「essentia(l)(本質・存在)」+「-ly(〜のように)」のパーツで構成されている単語です。
「物の最も根本にある『存在そのもの』に関わる状態で」がコアイメージで、“essentially“=「本質的に」「本来は・基本的には」の意味を持ちますよ!
”essentially”の意味とコアイメージは「存在そのものに関わる状態で」
”essentially(発音:isénʃəli / イセンシャリィ【副詞】)”は「本質的に」「本来は・基本的には」の意味を持つ単語です。
「essentia(l)(本質・存在)」+「-ly(〜のように)」のパーツで構成されており、「存在そのものに関わる状態で」がコアイメージになります。
細かい部分をそぎ落とした一番コアな部分を指して「本質的に」ということや、「中身を突き詰めれば本来はこうだ」と説明するのが”essentially”なわけですね!
例文
・The two plans are essentially the same.
(その2つの計画は本質的に[基本的には]同じものだ。)・What he is saying is essentially true.
(彼の言っていることは、根本的には正しい。)・The new system is essentially a modified version of the old one.
(新しいシステムは、基本的には古いシステムの改良版だ。)※一部例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”essentially”の頻出フレーズ・使い方

会話やビジネスシーンでもよく使われる”essentially”の決まった言い回し(頻出フレーズ)を覚えておくと、さらに表現の幅が広がります。
● essentially the same(基本的には同じ)
「This smartphone and that one are essentially the same.」
(このスマホとあのスマホは、基本的には同じだ。)
● essentially identical(本質的に同一の・まったく同じ)
「The two products are essentially identical in quality.」
(その2つの製品は、品質において本質的に同じだ。)
● essentially zero(実質ゼロ・ほぼゼロ)
「The risk of failure is essentially zero.」
(失敗のリスクは実質ゼロに等しい。)
”essentially”の関連語:”basically / fundamentally”との違い

「基本的には、根本的に」を意味する類義語、”basically”や”fundamentally”とのニュアンスの違いを確認しましょう。
⇒「基本・根本」の意味を持つ単語”basically / fundamentally”
イメージの違いとしては
essentially ⇒「最も重要な核となる部分に注目して」=本質的に、本来は
basically ⇒「土台(base)となる大まかな前提として」=基本的には、だいたい
fundamentally ⇒「建物の基礎(foundation)からひっくり返すほど」=根本的に、全く
といった感じです!
● essentially different
「(外見は似ているが、目的や作られた意図が)本質的に異なる」
⇒ 物事の「最も重要な核」が別物であるというイメージ
● basically finished
「(細かい修正はあるが、大枠の土台は)基本的に終わっている」
⇒ 会話でよく使われる、大ざっぱに言って「だいたい」というイメージ。essentiallyよりも少しカジュアルな響きがあります。
● fundamentally wrong
「(一部の計算ミスではなく、前提の公式から)根本的に間違っている」
⇒ 土台や基礎からすべてがひっくり返るような、強い否定のイメージ
”essentially”の文法・語法:置く位置と部分否定(not)

”essentially”を実際の文章で使う際の、大切なルールについても確認しておきましょう。
副詞”essentially”を置く場所
副詞である”essentially”は、文章のどこに置くかで迷いやすいですが、「文頭」「be動詞の後」「一般動詞の前」に置かれるのが基本です。
・Essentially, we are saying the same thing.
(基本的には、私たちは同じことを言っている。)
② be動詞の後ろ
・The project is essentially complete.
(そのプロジェクトは実質的に完了している。)
③ 一般動詞の前
・It essentially means that we have to start over.
(それは本質的に、私たちが最初からやり直さなければならないことを意味する。)
「not」と組み合わせる部分否定
また、否定の「not」と一緒に使うときは、「すべてが本質的というわけではない」という部分否定のニュアンスになるため、訳すときに注意が必要です。
”essentially”の語源はラテン語のessentia

”essentially”の語源についても、確認していきましょう。
”essentially”の語源は「essential(本質的な)」に副詞を作る「-ly」がくっついたもの”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”essentially”の起源について、下記の記載があります。
Origin of essentially
essential + -ly日本語訳:essential(本質的な) + -ly(〜のように:副詞にするパーツ)
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”essentially”はまず核となる形容詞の「essential」があり、それが行動や状態を表す形に変化して発祥している模様。
● ラテン語:esse(存在する、生きる)
↓
● 抽象名詞:essentia(存在すること、本質)
↓
● 形容詞化:essential(本質的な、最も重要な)に、副詞化の「-ly」が合流して「essentially」へ
構成パーツで覚える”essentially” 「essentia(l)」+「-ly」

ここからは構成パーツの面から”essentially”について覚えていきましょう
”essentially”の構成パーツは「essentia(l)(本質・存在)」+「-ly(〜のように)」のパーツです。
“essentia(l)”は「本質・存在」を意味するパーツ
”essentia(l)”は「本質・存在」を意味するパーツです。
物事の一番大事な中心の要素(=「本質・エキス」)を表しています。
その他に、元々の動詞の形を残した interest(関心を持たせる:inter-[間に]+esse[存在する])等も同じ「存在」のルーツを持つ単語です。
”-ly”は「〜のように・〜の状態で」を意味するパーツ
”-ly”は形容詞の後ろについて「〜のように・〜の状態で」という副詞を作るパーツです。
頭の中の想像ではなく現実の状態で(=「実際に、実は」)を表しています。
その他の”-ly”を使用する主要な副詞についても、下記で紹介していきます。
”essentially”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”essentially”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「物の最も根本にある『存在そのもの』に関わる状態で」
⇒”essentially”=「本質的に」「本来は・基本的には」の意味
● 語法・文法のポイント ⇒文頭、be動詞の後ろや一般動詞の前に置く。notとセットになると「すべてが本質的というわけではない」という部分否定になる。
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