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
