【語源も分かる】英単語「disastrous」の意味・使い方・語源を解説!terribleとの違いも

 
コダック
今日の英語表現は”disastrous”

「dis-(否定・分離)」+「aster(星)」+「-ous(〜の性質を持つ)」の3つのパーツで構成されている単語です。

「不吉な星の巡り」がコアイメージで、“disastrous“=「悲惨な、破滅的な」「極めて不成功な」の意味を持ちますよ!

 

”disastrous”の意味と使い方 コアイメージは「不吉な星の巡り」

 

”disastrous(発音:dizǽstrəs / ディザストラス【形容詞】)”は「悲惨な、破滅的な」「極めて不成功な」の意味を持つ単語です。

「dis-(否定・分離)」+「aster(星)」+「-ous(形容詞化)」の3つのパーツで構成されている単語で、「不吉な星の巡り、星の配置が悪い」がコアイメージです。

 

 
コダック
昔の人々は、天体の動きや星の並び(aster)が人間の運命を左右すると信じていました。

その星の配置が正しくない、あるいは悪い状態(dis-)にあることから、天変地異や大災害、ひいては物事の結果がとんでもなく悪い状態(=「悲惨な」「破滅的な」になること=”disastrous”なわけですね!

 

”disastrous”は「回復不能なレベルの、致命的で悲惨な」イメージが強い単語です。

 

 
ただ「悪い」だけじゃなくて「破滅的」ってこと??
 
コダック
そうです!例えば予期せぬ自然災害による甚大な被害や、会社を倒産に追い込むような大失敗のビジネス計画を想像してみると分かりやすいですよ!

このように”disastrous”で表現するものは、「結果が取り返しのつかないほど悲惨なこと」が多くなります。

 

単に「不快なこと」や「運が悪い」レベルの日常的な出来事には、後述する”terrible”や”unfortunate”を使用するのが自然です。

 

【頻出フレーズ】”disastrous”とよく一緒に使われる名詞(コロケーション)

”disastrous”は特定の名詞と結びついて(コロケーション)、よく定型表現として使われます。フレーズごと覚えておくと長文読解やリスニングで非常に役立ちます!

【disastrousのよくある組み合わせ】
have a disastrous effect [impact] on 〜(〜に破滅的な影響を与える)
disastrous consequences(悲惨な結果、破滅的な結末)
a disastrous mistake(取り返しのつかない致命的な間違い)
a disastrous failure(大失敗)

 

例文

・The storm had a disastrous effect on the local crops.
(その嵐は地元の農作物に壊滅的な影響を与えた。)

・Making that decision could be disastrous for our future.
(あの決定を下すことは、私たちの将来にとって破滅的な結果になるかもしれない。)

・The war had disastrous consequences for the country’s economy.
(その戦争は国の経済に破滅的な結果をもたらした。)

・The company’s first attempt to expand overseas was a disastrous failure.
(その企業の初の海外進出の試みは、悲惨な大失敗に終わった。)

※一部例文引用・参考南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”disastrous”の関連語:「悲惨な・不運な」を意味する単語との違い

 

せっかく”disastrous”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に整理して覚えてしまいましょう!

関連語①:”terrible / catastrophic” との違い

”disastrous”の類義語
⇒「悲惨な・ひどい」の意味を持つ単語”terrible / catastrophic”

 

 
コダック

イメージの違いとしては

disastrous ⇒「星の巡りが悪く、取り返しのつかない大失敗や被害を招く」=破滅的な、悲惨な
terrible ⇒「恐怖で身震いするほど、主観的に「最悪だ」と感じる」=(主観的に)ひどい
catastrophic ⇒「劇の結末が一気にひっくり返るような、社会規模の壊滅的な大打撃」=壊滅的な、重大な

といった感じです!実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”disastrous / terrible / catastrophic”のイメージの違い

●a disastrous decision
「(会社を倒産に導くような)破滅的な決定」
⇒ 結果として大失敗や大損害を伴う客観的なイメージ。

●a terrible headache
「(自分が痛みに耐えかねて悶絶するような)ひどい頭痛」
⇒ 自分が「最悪だ、ひどい」と強く感じる主観的・日常的なイメージ。

●a catastrophic earthquake
「(都市が一瞬で崩壊するような)壊滅的な地震」
⇒ disastrousよりもさらに規模が極めて大きく、完全に破壊し尽くされるイメージ。

 

関連語②:”unsuccessful / unfortunate” との違い

”disastrous”の類義語
⇒「不成功・不運」の意味を持つ単語”unsuccessful / unfortunate”

 

 
コダック

こちらの表現の違いとしては

disastrous ⇒「単に失敗しただけでなく、目も当てられないほどの最悪な結果を招く」=悲惨なほど不成功な
unsuccessful ⇒「目標を達成できなかったという事実をフラットに示す」=不成功に終わった
unfortunate ⇒「運悪く望ましくない結果になってしまい、気の毒・残念に思う」=不運な、あいにくの

といったイメージです。

 

例文で見る!”disastrous / unsuccessful / unfortunate”のイメージの違い

●a disastrous interview
「(緊張のあまり全く喋れず、面接官を怒らせてトラウマになるような)悲惨な面接」
⇒ 内容・結果ともに最悪で大失敗のイメージ。

●an unsuccessful candidate
「(採用枠に届かず、今回は縁がなかった)不合格の志願者」
⇒ 単に結果が「成功ではなかった」という事実を淡々と表すイメージ。

●an unfortunate accident
「(タイミング悪く起きてしまった)不運な事故」
⇒ 運が悪くて気の毒だ、残念だというニュアンスが含まれるイメージ。

 

”disastrous”の語源は中期フランス語・イタリア語 意味は「災害、不吉な星」

 

”disastrous”の語源についても、確認していきましょう。

”disastrous”の語源は中期フランス語の「desastreux」やイタリア語の「disastroso」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”disastrous”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1580–90; from Middle French desastreux, Italian disastroso. See disaster, -ous

日本語訳:1580〜90年に初めて記録された。中期フランス語の「desastreux」、イタリア語の「disastroso」から。disaster(災害)、-ous(形容詞接尾辞)を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”disastrous”は16世紀末頃から英語として使われ始め、ヨーロッパの言語を経由して「disaster(災害)」の形容詞形として定着した模様です。

 

”disastrous”の語源(起源~発祥まで)
●ラテン語の「dis-(悪い・反する)」+「astrum(星)」=不吉な天体の現象

●中期フランス語「desastreux」 / イタリア語「disastroso」(星の巡りが悪い、災害を招くような)

●1580〜90年代に英語に流入し、破滅的な大失敗や災害を表す「disastrous」へ

 

 
コダック
ちなみに名詞形の「disaster」というと、「大災害」や「とんでもない災難」という意味を持っていますよ!

 

構成パーツで覚える”disastrous” 「dis-」+「aster」+「-ous」

 

ここからは構成パーツの面から”disastrous”について覚えていきましょう。

”disastrous”の構成パーツは「dis-(否定・分離)」+「aster(星)」+「-ous(〜の性質を持つ)」の3つのパーツです。

 

各パーツについて紹介していきます。

“dis-“は「否定・分離・悪化」を意味するパーツ

”dis-”は「否定、分離、離れて、悪い状態」を意味する接頭辞(パーツ)です。

 

 
コダック
例えば”disagree”という単語は「dis-(否定)」+「agree(同意する)」の2つのパーツで構成されており、

同意しない(=「意見が合わない、異議を唱える」)を表しています。

 

その他に dislike(嫌う)や、disappear(姿を消す)等も”dis-”を使用する単語です。

 

”aster”は「星・天体」を意味するパーツ

”aster”は「星」を意味する語根(パーツ)です。ギリシャ語やラテン語の星(astron / astrum)に由来します。

 

 
コダック
例えば”astronaut”という単語は「astro- / aster(星)」+「naut(船員・航海士)」の2つのパーツで構成されており、

星の海を渡る人(=「宇宙飛行士」)を表しています。

 

その他の”aster/astro”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

astronomy(天文学)、astrology(占星術)、asterisk(星印 *)

 

”-ous”は「〜に満ちた・〜の性質を持つ」を意味するパーツ

”-ous”は、名詞を形容詞に変える接尾辞(パーツ)で、「〜の性質を持つ」「〜に満ちている」という意味を付け加えます。

 

 
コダック
例えば”dangerous”という単語は「danger(危険)」+「-ous(〜の性質を持つ)」の2つのパーツで構成されており、

危険な性質を帯びている(=「危険な」)を表しています。

 

その他に famous(名声に満ちた=有名な)や、nervous(神経の性質を持つ=神経質な、緊張した)等も”-ous”を使用する単語です。

 

”disastrous”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”disastrous”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。

【disastrousのまとめ】
● ”disastrous”は「dis-(否定・分離)」+「aster(星)」+「-ous(形容詞化)」の3パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「不吉な星の巡り、星の配置が悪い」。
● 意味は「悲惨な、破滅的な」「極めて不成功な」。

【語法のポイント】
● 客観的に見て損害や失敗が「取り返しのつかない規模」であることを示す形容詞。
have a disastrous effect on 〜(〜に破滅的な影響を与える)などの定型フレーズでよく使われる。

 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」