ゲルマン語や古ノルド語(getと同源)を由来に持ち、「確かな証拠がない中で、推測する・言い当てる」というイメージで構成されている単語です。
「不確かな中での推測」がコアイメージで、“guess“=「〜を推測する、言い当てる」「〜だと思う(確信度は低め)」の意味を持ちますよ!
英単語”guess”の意味と使い方!コアイメージは「不確かな中での推測」
”guess(発音:gés / ゲス【動詞・名詞】)”は「〜を推測する、言い当てる」「〜だと思う」の意味を持つ単語です。
明確な根拠や証拠がない状態で、直感や部分的な情報から答えを導き出そうとする「不確かな中での推測」がコアイメージです。
日常会話でカジュアルに「(たぶん)〜だと思うよ」と言うこと=”guess”なわけですね!
”guess”は「根拠が薄い・勘に頼る」というイメージが強いです。
「勘や直感に基づいた推測」が”guess”なんですね。
逆にしっかりしたデータに基づくことや、専門家による計算など「客観的な予測」を表したい場合は、後述する”predict”や”estimate”を使用します。
例文
・Can you guess how old he is?
(彼が何歳か推測できますか[当てられますか]?)・I guess (that) we will arrive on time.
(私たちは時間通りに到着すると思います[なんとなくそう思う・たぶんね]。)・If I had to guess, I’d say he is around 30.
(あえて推測するなら、彼は30歳くらいかな。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”guess”の関連語①:「推測・予測する」を意味する”predict / estimate”との違い

まずは「推測する、予測する、見積もる」を意味する”predict”や”estimate”との違いです。
⇒「推測・予測」の意味を持つ単語”predict / estimate”
イメージの違いとしては
guess ⇒「証拠なしの直感」=当てずっぽうで推測する
predict ⇒「データや根拠に基づく予知」=(前もって)予測・予言する
estimate ⇒「専門知識による計算」=(数値や価値を)見積もる
といった感じです!実際の例文を見てみましょう。
● guess(勘・直感)
I just guessed the answer.
(ただ当てずっぽうで答えを推測した。)
⇒ 証拠はないけれど、ひらめきや勘で答えを選ぶイメージ
● predict(データに基づく予測)
Experts predict that the economy will recover next year.
(専門家は来年経済が回復すると予測している。)
⇒ 事前のデータや兆候から、未来の出来事を論理的に予測するイメージ
● estimate(数値の計算・見積もり)
We estimated the cost of the repair at $500.
(私たちは修理費用を500ドルと見積もった。)
⇒ 専門的な視点から、数量や金額を計算して弾き出すイメージ
”guess”の関連語②:「〜と思う」を意味する”think / suppose”との違い

日本人がよく使う”think”との違いをハッキリさせておきましょう!
⇒「思う」の意味を持つ単語”think / suppose”
それぞれの表現の違いとしては
think ⇒「頭でじっくり考える」=最も一般的で確信度も中〜高
suppose ⇒「前提条件から仮定する」=知識や状況から一歩引いて考える
guess ⇒「単なる勘・なんとなく」=確信度は一番低い(主に口語)
といったイメージです。
● think
I think it will rain tomorrow.
(明日は雨が降ると思う。)
⇒ 自分の頭の中でそう考えている、最も一般的でストレートな「思う」
● suppose
I suppose it will rain, looking at those dark clouds.
(あの暗い雲を見ると、雨が降るんじゃないかな。)
⇒ 「今の状況から判断すると〜」という前提をふまえた大人しい「思う」
● guess
I guess it will rain.
(雨が降るんじゃないかな / たぶん降ると思うよ)
⇒ 深い根拠はない直感。日常会話で「〜かなぁ」とカジュアルに言うときの「思う」
日常会話で大活躍!”guess”を使った頻出フレーズ・語法

”guess”は日常英会話において、ネイティブが毎日のように使う超頻出単語です。
ここでは絶対に覚えておきたい定番フレーズを紹介します。
絶対に外せない会話の切り出し! ”Guess what?”
会話の冒頭で使うことで、相手の注意を引く「ねえ、ちょっと聞いてよ!」「なんだと思う?」という意味を表しています。
これから驚くようなニュースや嬉しい報告を切り出すときの必須表現です。
A:Guess what? I got a new job!
(ねえ聞いて!新しい仕事が決まったの!)
B:Really? That’s great!
(本当?それはすごいね!)
あいづちの定番! ”I guess so.”(そう思う・たぶんね)
相手の言ったことに対して「そうだね」「たぶんね」と同意するときに使います。
ただし、”I think so.”よりも確信度が低いため、「まあ、そうなんじゃない(少し気乗りしない・自信がない)」というニュアンスを含むこともあります。
A:Are you ready to go?
(行く準備はできた?)
B:I guess so.
(まあね。/ たぶんね。)
”guess”の語源はゲルマン語!「get(手に入れる)」との意外なつながり

最後に、”guess”の語源についても確認していきましょう。
”guess”の語源は中期英語のgessen、そしてスカンジナビア語や古ノルド語(getと同源)です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”guess”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded in 1300–50; (for the verb) Middle English gessen, perhaps from Scandinavian; compare Swedish, Danish, Norwegian gissa, Middle Low German gissen, Middle Dutch gessen, Old Norse geta; noun derivative of the verb; cf. get日本語訳:1300–50年に初めて記録。動詞としては中期英語の gessen から。おそらくスカンジナビア語源。スウェーデン語・デンマーク語・ノルウェー語の gissa、中世低地ドイツ語の gissen、中世オランダ語の gessen、古ノルド語の geta と比較。名詞は動詞からの派生。cf. get(getを参照)
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”guess”は北欧やゲルマンの古い言葉から発祥している模様です。
● 古ノルド語「geta(手に入れる・推測する)」などのゲルマン系言語
↓
● 中期英語「gessen(推測する)」へ変化
↓
● 現代の英語「guess(確信はないが、推測して答えを手にしようとする)」へ
”guess”も、はっきり見えない暗闇の中で手探りしながら、なんとか正解を「掴み取ろうとする(=推測する)」という同じ根底イメージを持っているんです。
派生語:”guesswork”(当てずっぽう・勘に頼った仕事)
”guess”に「work(行為・仕事)」がくっついた複合語です。
データに基づかない作業、つまり「あて推量・勘に頼った仕事」を表します。
It was pure guesswork.
(それは完全な当てずっぽうだった。)
”guess”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”guess”の意味と覚え方についてのまとめです。
● ”guess”は北欧語・ゲルマン語由来で、「get(手に入れる)」とも親戚関係にある単語。
● コアイメージは「不確かな中での推測(なんとか正解を掴み取ろうとする)」。
● 意味は「〜を推測する、言い当てる」「〜だと思う」。
【語法・使い方ポイント】
● ”think”よりも確信度が低く、「根拠はないけどなんとなく〜かな」というカジュアルなニュアンス。
● 「I guess so.(まあ、そう思うよ)」や「Guess what?(ねえ聞いてよ!)」など、日常会話の定番フレーズとして大活躍する!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
