equipment バイキングの船の旅支度一式のイメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「equipment」の意味と使い方・覚え方・文法解説【必要なものが、過不足なく揃っている状態】

 
コダック
今日の英語表現は”equipment”

「equip(旅支度をする・備えつける)」+「-ment(〜のこと・状態にする)」のパーツで構成されている単語です。

「必要なものが、過不足なく揃っている状態」がコアイメージで、“equipment”=「設備」「備品」「機器」の意味を持ちますよ!

 

”equipment”の意味と使い方 コアイメージは「準備完了のセット」

equipment バイキングの船の旅支度一式のイメージ図

”equipment(発音:ikwípmənt(イクウィップメント))”は「設備」「備品」「機器」の意味を持つ単語です。

動詞の「equip(備えつける)」に、名詞化するパーツ「-ment」が組み合わさった単語で、「特定の目的のために必要なものが、過不足なく揃っている状態」がコアイメージです。

 

 
コダック
特定の活動(オフィスワーク、工場、キャンプ、スポーツなど)を始めるために、

必要な道具や機器が一通り「セットとして用意されている状態」のこと=”equipment”なわけですね!

 

”equipment”は「バラバラの道具」ではなく、「ある目的のためのまとまった一式」というイメージが強いのが特徴です。

 

 
まとまった一式??単数形とか複数形はどうなるの?
 
コダック
実はここが最大の注意点です!
equipmentは「必要なものが揃ったグループ全体(概念)」を指すため、数えられない名詞(不可算名詞)になります。絶対に入試やTOEICで狙われるポイントですよ!

 

例えば、机や椅子などをひとまとめにして「家具(furniture)」と呼ぶのと同じように、”equipment”も全体をひとまとめにした呼び方(集合名詞)です。

そのため、どんなにたくさんの機械や道具があっても、複数形の「equipments」にしたり、前に「an」をつけたりすることはできません。個別に数えたいときは「a piece of equipment(1つの備品)」のように表現します。

日本語の「設備」「道具」の感覚につられないように、間違えやすいポイントを整理しておきましょう!

❌ an equipment / equipments(形として存在しない)
⭕️ some equipment / a lot of equipment(複数あると言いたい時もそのまま)
⭕️ a piece of equipment(「1つの備品」と数えたい時)

 

例文

The office is equipped with modern office equipment.
(そのオフィスには近代的な事務設備が備わっている。)

We need to buy some new camping equipment.
(私たちは新しいキャンプ用品をいくらか買う必要がある。)
※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

💡 動詞 「equip A with B」 の形もセットで覚えよう!

動詞形である equip は、「equip + A(人・場所) + with + B(物)」 の形でよく使われます。「AにB(必要なもの)を備えつける」という意味になります。これの受動態が、例文でも出てきた 「be equipped with 〜(〜が備わっている)」 です!セットで覚えておきましょう。

 

”equipment”の関連語①:「道具・装置」を意味する単語”device / instrument / tool”

 
コダック
せっかく”equipment”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ「道具」関連の単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”device”や”instrument”、”tool”なども「道具・装置」を意味する単語ですよ!

 

”equipment”の類義語・関連語
⇒「道具・装置」の意味を持つ単語”device / instrument / tool”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

equipment ⇒「設備一式」=目的のためのセット(不可算)
device ⇒「特定の装置」=電子機器など工夫された機械(可算)
instrument ⇒「精密器具」=医療・測定・楽器などのデリケートな道具(可算)
tool ⇒「手工具」=ハンマーなど手で持って使う簡単な道具(可算)

といった感じです!

 
ニュアンスの差は分かったけど、実際のシチュエーションだとどう使い分けるの?
 
コダック
そうですね!今回は「お医者さんの手術室」を想像してみると、この4つの違いが一発でスッキリ分かりますよ!

 

シチュエーション(手術室)で見る!道具を表す単語のイメージの違い

equipment
「手術室にあるベッド、照明、モニターなども含めた設備一式
⇒ 手術という目的のために整えられた空間全体のイメージ

device
「心拍数を測るための特殊な電子装置
⇒ 特殊な目的のために設計・工夫された機械のイメージ

instrument
「医師が手元で使うメスやピンセットなどの精密な医療器具
⇒ 専門的で精密なコントロールが必要な道具のイメージ(楽器:musical instrumentもこれ!)

tool
「ベッドのネジを締めるためのドライバーやレンチ
⇒ 手で持って作業を行う、比較的単純な工具のイメージ

 

”equipment”の語源は「バイキングの船の旅支度」!? コアイメージの由来を探る

”equipment”の語源についても、確認していきましょう。

”equipment”の歴史をたどると、大昔の「バイキングたちの航海」に行き着きます。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”equipment”およびその土台である”equip”の起源について下記の記載があります。

Origin of equipment
First recorded in 1710–20; equip + -ment

Origin of equip
First recorded in 1515–25; from Middle French equiper, Old French esquiper “to fit out, equip,” probably from Old Norse skipa “to put in order, arrange, man (a ship)”

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かるように、”equipment”のもとになった動詞”equip”は、バイキングの言葉(古ノルド語)の「skipa(船を整える、人員を配置する)」から発祥しています。
実はこの「skipa」という言葉、英語の「ship(船)」と同じ語源を持っているんですよ!

 

”equipment”の語源(起源~発祥まで)
古ノルド語「skipa」(船をきちんと整える、船員を配置する)※skip(船)と同系統!

古期(中世)フランス語「esquiper」(船に荷物を積み込む、船の装備を整える)

英語「equip」(必要なものを備えつける) + 「-ment」(名詞にするパーツ)

 

 

 
コダック
語源の流れとしては上記のようになります!

過酷な海へと乗り出すために、「船(skip)」に食料や武器、そしてクルーをしっかりと配置して、**「よし、これでいつでも大航海に出発できるぞ!」という万全の状態にすること**が本来の意味だったんです。

「船」という特定の対象への準備から意味が広がり、現代ではオフィスや工場、スポーツなどで「特定の目的のために用意された設備一式」を指すようになりました。厳しい航海に備えるバイキングたちの姿を想像すると、”equipment”が持つ「必要なものがすべて揃っている」というコアイメージがより強く印象に残りますね!

 

 

構成パーツで覚える”equipment” 「equip」+「-ment」

ここからは構成パーツの面から”equipment”について掘り下げていきましょう。

”equipment”を分解すると、「equip(備えつける)」と、「-ment(動作の結果・状態・手段などを表す名詞を作る接尾辞)」の2つのパーツに分かれます。

 

それぞれのパーツが持つ本来のニュアンスを知ることで、単語のイメージがより深く理解できますよ!

 

パーツ①:”equip”は「特定の目的のために必要なものをすべて備える」

”equip”は単に「物を置く」「設置する」というだけでなく、「特定の目的や任務のために、過不足なく準備を整える」というニュアンスを持つ動詞です。

 

 
コダック

語源の「船の旅支度」からも分かるように、「さあ、これで準備万端だ!」という状態にするのが”equip”のコアイメージです。

そして実はこの単語、オフィスに最新システムなどの物理的なモノを備えつけるだけでなく、「知識やスキル」を人に身につけさせる時にもよく使われるんです!

 

【”equip”の応用例:知識やスキルを備えさせる】
● The course is designed to equip students with essential skills.
(そのコースは、生徒に必須のスキルを身につけさせるように設計されている。)

このように、「物理的な設備」から「目に見えない能力」まで、何かを実行するために必要な武器をしっかり揃えてあげるイメージを持っておきましょう。

 

パーツ②:”-ment”は動詞を様々な「名詞」に変化させるパーツ

”-ment”は、動詞の後ろに結びついて名詞を作る代表的な接尾辞(サフィックス)です。ただ名詞にするだけでなく、主に以下の3つの意味合いを持たせる働きがあります。

 

【”-ment”が持つ3つの働き】
動作そのもの(〜すること)
動作の結果や状態(〜された状態・もの)
動作のための手段(〜するための道具)

 

 
コダック

今回の”equipment”は、equip(備えつける)+-ment(結果・手段)が組み合わさることで、「備えつけられたもの = 設備」「備え付けるための道具 = 備品」を表しているわけですね!

 

その他の”-ment”を使用する代表的な単語についても、この法則を知っていると一気に覚えやすくなりますよ。

● **move**(動く) + **-ment** = **movement**(動き・運動)※①動作そのもの
● **agree**(同意する) + **-ment** = **agreement**(同意・契約)※②動作の結果
● **pay**(支払う) + **-ment** = **payment**(支払い・支払金)※②動作の結果や①動作そのもの
● **amuse**(楽しませる) + **-ment** = **amusement**(娯楽・楽しみ)※③動作のための手段・結果

 

”equipment”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”equipment”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”equipment”は「equip(備えつける)」+「-ment(名詞化)」のパーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「必要なものが、過不足なく揃っている状態」
⇒”equipment”=「設備」「備品」「機器」の意味
●語法・文法のポイント ⇒試験最頻出の**不可算名詞(数えられない名詞)**!「an」や「-s」は絶対につけられない。
 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」