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【語源も分かって、忘れない】英単語「disguise」の意味と使い方・覚え方・文法解説【dis-(外して)+guise(外見)=いつもの外見を外す】

 
コダック
今日の英語表現は”disguise”

「dis-(外して・否定)」+「guise(外見・いつもの格好)」の2パーツで構成されている単語です。

「いつもの外見を外す」がコアイメージで、“disguise”=「変装させる」「(事実・感情を)隠す、偽る」の意味を持ちますよ!

 

”disguise”の意味と使い方 コアイメージは「いつもの外見を外す」

 

”disguise(発音:disgáiz/ディスガイズ【動詞・名詞】)”は、動詞として「〜を変装させる」「(事実や感情を)隠す、偽る」、名詞として「変装」「偽装」「隠蔽」の意味を持つ単語です。

「dis-(外して)」+「guise(外見)」の2パーツで構成されており、「いつもの外見を外す」というのがこの単語の持つ共通のコアイメージです。

 

 
コダック
自分がいつもしている格好や、本来持っている特徴的な外見(guise)を、そこから引き離して別のものに変えて(dis-)しまう状態のこと。

周囲の人に誰だか分からないようにしたり、本質を見破られないように「別のものに化けさせて隠す」のが”disguise”の本質的なニュアンスです!

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”disguise”は他動詞(後ろに目的語を必要とする動詞)なので、「〜を変装させる」「〜を隠す」という意味で使います。人間をターゲットにして服やメイクで変装させるだけでなく、声や事実、本心といった目に見えないものを偽って騙そうとするときにも非常によく使われる表現です。

 

 
外見を別のものに取り替えて、別の人や物になりすます感覚なんだね。
 
コダック
そうなんです!スパイがヒゲやメガネをつけて変装するのも、自分の「いつもの外見」を外しているからこそですよね。さらに、名詞としてそのまま「変装」「偽装」という意味でも使われますよ。

 

「意味と使い方」の基本例文

【動詞:〜を変装させる】
・She disguised her dog as a lion for the party.
(彼女はパーティーのために飼い犬をライオンに変装させた。)

【動詞:〜を隠す・偽る】
・He tried to disguise his accent, but I knew where he was from.
(彼はなまりを隠そうとしたが、私には彼の出身地が分かった。)
・It is impossible to disguise his anger.
(彼の怒りを隠すのは不可能だ。)

【名詞:変装・偽装】
・The famous actor went out in disguise to avoid fans.
(その有名な俳優は、ファンを避けるために変装して出かけた。)

※参考・一部例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”disguise”の文法・語法 頻出フレーズと重要イディオム

単語の意味を覚えたら、次は実際の英文でどう使われるのか、重要な文法パターンと定番フレーズをおさえましょう!

 

1. 一番よく使う! ”disguise A as B” / ”disguise oneself as B”

「AをBに変装(偽装)させる」と言いたいときは、前置詞の as を使って ”disguise A as B” の形で表現します。
また、「主語自身が(自分で)〜に変装する」と言いたい場合は、Aの部分に `oneself`(myself, himself, herself など)を入れます。

【例文】
・She disguised herself as a man to enter the army.
(彼女は軍隊に入るために男に変装した。)
・The hidden camera was disguised as a pen.
(その隠しカメラはペンに偽装されていた。※受動態の形:be disguised as…)

 

2. 英語らしい重要イディオム ”a blessing in disguise”

日常会話やビジネス、ニュースでも非常によく使われるのが、”a blessing in disguise” というフレーズです。
直訳すると「変装した(隠された)恵み」。ここから転じて、**「最初は不幸や災難に見えたけれど、結果的には素晴らしい幸運をもたらしてくれたこと(=不幸中の幸い、災い転じて福となる)」**を表します。

【例文】
・Losing that job was a blessing in disguise because I found a much better one.
(もっと良い仕事が見つかったので、あの仕事を失ったことは結局のところ災い転じて福となった。)

 

”disguise”の関連語:「隠す」を意味する単語”camouflage / mask”との違い

 
コダック
せっかく”disguise”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ類義語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”camouflage”や”mask”なども「隠す、カモフラージュする、覆う」を意味する単語ですが、それぞれ「隠し方」のイメージが違います!

 

”disguise”の類義語
⇒「隠す・偽装する」の意味を持つ単語”camouflage / mask”

 

 
なるほど…、ニュアンスの使い分けが気になるな!

 

 
コダック

イメージの違いをまとめると、以下のようになります!

disguise⇒「自分の正体を隠すために、別の人物や物になりすます」=(別人に)変装する、偽装する
camouflage⇒「周囲の景色や環境に同化して、自分の存在そのものを背景に溶け込ませる」=保護色で隠す、迷彩を施す
mask⇒「仮面で顔をパッと覆うように、本当の感情や事実を上から覆い隠す」=(感情や事実を)覆い隠す

といった感じです!

 
「別人に化ける」のか「背景に溶け込む」のか「上からフタをする」のかで、隠れ方が全然違うんだね!
 
コダック
そうなんです、そこが一番面白いポイントです!
実際の具体的なシチュエーションをベースに、それぞれのイメージの違いを見てみましょう!

 

シチュエーションで見る!”disguise / camouflage / mask”のイメージの違い

●disguise a stolen car
「(ナンバープレートや色を塗り替えて、別の車に見せかけて)盗難車を偽装する」
⇒ 正体を隠すために「別の偽物の外見」を与えるイメージ

●The soldier’s uniform was camouflaged.
「その兵士の制服は(森の木々に溶け込むように)迷彩化されていた」
⇒ 周りの環境と同化して、存在自体をパッと見で見えなくするイメージ

●She masked her disappointment with a smile.
「彼女は笑顔で(顔の上に仮面を被せるように)落胆を覆い隠した」
⇒ 湧き出てくる本当の感情の上から、別の壁(仮面)をかぶせて見えなくするイメージ

 

”disguise”の語源はフランス語!さらに辿ると意外な英単語の親戚に行き着く?

ここからは、少し視点を変えて”disguise”の語源について深掘りしていきましょう。

”disguise”は、英語の語彙に大きな影響を与えたアングロ=フランス語や古期フランス語の「de(s)guiser」が直接の語源となっています。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”disguise”の起源について、下記の記載があります。

Origin of disguise
1275–1325; Middle English disg(u)isen < Anglo-French, Old French de(s)guiser, equivalent to des- dis- 1 + -guiser, derivative of guise guise

日本語訳:1275〜1325年。中期英語の disg(u)isen。アングロ=フランス語、古期フランス語の de(s)guiser に由来する。これは des-(=dis-)+ -guiser(guise の派生形)と同等である。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からも分かる通り、”disguise”は13世紀末〜14世紀頃の中期英語(ノルマン・コンクエスト以降、フランス語がイギリスの上流階級に大量流入した時代)に定着しました。

当時のフランス語における「通常の身なり(guise)から離れる・否定する(des-)」という意味合いが、そのまま英語に取り込まれた形になります。

 

さらにここからが語源の面白いところです!
後半部分である「guise(外見・やり方)」は古期フランス語由来ですが、さらにルーツを遡ると古代ゲルマン語の「*wison(やり方・姿)」に行き着くとされています。

実はこのゲルマン語、現代英語で「〜のやり方で、〜の方向に」を表す「-wise(otherwise や clockwise など)」と全く同じルーツなんです!歴史の中でフランス語を経由して取り入れられた「guise」と、英語の祖先から直接受け継がれた「-wise」が親戚同士というのは非常に興味深いですよね。

 

”disguise”の語源(起源~発祥まで)
古代ゲルマン語:*wison(やり方・姿)
↓(フランス語へ流入・発音が変化)
古期フランス語:de(s)guiser(通常の身なり・外見を否定して変える)
↓(イギリスへ流入)
中期英語:disg(u)isen(本来の姿を隠すために服装を変える)

現代英語:disguise(外見を変装させる、事実を覆い隠す)

 

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記の感じですね!

「いつものスタイル(guise / -wise)」から「離れる(dis-)」ことで、本来の姿を分からなくする。語源のルーツを知ると、コアイメージへの理解がより一層深まりますよ!

 

 

構成パーツで覚える”disguise” 「dis-」+「guise」

ここからは構成パーツの面から”disguise”について深く掘り下げていきましょう。

”disguise”の構成パーツは、「dis-(外して、離れて、否定)」「guise(外見、服装、身なり)」の2つです。

 

それぞれのパーツが持つ意味や、他の単語への応用について詳しく紹介していきます。

 

“dis-“は「分離、否定、反対、外す」を意味するパーツ

”dis-”は「離れて」や「〜でない(否定)」、あるいは「元々あったものをひっくり返して外す」を意味する、英単語のなかでも非常にメジャーな接頭辞です。

 

 
コダック
例えば、日常会話でもよく使う ”discover(発見する)” という単語がありますよね。これは「dis-(覆いを外す)」+「cover(覆う)」というパーツで構成されています。

もともと上にかぶさっていた覆いをパッと取り外すことで、中にあるものを目に見えるようにする、つまり「発見する」という意味になるわけです!

 

他にも、以下のように「本来ある状態から引き離す・外す」というニュアンスを持つ単語がたくさんあります。

  • disarm:「arm(武器)」を「dis-(取り外す)」 ⇒ 武装解除する
  • disclose:「close(閉じる)」を「dis-(ひっくり返して外す)」 ⇒ 暴露する、公表する
  • disappear:「appear(現れる)」を「dis-(否定する)」 ⇒ 消え去る

このように「dis-」の持つ「元の状態をひっくり返して外す」という共通のイメージを掴んでおくと、一きに単語が覚えやすくなりますよ!

 

”guise”は「外見、身なり、格好」を意味するパーツ

”guise”はそれ単体でも名詞として使われ、「外見、いつもの装い、〜の体裁(特に本当の姿を隠すための見せかけの外見)」を意味するパーツです。

 

 
コダック
この ”guise” は、実は英語の日常表現でも「時計回りに(clockwise)」や「ビジネス面において(business-wise)」などでよく使われる接尾辞の「-wise(〜の方法で、〜に関して)」と深い親戚関係(同じ語源)にある言葉なんです!

古い言葉の「方法・様式・やり方」というルーツから、現代では「外から見えるやり方・身なり・格好」を表すコアを持つようになりました。

 

”guise” は「表面的な見え方・見せかけ」を意味するため、以下のような重要な英語表現にもよく登場します。実際のビジネスやニュースでも使われる表現なので、合わせてチェックしておきましょう!

 

under the guise of…
(〜の身なり(見せかけ)の下に隠れて = 〜を装って、〜をかこつけて
※「親切な人の外見(guise)」をして近づき、実は裏で企んでいる…というようなシチュエーションでよく使われます。

in a new guise
(新しい外見をして = 新しい装いで、新型になって
※古い制度やサービスが、形や見え方を変えて新しく生まれ変わったときなどに使われる表現です。

 

「いつもの外見や身なり(guise)」を「そこから引き離して外す(dis-)」からこそ、元々の正体を周囲に見破られないように別人に化ける”disguise(変装させる、隠す)”という意味に繋がるんですね!

 

”disguise”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”disguise”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”disguise”は「dis-(外して)」+「guise(外見)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「いつもの外見を外す(正体を偽る)」
⇒”disguise”=「変装させる」「隠す、偽る」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ disguise A as B(AをBに変装させる)の形が頻出。また名詞として「a blessing in disguise(不幸に見えるが実は幸運なこと)」というイディオムも超重要!
 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」