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【語源も分かって、忘れない】英単語「encourage」の意味と使い方・覚え方・文法解説【en-(〜にする・中に入れる)+courage(勇気)=心に勇気を注入する】

 

 
コダック
今日の英語表現は”encourage”

「en-(〜にする・中に入れる)」+「courage(勇気)」の2つのパーツで構成されている単語です。

「心に勇気を注入する」がコアイメージで、“encourage“=「励ます、勇気づける」「(人に〜するよう)勧める、促す]の意味を持ちますよ!

 

”encourage”の意味と使い方 コアイメージは「心(勇気)を中に入れる」

 

”encourage(発音:inkə́ːridʒ/インカリッジ【動詞】)”は主に「励ます、勇気づける」「(人に〜するよう)勧める、促す」の意味を持つ単語です。

先ほど紹介した通り、「en-(〜にする・中に入れる)」+「courage(勇気)」のパーツからできており、「相手の心に勇気を注入する」というのが根本にあるコアイメージになります。

 

 
コダック
落ち込んでいる人や、一歩を踏み出せずに迷っている人の心の中(en-)へ、エネルギーとなる「勇気(courage)」をポンと入れてあげるような状態ですね。

そこから、相手の背中を優しく押して「「励ます・勇気づける」」ことや、本人が前向きに行動できるように「「勧める・促す」」という意味に繋がっていくわけです!

 

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”encourage”の絶対に抑えるべき語法と重要な文法解説

 

 
コダック
”encourage”を使いこなす上で、実は「意味」と同じくらい大切なのが後ろに続く言葉のパターン(語法)です!
特によく使われる形が3つあるので、例文と一緒にマスターしちゃいましょう!

 

”encourage”の代表的な3つの語法パターン
encourage + 人 (人を励ます・勇気づける)
encourage + 物・事 (活動や発展などを促進する・奨励する)
encourage + 人 + to do (人に〜するよう勧める・促す)※超重要!

 

パターン①:encourage + 人(〜を励ます、勇気づける)

もっともシンプルな形で、目的語に「励ます対象となる人」が来ます。

例文
・The coach’s words encouraged the whole team.
(監督の言葉がチーム全体を勇気づけた。)
・Whenever I feel down, my friends always encourage me.
(私が落ち込んでいる時はいつでも、友達が私を励ましてくれる。)

 

パターン②:encourage + 物・事(〜を促進する、奨励する)

目的語に「人」ではなく「物や事柄」が来ると、その活動や習慣が盛んになるように「後押しする・促進する・奨励する」という意味になります。ビジネスやニュースでもよく見かける使い方です!

例文
・The government is trying to encourage domestic tourism.
(政府は国内観光を促進しようとしている。)
・Our company encourages open communication in the office.
(我が社はオフィス内でのオープンなコミュニケーションを推奨している。)

 

パターン③:encourage + 人 + to do(人が〜するのを勧める、促す)

受験やビジネス英語で一番狙われやすいのがこの第5文型(SVOC)の形です!「人が〜する行為を、勇気を与えて後押しする」という意味になります。後ろの動詞は必ずto不定詞(to + 動詞の原形)になるのが文法上の大きなポイントです(動名詞ingなどは使えません)。

例文
・My parents encouraged me to study abroad.
(両親は私に留学するよう勧めてくれた[背中を押してくれた]。)
・The doctor encouraged him to exercise regularly.
(医師は彼に、定期的に運動するよう促した。)

 

 
コダック
ちなみに、このパターン③が受動態になった「be encouraged to do(〜することが推奨されている/〜するように促される)」という形も、会社の就業規則やマニュアルなどで本当によく使われますよ!

 

受動態の例文
・Employees are encouraged to take their paid leave.
(従業員は有給休暇を取得することが推奨されている。)

 

”encourage”の関連語①:「励ます」を意味する単語”cheer up / praise”との違い

 
コダック
せっかく”encourage”を覚えるなら、似たような「励ます・褒める」の意味を持つ類義語も一緒に整理して、表現の幅を広げちゃいましょう!
今回は”cheer up”や”praise”とのニュアンスの違いを解説します。

 

”encourage”の類義語①
⇒「励ます・褒める」の意味を持つ表現”cheer up / praise”

 

 
なるほど……。どれもポジティブな言葉だけど、具体的にどう使い分ければいいの?

 

 
コダック

それぞれのコアイメージの違いはこんな感じです!

encourage ⇒「心に勇気を与えることで、次の行動へ向かう元気を引き出す」=(前向きに)励ます、後押しする
cheer up ⇒「落ち込んでいる人のテンションを、元通りの明るい状態に引き上げる」=(元気を出すように)元気づける
praise ⇒「やった行為に対して『素晴らしい!』と高い評価の言葉をかける」=(実績を)褒める、称える

 
なるほど!「これからの行動」を応援するのか、「今の落ち込み」を救うのか、「過去の成果」を褒めるのかで使い分けるんだね。
 
コダック
その通り、バッチリです!
実際の英文で見比べると、その違いがもっとハッキリ分かりますよ!

 

例文で見る!”encourage / cheer up / praise”の違い

encourage の例文(未来への後押し)
She encouraged her son to try the entrance exam again.
「彼女は息子に、入試に再挑戦するよう励ました(自信を持たせて前を向かせた)。」

cheer up の例文(マイナスからゼロへ戻す)
We bought some ice cream to cheer up our crying friend.
「私たちは、泣いている友達を元気づける(機嫌を直してもらう)ためにアイスを買った。」

praise の例文(過去の行動・成果への拍手)
The manager praised the team for their hard work on the project.
「マネージャーは、プロジェクトでの健闘に対してチームを褒めちぎった。」

 

”encourage”の関連語②:「促す・勧める」を意味する単語”promote / urge”との違い

 
コダック
続いて、”encourage”が持つ「行動を後押しする・促す」という側面の類義語についても確認しておきましょう!
ここでのライバルは”promote”と”urge”です。

 

”encourage”の類義語②
⇒「促す・勧める」の意味を持つ単語”promote / urge”

 

 
コダック

こちらの使い分けのイメージは以下のようになります。

encourage ⇒「本人がやりたくなるように、優しく自信を与えて行動を後押しする」=(自発性を)促す、勧める
promote ⇒「仕組みや環境を整えることで、全体の進行や発展を前へと推し進める」=(発展を)促進する
urge ⇒「『早くやりなさい!』と、強いプレッシャーを与えて急き立てる」=(強く)急き立てる、催促する

 

 
”encourage”は優しく後押しするイメージだけど、”urge”はかなり強めにグイグイ迫るニュアンスなんだね!

 

 
コダック
まさにその通りです!心理的なハードルを下げてあげるのが”encourage”、必要性や緊急性を訴えてプレッシャーをかけるのが”urge”ですね。
こちらも例文でニュアンスの差を掴んでしまいましょう!

 

例文で見る!”encourage / promote / urge”の違い

encourage の例文(心理的な後押し)
The company encourages employees to take a vacation.
「会社は社員に休暇取得を促している(『リフレッシュしておいで』と気兼ねなく取れる雰囲気を作っている)。」

promote の例文(仕組みによる流れの加速)
The new policy is designed to promote economic growth.
「新しい政策は、経済の成長を促進するために設計されている。」

urge の例文(緊急のプレッシャー)
The environmental group urged the government to change the policy immediately.
「環境団体は政府に対し、直ちに政策を変更するよう強く迫った[催促した]。」

 

”encourage”の語源はラテン語の「cor(心)」!英語になるまでの歴史を解説

”encourage”の語源について、さらに深く掘り下げて確認していきましょう。

この単語を紐解くカギは、ベースとなっている名詞「courage(勇気)」のさらに奥深く、古いルーツに隠されています。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”encourage”の起源について、下記の記載があります。

Origin of encourage
First recorded in 1400–50; late Middle English encoragen, from Anglo-French, Middle French encorag(i)er; see en- 1 ( def. ), courage ( def. )

日本語訳:1400〜50年に初めて記録された。後期中英語の encoragen から来ており、これはアングロ=フランス語、中期フランス語の encorag(i)er に由来する。en- および courage の項を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かる通り、”encourage”という単語は中世のフランス語「encorag(i)er」から発展し、英語に取り入れられました。

しかし、さらに時代を遡って一番古いルーツをたどると、ラテン語の「cor(心・心臓)」に行き着きます。

 

 
コダック
昔の人は「心(心臓)」に感情や勇気が宿ると考えていたんです!

そのため、ラテン語の「cor(心)」が時を経てフランス語に伝わる中で、「courage(心意気、勇気)」へと意味が発展していきました。

 

その「courage(勇気)」に対して、「中にいれる・〜にする」という意味を持つ接頭辞「en-」が組み合わさることで、現在の”encourage”という単語が完成したわけです。

 

”encourage”の語源(一番古いルーツから現在まで)
①ラテン語「cor(心・心臓)」:感情や勇気の源泉

②古フランス語「corage(心意気、勇気)」

③中期フランス語「encorag(i)er(心・勇気を持たせる)」

④後期中英語「encoragen」を経て、現在の「encourage」へ

 

 

 
コダック
「相手の心(cor)の中に、エネルギーを注ぎ込む(en-)」

語源の歴史を知ると、”encourage”の持つ「前向きに励ます・勇気づける」というコアイメージがさらにしっくり来ますよね!

 

 

構成パーツで覚える”encourage” 「en-」+「courage」

ここからは、単語を細かく分解して、構成パーツの面から”encourage”をさらに深く理解していきましょう!

”encourage”は、「en-(〜にする・中に入れる)」という接頭辞と、「courage(勇気)」という名詞の2つのパーツが組み合わさってできた単語です。

 

それぞれのパーツが持つ役割や、同じパーツを使った仲間の単語を知ると、単語のイメージが立体的になって一気に忘れにくくなりますよ!

 

“en-“は「〜にする(動詞化)」「中に入れる」を意味するパーツ

まずは頭につくパーツ「en-」です。これは名詞や形容詞の前にくっついて、「〜の状態にする(動詞にする)」、または「中に入れる」という強い働きかけのイメージを持たせる役割があります。

 

 
コダック
例えば、”enable”という単語は「en-(〜にする)」+「able(できる)」のパーツで構成されています。

主語が対象を「できる状態にする」という意味から、転じて「(〜することを)可能にする」という意味になるわけですね!

 

「en-」を使う単語は、どれも「その状態へと変化させるエネルギー」を感じるものが多く、日常会話や試験でも非常によく狙われます。いくつか代表的な仲間を見てみましょう。

 

「en-(〜にする)」を使った代表的な単語

enrich (en- + rich【豊かな】)
⇒ 豊かな状態にする = 「〜を豊かにする、価値を高める」

enlarge (en- + large【大きい】)
⇒ 大きい状態にする = 「〜を大きくする、拡大する」

ensure (en- + sure【確実な】)
⇒ 確実な状態にする = 「〜を確実にする、保証する」

 

”courage”は「勇気」を意味するパーツ(語源は「心」)

続いて、後ろのパーツ「courage」です。これは単体でも「勇気」という名詞として使われますが、語源をさらに深く遡ると、ラテン語で「心(heart)」を意味する cor という言葉にたどり着きます。

昔の人にとって、勇気とは「感情や意志の中心である『心』から湧き出てくるもの」だったんですね。だからこそ、encourageは「心(courage)の中にエネルギーを送り込む(en-)」というコアイメージに繋がっているのです。

 

 
コダック
この「courage(勇気・心)」に、反対や分離・奪取を意味する「dis-」をつけると、”discourage”という単語になります。

相手の心から勇気をポイッと奪い去ってしまうイメージから、「がっかりさせる、やる気をそぐ、落胆させる」という意味になります。encourageの完全な対義語(真逆の単語)としてセットで覚えるのがおすすめです!

 

また、パーツの形が少し変わることで、名詞から形容詞へと変身した関連語も存在します。

 

courageous(勇敢な【形容詞】)
⇒ courage(勇気)に、「〜に満ちた」「〜の性質を持つ」を意味する接尾辞「-ous」がくっついた形です。「勇気に満ちあふれている」から「勇敢な」という意味になります!

 

”encourage”の意味と語源・覚え方のまとめ

最後に、今回学んだ”encourage”の意味と覚え方について、大切なポイントをギュッとまとめます!

 

● ”encourage”のパーツ構成とコアイメージ
⇒ 「en-(〜にする・中に入れる)」+「courage(勇気・心)」
⇒ コアイメージは「相手の心に前向きな勇気をポンと注入する」

● 主な意味
「励ます、勇気づける」(自信を持たせて後押しするイメージ)
「(人に〜するよう)勧める、促す」(本人の自発的な行動を優しく促すイメージ)

● 文法・語法の超重要ポイント
「encourage A to do」の形で『Aが〜するのを促す・勧める』というフレーズを作ります!Aの後ろに続く動詞は必ずto不定詞(to + 動詞の原形)になるので、この形ごとセットで暗記してしまいましょう!

 

 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」