「every(どの〜もみな)」+「one(1つの人)」の2パーツで構成されている単語です。
「どの1人を切り取ってもみな」がコアイメージで、“everyone”=「全員」「みな」の意味を持ちますよ!
”everyone”の意味と使い方 コアイメージは「どの1人を切り取ってもみな」
”everyone(発音:évriwʌ̀n/エヴリワン【代名詞】)”は「全員」「みな」の意味を持つ単語です。
「every(どの〜もみな)」+「one(1つの人・もの)」の2パーツで構成されている単語で、「どの1人を切り取ってもみな」がコアイメージです。
「例外なく、その場にいる1人ひとりの全員」=「全員・みな」なわけですね!
・Good morning, everyone.
(みなさん、おはようございます。)
※プレゼンや会議の冒頭の定番フレーズです。
・Thank you everyone for coming today.
(みなさん、本日はお越しいただきありがとうございます。)
・Is everyone ready?
(みんな準備はいい?)
・Everyone has their own opinions.
(誰もがそれぞれの意見を持っている[十人十色だ]。)
”everyone”の文法・語法 絶対に間違えられない2つのルール

”everyone”を使う上で、テストやビジネスで最も狙われる重要なルールが2つあります。
ルール①:意味は「全員(複数)」だけど、動詞は「単数扱い」!
意味としては「みんな(複数)」ですが、コアイメージの通り「**どの1人(one)を切り取っても**」という意識が働くため、主語にするときは**必ず単数扱い**になります。
そのため、be動詞は「are」ではなく「**is**」、have動詞は「have」ではなく「**has**」を使い、一般動詞には三単現の「**s**」がつきます。
❌ Everyone are happy.
⭕ Everyone is happy.(みんな幸せだ。)
❌ Everyone know the secret.
⭕ Everyone knows the secret.(全員がその秘密を知っている。)
ルール②:後から代名詞で受ける時は「they(複数)」を使う!
『Everyone has their own opinions.(誰もがそれぞれの意見を持っている)』
動詞は単数形の「has」なのに、後ろの代名詞は「their(彼らの)」になっていますよね!これって文法的に間違っているのでは?
実はこれ、大正解の英語なんです。
”everyone”は性別が特定できない集団を指すため、昔は「his or her」としていましたが、現在では言葉の煩雑さを避けるため、単数であっても「they / their / them」で受けるのが一般的なルール(単数形のthey)となっています。TOEIC等の試験でも頻出なので覚えておきましょう!
”everyone”の関連語・類義語との違い

①「everyone / everybody / all」のニュアンスの違い
everybody⇒「1人ひとりというより、集団の「塊(body)」としてのみんな。口語的でカジュアル」=塊としてのみんな
all⇒「個々の区別をせず、文字通り全体を大きな1つの袋に丸ごと放り込んだ「すべて」」=丸ごと全部(※複数扱い)
特に all は文法的に複数扱い(All of them are… など)になるので要注意です。実際の会話のニュアンスの違いを確認してみましょう。
●Welcome, everyone.
「みなさん、ようこそ」
⇒ スピーチやビジネスメールなど、丁寧かつ出席者1人ひとりを歓迎するイメージ
●Hey, everybody! Look at this!
「なァみんな!これ見てよ!」
⇒ 友達同士の集まりなどで、その場にいる仲間たちをごそっとまとめて呼ぶカジュアルなイメージ
●All of my friends came to the party.
「私の友達は全員パーティーに来た」
⇒ 友達というグループ全員を、カメラを引いて「丸ごと全体(100%)」として捉えているイメージ
②「everyone」と「every one(スペースあり)」の違い
実は、everyone をスペースで区切って ”every one” と書くことがあります。これらには明確な違いがあります。
- everyone(1語): 「すべての人・みんな」を指します。人に対してのみ使われます。
- every one(2語): 「(それぞれの)どれもみな、一つ残らず」を指します。人だけでなく物に対しても使われます。後ろに「of 〜」を伴うことが多いです。
【例文】
・I ate every one of the apples.(私はそのリンゴを一つ残らずすべて食べた。)
”everyone”の語源は中期英語「everichon」 意味は「すべての、1つの」

”everyone”の語源についても、確認していきましょう。
”everyone”の語源は中期英語の「everichon」”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”everyone”の起源について、下記の記載があります。
Origin of everyone
First recorded in 1175–1225, everyone is from the Middle English word everichon. See every, one日本語訳:1175〜1225年に初めて記録された everyone は、中期英語の everichon に由来する。every, one を参照。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”everyone”は12世紀から13世紀(鎌倉時代初期のころ)の中期英語の時代には、すでに「すべての1人(everichon)」として、今の形に近い形で人々の中で使われ始めていた模様です。
古期英語:æfre(常に)+ ælc(それぞれの)が結びついて every の原型に
↓
中期英語(1175–1225年頃):「everichon(every + one の当時の形)」として初めて記録される
↓
近代英語:現在の「everyone(どの1人を切り取ってもみな=全員)」として完全に定着
もともと別々だった「いつも・常に(ever)」と「それぞれの(each)」と「1人(one)」が長い時間をかけてギュッと結びついてできた言葉なんです。
構成パーツで覚える”everyone” 「every」+「one」

ここからは構成パーツの面から”everyone”について覚えていきましょう。
”everyone”の構成パーツは「every(どの〜もみな)」+「one(1つの人・もの)」の2パーツです。
“every”は「どの〜もみな、例外なくすべて」を意味するパーツ
”every”は「どの〜もみな(残らずすべて)」を意味するパーツです。
「いたる所に、どこにでも」を表しています。
その他に everyday(どの1日もみな=毎日の、日常の)等も”every”を使用する単語です。
”one”は「1つの人、1つのもの、単一の」を意味するパーツ
”one”は単なる数字の1だけでなく、「1人の人」や「1つのもの」を身代わりになって表すパーツです。
はっきり特定できないけれど存在するある1人の人=「誰か、ある人」を表しています。
その他の”one”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
・no one(no[ゼロの]+ one[人]=誰も〜ない ※everyoneの完全な真逆ですね!)
”everyone”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”everyone”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「どの1人を切り取ってもみな(例外のない全員)」
⇒”everyone”=「全員」「みな」の意味
●語法・文法のポイント
⇒意味は複数でも、動詞は「単数扱い(is/has/三単現のs)」になるのが最大の注意点!
⇒後から代名詞で受ける時は「they / their / them」を使う!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
