「hopian(期待する・信頼する)」という古期英語のパーツ(語源)から成り立っている単語です。
「期待で胸を弾ませる」がコアイメージで、“hope“=「〜を望む、期待する」「希望、見込み」の意味を持ちますよ!
”hope”の意味と使い方 コアイメージは「期待で胸を弾ませる」
”hope(発音:hóup/ホープ【動詞・名詞】)”は「〜を望む、期待する」「希望、見込み」の意味を持つ単語です。
古期英語の「hopian(期待する)」に由来する単語で、「期待で胸を弾ませる」がコアイメージです。
こういった前向きな感情(=「期待で胸を弾ませる」)から、可能性を信じて”〜を望む・希望する”という意味になるわけですね!
”hope”は「実現する可能性が十分にあること」を望むイメージが強いです。
このように”hope”で表現するものは、「実現可能なポジティブな未来」が多いです。
逆に、実現する可能性が極めて低いことや、事実とは異なる妄想的な「〜だったらいいのになぁ」などは後述する”wish”を使用します。
例文
・I hope it will be sunny tomorrow.
(明日晴れるといいな。[晴れることを望む])
・We live in hope of a better future.
(私たちはより良い未来が来るという希望を持って生きている。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”hope”の関連語①:「望む・願う」を意味する単語”wish/want”
例えば”wish”や”want”なども「望む」を意味する単語ですよ!
⇒「望む」の意味を持つ単語”wish/want”
イメージの違いとしては
hope ⇒「実現可能な未来」=(可能性のあることを)望む
wish ⇒「実現不可能な妄想・魔法」=(仮定法を伴うような)不可能な願い
want ⇒「個人的な強い欲求」=(〜が欲しいという)ストレートな欲しがり
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
●hope to see you again
「(また会う機会が普通にある前提で)またお会いできるのを望みます」
⇒ 実現確率が十分に高い、前向きな期待のイメージ
●wish I could fly
「(実際には飛べないけれど)空を飛べたらいいのになぁ」
⇒ 現実とは異なることや、魔法のような奇跡を夢見るイメージ
●want to eat pizza
「(自分が今どうしても)ピザを食べたい!」
⇒ 実現性というより、自分の内側から湧き出る強い主観的欲求のイメージ
”hope”の関連語②:「期待・予測」を意味する単語”expect/anticipate”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「期待・予測」の意味を持つ単語”expect/anticipate”
それぞれの表現の違いとしては
hope ⇒「感情的な願い」=(こうなってほしいと)望む
expect ⇒「客観的な確信」=(当然そうなるだろうと)予期する
anticipate ⇒「事前の準備を伴う予測」=(先を見越して)見込む・楽しみに待つ
といったイメージです。
●hope for success
「(成功してほしいと心から)成功を望む」
⇒ 感情的に「こうなってほしい」と祈るようなイメージ
●expect a rain
「(天気予報や雨雲を見て、十中八九そうなるだろうと)雨を予期する」
⇒ 感情の有無に関わらず、確率的に「そうなる確率が高い」と確信するイメージ
●anticipate changes
「(変化が起こることを見越して、事前に対策を立てるように)変化を予測する」
⇒ 未来を予測し、それに対して自分の行動や心の準備を前に進めるイメージ
”hope”の語源は900年以前 意味は「期待・信頼」

”hope”の語源についても、確認していきましょう。
”hope”の起源は900年より以前(Old English)”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”hope”の起源について、下記の記載があります。
Origin of hope
First recorded before 900; (noun) Middle English; Old English hopa; cognate with Dutch hoop, German Hoffe; (verb) Middle English hopen, Old English hopian日本語訳:900年以前に初めて記録された。(名詞形は)中期英語、古期英語の「hopa」に由来し、オランダ語の「hoop」、ドイツ語の「Hoffe」と同語源である。(動詞形は)中期英語の「hopen」、古期英語の「hopian」に由来する。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”hope”はゲルマン共通の古い言葉から発祥している模様。
●古期英語(Old English)の「hopian(動詞:期待する)」「hopa(名詞:希望)」
↓
●中期英語(Middle English)の「hopen / hopen」へ変化
↓
●現代英語の「hope」へ定着(オランダ語のhoopやドイツ語のhoffenとも親戚)
ちなみに「hopian」系統の言葉は、「信頼する」や「前を向いて飛び跳ねる(hopの関連)」といったニュアンスも含んでいると言われています。
構成パーツ(文法ルール)で覚える”hope” 「hope + That節」と「hope to do」

ここからは構成パーツや文法の面から”hope”について覚えていきましょう
”hope”はシンプルな単語なので接頭辞などの分割はできませんが、代わりに**「後ろにどんなパーツ(文法)をくっつけるか」**が非常に重要な単語です!
つぎから各パーツ(重要構文)について紹介していきます。
“hope to do”は「~することを望む」を意味するパーツ
”hope to do”は主語本人が「(自分が)〜したいと望む」を意味するパーツです。
「また会いたいな(=自分自身の未来の行動を期待する)」を表しています。
その他に hope to travel(旅行したいと望む)や、hope to find(見つけたいと願う)等も”to do”を使用する形です。
”hope (that) S + V”は「SがVすることを望む」を意味するパーツ
”hope that節”は「(自分以外の誰かや状況が)〜であってほしい」を意味するパーツです。
「気に入ってくれるといいな(=相手や状況がそうなることを期待する)」を表しています。
その他の”hope”の文法上の大原則についても、借用して下記で紹介していきます。実はwishやwantと違って**「hope A to do」という形は取れない**という超重要ルールがあります!
⇒ 〇 I hope (that) you will pass. とthat節を使って表現するのが大原則です。
”hope for + 名詞”は「〜を求めて望む」を意味するパーツ
”hope for”は「具体的な物や結果」を意味するパーツです。
「平和を願う(=対象に向かってポジティブな思いを向ける)」を表しています。
その他に hope for the best(最善を尽くして吉報を待つ)や、hope for a chance(チャンスを掴みたいと願う)等も”for”を使用する定番フレーズです。
”hope”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”hope”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「期待で胸を弾ませる」
⇒”hope”=「実現可能性のあるポジティブな未来を望む」意味
●語法・文法のポイント ⇒「hope A to do」の形は取れない!「hope to do」か「hope that節」を使うのが鉄則。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
