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【語源も分かって、忘れない】英単語「currently」の意味と使い方・覚え方・文法解説【今まさに流れている状態】

 

 
コダック
今日の英語表現は”currently”

「current(今まさに流れている)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されている単語です。

今まさに流れている状態がコアイメージで、そこから転じて“currently“=「現在は、今は」という意味で使われますよ!

 

”currently”の意味と使い方 コアイメージは「今まさに流れている状態」

 

”currently(発音:kə́ːrəntli(カァラントリィ))”は「現在は、今は」の意味を持つ副詞です。

「current(今まさに流れている)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されており、「今まさに流れている状態」がコアイメージとなります。

 

 
「今まさに流れている」って、具体的にどういうイメージなの?
 
コダック
一番分かりやすいのは、「水流」や「電気の流れ」です!
水や電気が目の前をリアルタイムでサラサラと流れている、あの瞬間をイメージしてみてください。

currently 水の流れ イメージ図

”currently”は、その「流れるプール」のようなイメージをそのまま【時間の流れ】に当てはめた単語です。

過去でも未来でもなく、絶えず流れている時間の「まさに今、目の前を通り過ぎているこの瞬間」にスポットライトを当てています。

 

 
コダック
流れがあるということは、その状態はいつでも「変わる可能性がある」ということ。
だからcurrentlyは、単なる「今」ではなく、「(状況が変わるかもしれないけれど)今のところはという流動的なニュアンスを含むわけですね!

 

そのため、状態がずっと固定されていて変わらないような「昔から今も、これからもずっと」という広い意味での「今」を表すときには、currentlyではなく後述する”now”など別の単語を使います。

例文
The company is currently developing a new app.
(その会社は現在、新しいアプリを開発中である。)

He is currently unavailable.
(彼は現在、手が離せません/席を外しています。)
※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”currently”の関連語①:「今・現在」を意味する単語”now / nowadays / presently”

 
コダック
せっかく”currently”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ「今・現在」の類義語も一緒にセットで覚えてしまいましょう!

 

”currently”の類義語
⇒「今・現在」の意味を持つ単語”now / nowadays / presently”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現にはどんなニュアンスの違いがあるの??

 

 
コダック

コアイメージの違いをまとめると、以下のような感じです!

currently ⇒「流動的な今」=(変化を前提とした)現在のところは
now ⇒「最も一般的な今」=過去や未来と対比した、まさに今この時
nowadays ⇒「昔と対比した今」=(過去の時代と比べて)近頃は、最近は
presently ⇒「少し先の今」=まもなく、すぐに(※アメリカ英語では「現在」の意味もあり)

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけだとパッとイメージしづらいですよね。
実際の例文を見ながら、ニュアンスの差を確認してみましょう!

 

例文で見る!”currently/now/nowadays”のイメージの違い

● currently(流動的な現在)
「She is currently working from home.」
⇒(今は一時的に在宅勤務だけど、状況が変わればまた出社するかもしれない)という変化を含んだイメージ

● now(まさに今)
「I am busy now.」
⇒(過去でも未来でもなく、文字通り「たった今この瞬間」忙しい)という点を示すイメージ

● nowadays(過去と比べて最近は)
「Nowadays, more people use e-books.」
⇒(昔の時代と比べて、最近の長期的な傾向として電子書籍を使う人が増えている)という時代の対比イメージ

 

”correspond”の関連語②:名詞形”correspondence”は「数えられない名詞」!

 
コダック
動詞の形と一緒に、名詞形の”correspondence”(文通・一致・通信)もセットで覚えちゃいましょう!

実はこの単語、文法問題でめちゃくちゃ狙われやすい「不可算名詞(数えられない名詞)」なんです!

 

「手紙のやり取り」という意味から、ついつい「1通、2通…」と数えたくなってしまいますが、英語では「通信というひとまとまりの概念」として扱うため、a correspondence と冠詞をつけたり、correspondences と複数形にすることはできません。

 

例文

I have a lot of correspondence to deal with.
(処理しなければならない多くの手紙[通信文]がある。)

※「たくさんの」と表現したいときも、数えられる名詞に使う many ではなく、a lot of や much を使うのがポイントです!

 

”correspond”の関連語③:形容詞形”corresponding”の使い方もマスター!

もうひとつ、あわせて覚えておきたいのが形容詞形の”corresponding”(対応する、一致する、〜に伴う)です。

基本的には名詞の前にピタッと置いて、「〜に対応する〇〇」という形でよく使われますよ!

 

例文

As the demand increases, there will be a corresponding rise in prices.
(需要が増加するにつれて、それに対応する価格の上昇が起こるだろう。=それに伴って価格も上がるだろう。)

The profits for this year are higher than those of the corresponding period last year.
(今年の利益は、前年同期[=去年の対応する期間]の利益よりも高い。)

 

”currently”の語源はラテン語「currere(走る)」!時間の「流れ」を押さえよう

”currently”の語源について詳しく確認していきましょう。

”currently”の歴史をたどると、語源はラテン語で「走る」を意味する「currere」にたどり着きます。

「走る」という言葉が、なぜ「現在」という意味につながるのか、少し不思議に思いますよね。

これは、**「走る(currere)」⇒「(水や時間が)絶え間なく流れる」⇒「今まさに目の前を流れている(現在)」**というイメージの変遷があるからなのです。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”currently”の起源について次のような記録があります。

Origin of currently
First recorded in 1570–80; current + -ly

Origin of current
First recorded in 1250–1300; from Latin current-, stem of currēns “running,” present participle of currere; replacing Middle English curraunt, from Anglo-French, from Latin, as above; see -ent ( def. )

日本語訳:
currentlyの起源:1570〜80年に初めて記録された。current + -ly からなる。
currentの起源:1250〜1300年に初めて記録された。ラテン語のcurrent-(「走っている」を意味するcurrēnsの語幹であり、currereの現在分詞)から。中期英語のcurraunt(アングロ・フランス語経由、ラテン語由来)に代わるもの。

※参考・引用「Dictionary.com

 

Dictionary.comの解説にある通り、”current”という単語自体が、そもそもラテン語の「走っている(currēns)」の語幹(current-)に由来しています。これが英語に入り、さらに副詞を作る「-ly」が組み合わさって今の形になりました。

 

”currently”の語源ストーリー(起源から完成まで)
● ラテン語「currere(走る)」

● ラテン語の現在分詞の語幹「current-(走っている=流れている)」から、英語の「current(流れ、現在の)」が誕生!

● 接尾辞「-ly(〜の状態で)」が組み合わさり、「currently(現在は、今のところは)」が完成!

 

 

 
コダック
「走る(curr)」という根っこのイメージは、時間が「流れる」感覚につながっているんですね!

ちなみに、学校の履修課程を意味する「カリキュラム(curriculum)」も、もともとはラテン語の「(馬車が)走るコース」が語源なんです。「学ぶために走り抜けるコース」と考えると、同じ根っこ(curr)を持っているのがよく分かりますよね!

 

 

構成パーツで覚える”currently” 「current」+「-ly」

ここからは、単語を形作っている「構成パーツ」の視点から”currently”を深く理解していきましょう。

”currently”は、「current(今まさに流れている、現在の)」という形容詞に、副詞を作る接尾辞「-ly(〜の状態で)」が組み合わさってできた単語です。

それぞれのパーツが持つ意味や、同じ仲間(親戚)にあたる英単語をあわせて見ていくと、イメージがより鮮明に記憶に残りますよ!

 

“current”は「今まさに流れている」を意味するパーツ

”current”は、これ単体でも「現在の」という形容詞や、「(水や電気などの)流れ、潮流」という名詞として使われる重要な単語です。

さらに細かく分解すると、語源である「curr(走る、流れる)」に、性質を表す形容詞をつくる「-ent(〜している状態の)」がくっついて成り立っています。

 

 
コダック
川の水や電気の「流れ」は、過去に留まることなく、常に「今まさに目の前をリアルタイムで走り抜けている」ものですよね。

この「絶え間なく流れている」というニュアンスから、時代や時間の流れにおいて「今まさに流れているもの」=「現在の、最新の」という意味に繋がっているんです!

 

同じ「curr(走る・流れる)」という根っこ(語源)を持つ仲間には、以下のような単語があります。どれも「流れる」「走る」のイメージで繋がっていますよ!

  • currency(通貨) ⇒ 社会の中をぐるぐると「流通して(流れて)いる」お金のこと。
  • occur(起こる・生じる) ⇒ 出来事やアイデアが、自分の目の前や心の中に「走ってやってくる」こと。
  • curriculum(カリキュラム・履修課程) ⇒ もともとは馬車が「走るコース(競走路)」を意味し、学校で学び進めるコース(課程)のこと。

 

”-ly”は「〜の状態で」を意味するパーツ

続いて、後ろについている ”-ly” です。これは主に形容詞の後ろにくっついて、「〜の状態で」「〜のように」という意味を付け足し、全体を「副詞」に変える役割(接尾辞)を持っています。

 

 
コダック
例えば、”beautiful(美しい)” という形容詞に ”-ly” がつくと ”beautifully(美しく)” になります。これは

「美しいパーツ(=「美しい状態で」)」行動したり存在したりしている様子を表すわけですね!

 

このように、「形容詞 + ly = 副詞(〜の状態で)」という構成になっているお馴染みの副詞をいくつか紹介します。

● easily(簡単に = easy〔簡単な〕 + ly)
● slowly(ゆっくりと = slow〔遅い〕 + ly)
● generally(一般的に = general〔一般的な〕 + ly)

 

つまり、これらをガッチャンコ……いえ、これらを組み合わせることで、「current(今まさに流れている状態)」+「-ly(〜の状態で)」=「現在は、今のところは」という意味の ”currently” が完成するのです!

 

”currently”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”currently”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”currently”は「current(今まさに流れている)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「今まさに流れている状態」
⇒”currently”=「現在は、今は」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「現在形」や「現在進行形」と一緒に使い、流動的な「今のところは」というニュアンスを出す。
 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」