【語源も分かる】英単語「emphasize」の意味と使い方・覚え方・文法解説【emphasis(強調・重要性)+-ize(〜化する)=輪郭をはっきりさせて、目立たせる】

 
コダック
今日の英語表現は”emphasize”

「emphasis(強調・重要性)」+「-ize(〜化する・〜にする)」の2つのパーツで構成されている単語です。

輪郭をはっきりさせて、目立たせるがコアイメージで、“emphasize“=「強調する」「重視する」の意味を持ちますよ!

 

”emphasize”の意味とコアイメージは「輪郭をはっきりさせて、目立たせる」

 

”emphasize(発音:émfəsàiz/エムファサイズ【動詞】)”は「強調する」「重視する」の意味を持つ単語です。

「emphasis(強調・重要性)」+「-ize(〜化する)」のパーツで構成されている単語で、「輪郭をはっきりさせて、目立たせる」がコアイメージです。

 

 
コダック
ぼやけているその他大勢の中から、特定の事実や意見に強い光を当てて、その「重要性(emphasis)」をはっきりと目に見える形に「〜化する(-ize)」状態にすること。

そこから、自分の主張や大切なポイントを相手に強く「「強調する」」ことや、特定の事実を「重視する」のが”emphasize”なわけですね!

 

”emphasize”の正しい使い方と注意すべき文法・語法

 

文法的には他動詞なので、後ろに前置詞を挟まず 「emphasize + 名詞(〜を強調する)」 の形でそのまま目的語を置くのが大きな特徴です。

よく受験やTOEICなどで「emphasize on〜」とミスを誘う問題が出ますが、前置詞は不要なのを覚えておきましょう!

 

1. 「emphasize + 名詞」のパターン

最も一般的でシンプルな形です。「〜の重要性を強調する」と言いたいときによく使われます。

【オリジナル例文】
・The teacher emphasized the importance of daily practice.
(先生は毎日の練習の重要性を強調した。)
・Our company emphasizes quality over quantity.
(我が社は量よりも質を重視している。)

 

2. 「emphasize that + 文」のパターン

「〜ということを強調する」と、具体的な内容を後ろに続けたい場合は `that` 節を使います。

【オリジナル例文】
・The report emphasizes that market trends are changing rapidly.
(そのレポートは、市場のトレンドが急速に変化しているということを強調している。)

 

3. ビジネスや論文で頻出!「It should be emphasized that…」

受動態を使ったこのフレーズは、「〜ということが強調されるべきだ」「特に強調しておきたいのは〜だ」という意味になり、ビジネス文書や論文で非常によく使われるお決まりの表現です。

【オリジナル例文】
It should be emphasized that this rule applies to everyone.
(この規則は全員に適用されるということが強調されるべきだ[強調しておかなければならない]。)

 

辞書での例文・表現

・He emphasized the importance of education.
(彼は教育の重要性を強調した。)
・She emphasized that the project must be finished by Friday.
(彼女はプロジェクトを金曜日までに終わらせなければならないと強調した。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”emphasize”の類義語とニュアンスの使い分け

 

1. 「強調する」を意味する単語 ”stress / underline” との違い

 
コダック
せっかく”emphasize”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”stress”や”underline”なども「強調する」を意味する単語ですよ!

 

”emphasize”の類義語
⇒「強調する」の意味を持つ単語”stress / underline”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

emphasize ⇒「重要性をはっきりさせる」=事実や意見を際立たせる(最も標準的)
stress ⇒「強い圧力をかける」=切迫感を持って、強く主張する
underline ⇒「下線を引く」=視覚的、あるいは比喩的に明確に示す

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”emphasize / stress / underline”のイメージの違い

emphasize a point
「(議論の中で)ある点を強調する」
⇒ 話の流れの中で、どこが一番のコアなのかを論理的にはっきりさせるイメージ

【例文】The presenter emphasized the main point of the new strategy.
(発表者は新しい戦略の要点を強調した。)

stress the need for safety
「安全の必要性を(強く)強調する」
⇒ 「絶対に忘れては困る!」と、声を大にしたり、プレッシャーをかけて訴えるイメージ

【例文】The manager stressed the need for safety in the factory.
(工場長は工場内における安全の必要性を強く主張した。)

underline the problem
「問題を(下線を引くように)強調する」
⇒ あいまいだった問題点の下にピッと線を引いて、誰の目にも明らかにするイメージ

【例文】Recent events underline the problem of cyber security.
(最近の出来事は、サイバーセキュリティの問題を浮き彫りにしている。)

 

2. 「重視する」を意味する単語 ”value / highlight” との違い

 
コダック
”emphasize”の持つ「そこに価値を置いて目立たせる」という意味についても、類義語があるので一緒に覚えてしまいましょう!

 

”emphasize”の類義語
⇒「重視する・目立たせる」の意味を持つ単語”value / highlight”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

emphasize ⇒「大切だと前面に出す」=重要性を伝える行為
value ⇒「高い価値を認める」=心の中で重んじる、大切にする
highlight ⇒「一番明るい光を当てる」=最もウリになる部分を際立たせる

といったイメージです。

 

 
コダック
こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”emphasize / value / highlight”のイメージの違い

emphasize quality
「(製品発表などで)品質を重視していることを強調する」
⇒ 「我が社は品質を大切にしています」と言葉やデータでアピールするイメージ

【例文】The company emphasizes quality in all its products.
(その会社はすべての製品において品質を重視している。)

value privacy
「プライバシーを重視する[重んじる]」
⇒ プライバシーには高い価値があると考え、それを大切に守ろうとする内面的なイメージ

【例文】They highly value privacy in their community.
(彼らはコミュニティ内でのプライバシーをとても重んじている。)

highlight the best features
「最高の機能を(ハイライトして)際立たせる」
⇒ ニュースやカタログで、一番の注目ポイントにスポットライトを集めるイメージ

【例文】The brochure highlights the best features of the hotel.
(そのパンフレットは、ホテルの最高のセールスポイントを際立たせている。)

 

”emphasize”の語源:1820–30年に初記録 意味は「emphasis + -ize」

 

”emphasize”の語源についても、確認していきましょう。

”emphasize”の語源は名詞の「emphasis」と接尾辞の「-ize」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”emphasize”の起源について、下記の記載があります。

Origin of emphasize
First recorded in 1820–30; emphasis + -ize

日本語訳:1820〜1830年に初めて記録された。名詞の「emphasis(強調)」に、動詞化する接尾辞の「-ize」が結びついたもの。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”emphasize”は19世紀前半になって、既存の言葉を組み合わせて動詞として新しくカチッと定着した模様。

 

”emphasize”の語源(起源~発祥まで)
● 古代ギリシャ語:emphaínein(現す、示す)を元にした名詞 emphasis(強調・力説)

● 19世紀前半(1820〜30年頃)、英語圏で「〜にする・〜化する」を意味する接尾辞「-ize」をドッキング

● 「強調を形にする」という意味の動詞「emphasize」として定着

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみに元となる「emphasis」自体は、さらに元を辿るとギリシャ語の「中に(en-)光を当てて見せる(phainein)」というロマンチックな言葉が語源なんですよ。

 

構成パーツで覚える”emphasize” 「emphasis」+「-ize」

 

ここからは構成パーツの面から”emphasize”について覚えていきましょう。
”emphasize”の構成パーツは「emphasis(強調・重要性)」+「-ize(〜化する・〜にする)」の2つのパーツです。

 

“emphasis”は「強調・重要性」を意味するパーツ

”emphasis”は「強調・重要性」を意味する単語(パーツ)です。

 

 
コダック
名詞そのものとして「put emphasis on〜(〜を強調する・重視する)」という熟語の形で非常によく使われます!

動詞のemphasizeは他動詞(前置詞なし)ですが、名詞のemphasisは後ろに前置詞のonを伴うという強烈な違いがあるので、ここが試験や資格でよく狙われるポイントですね!

 

熟語表現の例もセットで確認しておきましょう!

【オリジナル例文】
・Our school puts great emphasis on English education.
(私たちの学校は英語教育に大きな重点を置いている[大いに重視している]。)

 

ちなみに、複数形になると「emphases(発音:émfəsìːz/エムファシーズ)」と綴りと発音が変化する、ちょっと特殊な仲間でもあります。

【オリジナル例文】
・Different cultures have different emphases in education.
(文化が違えば、教育における重点も異なる。)

 

”-ize”は「〜化する・〜にする」を意味するパーツ

”-ize”は「〜化する・〜にする」を意味する接尾辞(後ろにくっつくパーツ)です。

 

 
コダック
例えば”globalize”という単語は「global(地球規模の)」+「-ize(〜化する)」のパーツで構成されており、世界規模に広げる(=「グローバル化する」)を表しています。

 

その他の”-ize”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

realize(リアルにする=実現する、実感する), memorize(メモリに刻む=記憶する), apologize(弁明を形にする=謝罪する)

 

【まとめ】”emphasize”の意味と語源・覚え方

 

以下、”emphasize”の意味と覚え方についてのまとめです。

● ”emphasize”は「emphasis(強調)」+「-ize(〜化する)」の2パーツで構成されている単語
⇒ コアイメージは「輪郭をはっきりさせて、目立たせる」
⇒ “emphasize”=「強調する」「重視する」の意味
● 語法・文法のポイント ⇒ 他動詞なので後ろに前置詞を置かない(例:emphasize the point)。ただし、名詞形の熟語にする時は「put emphasis on」とonが必要になる点に絶対注意!

 

 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」