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【語源も分かって、忘れない】英単語「counsel」の意味と使い方・覚え方・文法解説【-sel(呼び集める)⇒人々を1箇所に呼び集めて、共に話し合う】

 

 
コダック
今日の英語表現は”counsel”

「coun-(共に)」+「-sel(呼び集める)」のパーツで構成されている単語です。

人々を1箇所に呼び集めて、共に話し合うがコアイメージで、“counsel“=「助言、忠告、勧告」「(法廷の)弁護人、弁護団」の意味を持ちますよ!

 

”counsel”の意味と使い方 コアイメージは「人々を1箇所に呼び集めて、共に話し合う」

 

”counsel(発音:káunsəl/カウンセル【名詞・動詞】)”は「助言、忠告、勧告」「(法廷の)弁護人、弁護団」の意味を持つ単語です。

「coun-(共に)」+「-sel(呼び集める)」のパーツで構成されている単語で、「人々を1箇所に呼び集めて、共に話し合う」がコアイメージです。

 

 
コダック
深刻な問題や方針について、専門家や目上の人を手元へ呼び集めて(-sel)、共に(coun-)知恵を出し合うために話し合いをすること。

そこから、じっくり話し合って導き出された重みのある「助言・忠告」のことや、法廷という深刻な場で話し合いをサポートしてくれる専門家=”弁護人”を意味するわけですね!

 

”counsel”は「専門的で重みのある話し合い」なイメージが強いです。

 

 
「専門的で重みのある」こと??
 
コダック
例えば、心の悩みをじっくり聴く「カウンセラー(counselor)」なんかは日本語でもなじみがありますよね!
単なる思いつきのヒントではなく、専門知識で持って相談に乗るアドバイザーがカウンセラーなんです。

counsel 相談に乗るカウンセラー

このように”counsel”で表現するものは、「公式な場でのアドバイスや、法的なサポート」が多いです。

逆に日常的なちょっとしたヒントや、危険を知らせる警告など「カジュアルな助言や警告」などは後述する”advice”や”warning”を使用します。

 

”counsel”の例文

【名詞としての使い方(助言・忠告、弁護人)】
・He followed his father’s wise counsel.
(彼は父親の賢明な忠告に従った。)

・The president sought counsel from his advisers.
(大統領は顧問たちに助言を求めた。)

・The judge asked the defense counsel to proceed.
(裁判官は被告側の弁護人[弁護団]に弁論を進めるよう求めた。)

【動詞としての使い方(助言する、勧める)】
・They counseled against the plan.
(彼らはその計画に反対するよう忠告した。)

・I would counsel you to say nothing about this.
(この件については何も言わないことをお勧めします。)

 

”counsel”の文法・語法 絶対に外せない定番フレーズと名詞形のルール

”counsel”には絶対に知っておくべき重要な文法ルールや、ネイティブがよく使う定番フレーズがあります!

 

1. 動詞の定番パターン! “counsel A to do” の仕組み

”counsel”を動詞として使う場合、「counsel A to do(Aに〜するように勧める・忠告する)」という形で非常によく使われます。これは「counsel = 専門家としてじっくり話し合って導く」という意味だからこそ、相手のこれからの行動(to do)を強く促すニュアンスになります。

 

【例文】
・The doctor counseled him to stop smoking.
(医師は彼に禁煙するよう強く勧めた[忠告した]。)

 

2. 名詞の ”counsel” は「助言」の意味では数えられない(不可算名詞)!

もう一つの大原則は、「助言・忠告」という意味のとき、counselは不可算名詞(数えられない名詞)になるという点です。そのため、a counsel と言ったり counsels と複数形にすることはできません。

ただし、「弁護人」という意味で使う場合に限っては、単数・複数どちらもcounselの形のまま扱う(単複同形)という非常にユニークなルールを持っています。

 

【使い方チェック】
・take counsel(○ 助言を求める ※不可算名詞なのでaは不要)
・The independent counsel(○ 独立検察官 ※役職・人の意味なら単数・複数扱いができる)

 

3. 覚えておきたい!”counsel”を使った頻出イディオム

日常会話や小説などでよく登場する”counsel”の便利なフレーズを2つ紹介します。

 

① keep one’s own counsel(自分の考えを人に言わない、秘密にする)
自分の中だけで「話し合い(counsel)」を留めておくことから、意見や計画を秘密にするという意味になります。

【例文】
・He kept his own counsel about his future plans.
(彼は自分の将来の計画について誰にも言わなかった。)

② take counsel with ~(〜と相談する)
直訳すると「〜と助言を取り合う」となり、誰かと話し合うことを意味します。

【例文】
・She took counsel with her lawyer.
(彼女は弁護士と相談した。)

 

”counsel”の関連語①:「助言・警告」を意味する単語”advice/warning”

 
コダック
せっかく”counsel”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”advice”や”warning”なども「助言、警告」を意味する単語ですよ!

 

”counsel”の類義語
⇒「助言・警告」の意味を持つ単語”advice/warning”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

counsel⇒「専門家や目上の人がじっくり話し合って導き出す」=重みのある忠告・勧告
advice⇒「日常的な情報提供から専門的なものまで、相手のためを思って伝える」=一般的な助言・ヒント
warning⇒「これから起こるかもしれない危険や罰則を伝えて、相手を戒める」=危険に対する警告

といった感じです!

 

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…

 

 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”counsel/advice/warning”のイメージの違い

●give wise counsel
「(人生の岐路に立つ人へ、経験豊富な先輩や専門家が)賢明な忠告を与える」
⇒ お互いにじっくり向き合って導き出された、重みがあるアドバイスのイメージ

●give a piece of advice
「(友達に『あっちの店の方が安いよ』などと)ちょっとしたアドバイスをする」
⇒ 日常会話からビジネスまで幅広く使われる、最も一般的な「助言」のイメージ

●issue a storm warning
「(気象庁が住民に対して)暴風警報[警告]を出す」
⇒ 『このままだと危ないぞ!』と危険を知らせて、行動を抑止するイメージ

 

”counsel”の関連語②:「弁護士」を意味する単語”lawyer/attorney”

 
コダック
せっかく”counsel”の持つ「(法廷の)弁護人」という意味についても、

類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”counsel”の類義語
⇒「法律の専門家」の意味を持つ単語”lawyer/attorney”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

counsel⇒「法廷で訴訟を起こされた人の側に立ち、相談に乗りながら闘う」=(実際の訴訟における)弁護人・弁護団
lawyer⇒「法律を扱う資格を持った人全般を指す、最も一般的な言葉」=弁護士、法曹関係者
attorney⇒「特定の依頼人から委任状を受け取り、法的に代理を務める人」=(職務としての)代理人、弁護士

といったイメージです。

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”counsel/lawyer/attorney”のイメージの違い

●the defense counsel
「(裁判の場で、被告の利益を守るためにチームを組む)被告側弁護団」
⇒ 法廷闘争において『相談に乗りながら共に闘ってくれる』という役割にスポットを当てたイメージ

●I need to consult a lawyer.
「(トラブルに巻き込まれたので、とにかく専門資格を持つ)弁護士に相談しなきゃ」
⇒ 職業としての「法律家」を指す、最もカジュアルで日常的な表現のイメージ

●a power of attorney
「(本人の代わりに手続きを任せるための)委任状」
⇒ 法的な「代理人(=本人の代わりを務める人)」としての職務・権限を強調したイメージ

 

”counsel”の語源はラテン語「consilium」 意味は「討論、助言、諮問機関、計画」

”counsel”の語源についても、さらに詳しく確認していきましょう。

”counsel”の直接的な語源は、ラテン語の「consilium(討論、助言、計画)」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”counsel”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1175–1225; Middle English noun counseil, from Anglo-French cunseil, Old French conseil, concile from Latin consilium “debate, advice, advisory body, plan,” equivalent to consil-, variant stem of consulere “to apply for advice” + -ium noun suffix; verb from Anglo-French cunseiler, Old French conseillier, from Late Latin consiliāre, derivative of consilium; see consult, -ium

日本語訳:1175〜1225年に初めて記録された。中期英語の名詞 counseil は、アングロ・フランス語の cunseil、古フランス語の conseil、concile(ラテン語の consilium「討論、助言、諮問機関、計画」に由来、これは「助言を求める」を意味する consulere の変形語幹 consil- + 名詞接尾辞 -ium に相当)から来ている。動詞はアングロ・フランス語の cunseiler、古フランス語の conseillier(後期ラテン語の consiliāre、すなわち consilium の派生語に由来)から来ている。consult, -ium を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かるのは、”counsel”のルーツが「みんなで集まって意見を求め合う(consulere)」という行為から発祥しているということです。

さらに語源を遡ると、「consulere」自体が「con-(共に)」+「sel-(呼び集める・集まる)」という要素から成り立っているため、「人々を1箇所に集めて、じっくり話し合う」というコアイメージにピッタリと重なりますね。

 

”counsel”の語源(起源~発祥まで)
ラテン語 「consulere」(誰かに意見を求めにいく、熟考する)

ラテン語 「consilium」(みんなで集まって討論する、助言、計画)

古フランス語 「conseil」(相談すること、助言すること)

中期英語 「counseil」を経て、現在の ”counsel” へ!

 

 

 
コダック
語源をたどると、単に「アドバイスする」という軽いものではなく、「専門家や関係者が集まってじっくり熟考し、方針を決める」という重みのある話し合いが根底にあることが分かりますね!

ちなみに、ビジネスでよく聞く「consult(相談する、専門家に意見を求める)」や「consultant(コンサルタント)」という単語も、同じラテン語の「consulere」から派生した兄弟語なんですよ!
「counsel」が重みのある助言そのものや弁護人を指すのに対し、「consult」は専門家に意見を求める「アクション」を指す、と関連付けておくと覚えやすいです!

 

 

構成パーツで覚える”counsel” 「coun-」+「-sel」

単語を丸暗記するのではなく、パーツに分解してそれぞれの意味を理解すると、初めて見る単語でも意味を推測しやすくなります!

”counsel”は、「coun-(共に)」「-sel(相談する・意見を求める)」という2つのパーツから成り立っています。それぞれのパーツの役割を詳しく深掘りしていきましょう。

 

”coun-”は「共に、一緒に」を意味するパーツ

”coun-”は、英語の超重要パーツである「con-(共に、一緒に)」が変化したものです。

ラテン語から古フランス語を経由して英語に仲間入りする際に、スペルが「con-」から「coun-」へと変化しました。形は少し違いますが、本質的な意味は「みんなで一緒に」というイメージです。

 

 
コダック
身近な例を挙げると、”connect”(接続する)は「con-(共に)」+「nect(結ぶ)」で『2つのものを一緒に結びつける』という意味になります。

他にも、”company”(会社、仲間)は「com-(共に)」+「pany(パンを食べる仲間)」が語源で、『一緒にパンを分け合う集まり』から来ています。どれも「一緒に」というコアが共通していますね!

 

その他に、協力する(cooperate)や、構成する(compose)なども、この「共に」の仲間(co- / com- / con-)を使用する単語です。

 

”-sel”は「相談する、意見を求める」を意味するパーツ

続いて、後ろのパーツである”-sel”です。これはラテン語の「consulere(相談する、よく考える、意見を求める)」という動詞の語幹に由来しています。

ここで1つ、語源の面白いポイント(かつ注意点)があります。よく似た単語の ”council(議会、評議会)” の「-cil」は、ラテン語の「calare(呼び集める)」が語源で、歴史の中でこの2つは混同されがちでした。しかし、今回の”counsel”の「-sel」は、ダイレクトに「お互いに相談して意見を聴き合う」という意味を持っています。

 

 
コダック
一番分かりやすい兄弟単語は、”consult”(専門家に相談する、意見を求める)です!ビジネスでおなじみの「コンサルタント(consultant)」もここから来ています。

つまり、”counsel””consult” は、どちらもラテン語の「consulere」という同じ親から生まれた、血の繋がった兄弟のような関係なんですよ!

 

このようにパーツを組み合わせることで、単語のコアイメージがより鮮明になります。

coun-(お互いに、共に) + -sel(じっくり相談して意見を求め合う)
⇒ そこから「人々が1箇所に集まって、共に深く話し合い、そこから導き出された重みのあるアドバイス(助言・忠告)」という意味に繋がるわけですね!

 

”counsel”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”counsel”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”counsel”は「coun-(共に)」+「-sel(相談する、意見を求める)」のパーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「人々を1箇所に呼び集めて、共に深く話し合う」
⇒”counsel”=「助言、忠告、勧告」(専門的な重みがあるアドバイス)や「(法廷の)弁護人、弁護団」(親身に相談に乗ってくれる専門家)の意味

●語法・文法のポイント
⇒動詞では「counsel A to do」(Aに〜するよう勧める)の形で使う!
⇒「助言」の意味のときは数えられない不可算名詞になる(a counsel や counsels はNG)!

 

 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」