「cor-(共に)」+「respond(応答する)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「お互いに応じ合う」がコアイメージで、“correspond“=「一致する・対応する」「文通する・通信する」の意味を持ちますよ!
”correspond”の意味と使い方 コアイメージは「お互いに連動して対応する」
”correspond(発音:kɔ̀ːrəspɑ́nd(米)/ kɔ̀rispɔ́nd(英))”は「一致する」「対応する」「文通する」の意味を持つ単語です。
「cor-(共に)」+「respond(応答する)」のパーツで構成されている単語で、「お互いに連動して、ピッタリと応じ合う」ことがコアイメージです。
また、手紙やメールで「こちらが送れば、あちらからも返ってくる」という双方向のやり取り(=「文通する」)も、まさに”correspond”のイメージそのものですね!

語法としては、後ろに続く前置詞(to や with)によって少しニュアンスが変わる重要なポイントがあります。ここが試験や実務でもよく狙われるので、詳しく見ていきましょう!
例文
His actions do not correspond with his words.
(彼の行動は言動と一致しない。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”correspond”の関連語①:「一致する」を意味する単語”match / agree”
例えば”match”や”agree”なども「一致する」を意味する単語ですよ!
⇒「一致する」の意味を持つ単語”match / agree”
イメージの違いとしては
correspond ⇒「構造や役割が対応・一致する」=連動した一致
match ⇒「色やデザイン、能力が釣り合う」=見た目の調和
agree ⇒「意見やデータが食い違わずに重なる」=意見の一致
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● Your description **corresponds** with the facts.
「あなたの説明は事実と(細部までカチッと)一致している」
⇒ 構造や中身の対応イメージ
● This cap **matches** your shirt.
「この帽子は君のシャツと(色やデザインが)合っている」
⇒ 相性や見た目の調和イメージ
● I **agree** with your opinion.
「私はあなたの意見に同意します(意見が重なる)」
⇒ 思想や主張の合致イメージ
”correspond”の関連語②:名詞形”correspondence”は「数えられない名詞」!
実はこの単語、文法問題でめちゃくちゃ狙われやすい「不可算名詞(数えられない名詞)」なんです!
「手紙のやり取り」という意味から、ついつい「1通、2通…」と数えたくなってしまいますが、英語では「通信というひとまとまりの概念」として扱うため、a correspondence と冠詞をつけたり、correspondences と複数形にすることはできません。
例文
I have a lot of correspondence to deal with.
(処理しなければならない多くの手紙[通信文]がある。)※「たくさんの」と表現したいときも、数えられる名詞に使う many ではなく、a lot of や much を使うのがポイントです!
”correspond”の関連語③:形容詞形”corresponding”の使い方もマスター!
もうひとつ、あわせて覚えておきたいのが形容詞形の”corresponding”(対応する、一致する、〜に伴う)です。
基本的には名詞の前にピタッと置いて、「〜に対応する〇〇」という形でよく使われますよ!
例文
As the demand increases, there will be a corresponding rise in prices.
(需要が増加するにつれて、それに対応する価格の上昇が起こるだろう。=それに伴って価格も上がるだろう。)The profits for this year are higher than those of the corresponding period last year.
(今年の利益は、前年同期[=去年の対応する期間]の利益よりも高い。)
”correspond”の語源と歴史:なぜ「一致」と「文通」の意味になった?

”correspond”の語源を紐解くと、単語の持つイメージがより鮮明になりますよ!
この単語のルーツは「中世ラテン語のcorrēspondēre」にあります。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”correspond”の起源について、下記の記載があります。
Origin of correspond
First recorded in 1520–30; from Middle French, from Medieval Latin corrēspondēre; equivalent to cor- + respond日本語訳:1520〜30年に最初に記録された。中期フランス語から、または中世ラテン語の「corrēspondēre」から。cor- と respond と同等。
※参考・引用「Dictionary.com」
Dictionary.comの記述にある通り、”correspond”は16世紀前半(大航海時代やルネサンスの初期)に、中世ラテン語からフランス語を経由して英語に入ってきました。
● 中世ラテン語:corrēspondēre(お互いに応答する・約束し合う)
↓
● 中期フランス語を経由(対応する、調和するというニュアンスが強まる)
↓
● 1520年代に英語の「correspond」として定着
ラテン語の「corrēspondēre」は、「com-(共に)」+「respondēre(約束する・返答する)」が合体した言葉です。
元々は「お互いに義務や約束を果たし合う」という、対等で公的なやり取りを意味していました。
これが時代を経て英語に伝わる中で、「双方が同じ熱量で応じ合う = ぴったり一致する」、そして手紙を対等にやり取りする「文通する」という意味へと発展していったわけですね!
構成パーツで覚える”correspond” 「cor-」+「respond」

ここからは、単語をパッと見ただけでイメージが湧くように、構成パーツの面から”correspond”を分解してみていきましょう!
”correspond”は、「cor-(共に)」+「respond(応答する・誓う)」の2つのパーツから成り立っています。
それぞれのパーツを詳しく紐解くと、他の英単語にも応用できる強力な武器になりますよ!
① “cor-” は「共に(together・完全に)」を意味するパーツ
”cor-”はもともと、「共に」や「すっかり(強調)」を意味する接頭辞「con-」です。後ろに続くアルファベットが「r」のとき、発音しやすいように形が「cor-」へと変化(同化)したものです。
この「cor-」が使われている身近な単語をいくつか見てみましょう!
● correct(正しい、修正する)
⇒「cor-(完全に)」+「rect(まっすぐ導く)」=完全にまっすぐ整えられている状態 ⇒「正しい」
● correlate(相互に関連する)
⇒「cor-(互いに)」+「relate(関係づける)」=お互いに関係し合っている ⇒「相互に関連する」
● corrode(腐食する、蝕む)
⇒「cor-(完全に)」+「rode(かじる・削る)」=すっかりボロボロにかじり取る ⇒「腐食する」
② ”respond” は「応答する・後ろへ約束する」を意味するパーツ
”respond”は単体でも「返答する」という動詞ですが、さらに細かく分けると「re-(後ろへ・お返しに)」+「spond(神に誓う・約束する)」というラテン語の語源にたどり着きます。
相手からのアクションに対して、こちらも「お返しに(re-)誠実に応じることを誓う(spond)」というのが、このパーツの本質的な意味です。
● responsible(責任がある)
⇒「respond(応答する)」+「-ible(~できる)」=何か問題が起きたときに、逃げずにしっかり「言葉を返せる(説明できる)」状態 ⇒「責任がある」
● sponsor(スポンサー、保証人)
⇒「spond(誓う人)」=資金を出して支えることを「誓った人」
● spouse(配偶者、結婚相手)
⇒「spond(お互いに誓い合う)」=生涯を共にすることを「誓い合った相手」
このように、「お互いに(cor-)お返しをすることを誓い合う(respond)」から、ぴったりと息の合った「一致する・対応する」や、手紙のやり取りが続く「文通する」という意味に繋がっていくわけですね!
”correspond”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”correspond”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「お互いに同じように応答し合う」
⇒”correspond”=「一致する・対応する」「文通する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒物に対応するときは「to」、人とやり取りするときは「with」を後ろに置くのが基本!
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