「con-(完全に)」+「tin-(保つ)」+「-ous(〜に満ちている)」の3つのパーツで構成されている単語です。
「途切れずにずっと保ち続けている」がコアイメージで、ここから“continuous“=「絶え間ない」「連続的な」という意味になるんですよ!
”continuous”の意味とコアイメージ:一切の途切れがない「連続」
”continuous(発音:kəntínjuəs/コンティニュアス【形容詞】)”は「絶え間ない」「連続的な」という意味を持つ単語です。
前述の通り、「con-(完全に、共に)」+「tin-(保つ、維持する)」+「-ous(〜に満ちている)」の3つのパーツから成り立っており、「途切れずにずっと保ち続けている」というのがコアイメージになります。
そこから、途中で一瞬たりともストップすることなく「絶え間ない・連続的な」状態が続くのが”continuous”なわけですね!
”continuous”は「一本の途切れない線」のイメージが非常に強い単語です。
「時間的・空間的に隙間がなく、完全にずーっと繋がっていること」がcontinuousなんですね。
基本的な例文
・The brain needs a continuous supply of blood.
(脳は絶え間ない血液の供給を必要としている。)
・The continuous rain caused floods in the area.
(降り続く[絶え間ない]雨がその地域に洪水を引き起こした。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
さらに、日常会話やビジネスシーンでよく使われる応用例文もセットで覚えておきましょう!
日常・ビジネスで使える追加例文
・The factory has been in continuous operation for 24 hours.
(その工場は24時間連続で操業している。)
・We need continuous efforts to achieve our business goals.
(ビジネス目標を達成するためには、絶え間ない努力が必要です。)
”continuous”の詳しい使い方(語法・文法・派生語)

”continuous”を実際の試験や英会話で正しく使いこなすために、知っておきたい語法・文法のポイントと派生語をまとめました。
1. 文法的な特徴(限定用法と叙述用法)
”continuous”は、”continuous rain(降り続く雨)”のように名詞の直前に置いて修飾する使い方(限定用法)が一般的です。
しかし、以下のようにbe動詞などの後ろに置いて補語として使うこと(叙述用法)も可能です。
・The loud noise from the construction site was continuous.
(工事現場からの大きな騒音は、途切れることなく絶え間なかった。)
2. ビジネスや時事で必須の頻出フレーズ(コロケーション)
”continuous”は特定の名詞と結びついてよく使われます。丸ごと覚えておくと語彙力がグッとアップしますよ!
- continuous improvement:継続的改善(ビジネス用語の「カイゼン」の英訳として有名です)
- continuous growth:持続的な成長
- continuous line:実線(点線や破線に対して、一本に繋がった線のこと)
3. 一緒に覚えたい!2つの重要派生語
形容詞形だけでなく、副詞形と名詞形も一緒に覚えてしまうのが効率的な単語の覚え方です。
- 【副詞】continuously(絶え間なく、連続して)
(例文)It rained continuously for three days.(3日間、雨が絶え間なく降り続いた。) - 【名詞】continuity(連続性、継続性)
(例文)We must ensure the continuity of our business.(私たちはビジネスの継続性を確保しなければならない。)
”continuous”の類義語①:「絶え間ない」を意味する”continual / constant”との違い

例えば”continual”や”constant”なども「絶え間ない、続く」を意味する単語で、試験でも非常によく狙われるポイントです!
⇒「絶え間ない」の意味を持つ単語”continual / constant”
ニュアンスの違いを簡単にまとめると、以下のようなイメージです!
continuous ⇒「一切途切れがない」=(一本の線のように)連続する
continual ⇒「何度も繰り返される」=断続的に何度も続いてうっとうしい
constant ⇒「ずっと一定で変わらない」=(速度や温度、愛情などが)不変の
文字だけだとちょっとややこしく感じるかもしれないので、実際のフレーズと例文で違いをハッキリさせましょう!
● continuous rain
「(1秒も止むことなく、ずっとザーザーと)降り続く雨」
⇒ 途切れの隙間がまったくなく、ずっと続いている状態。
● continual complaints
「(何度も何度も、思い出したように言ってくる)度重なる苦情」
⇒ やんだと思ったらまた始まる、繰り返しでうんざりする状態。
(例文)I am tired of his continual complaints.
(彼の度重なる[断続的な]文句にはうんざりしている。)
● constant speed
「(ブレずにずーっと時速60kmをキープした)一定の速度」
⇒ 安定していて、変化やムラが起きない状態。
(例文)The room temperature must be kept at a constant level.
(部屋の温度は一定のレベルに保たれなければならない。)
”continuous”の類義語②:「連続的な」を意味する”successive / serial”との違い

⇒「連続的な」の意味を持つ単語”successive / serial”
それぞれのニュアンスの違いは以下の通りです。
continuous ⇒「隙間なく繋がっている」=一つのものが途切れない
successive ⇒「次から次へと連続する」=(3日連続の雨など)個別のものが続く
serial ⇒「順番に並んで続く」=(シリアルナンバーや連載など)定期的なシリーズの
こちらも具体的なフレーズと例文で、感覚を掴んでいきましょう!
● continuous line
「(点線ではなく、スーッと一本に繋がった)実線」
⇒ 1つの線が切れ目なく繋がっているイメージ。
● for three successive days
「3日連続で(1日目、2日目、3日目と次々に)」
⇒ 「日付」という個別の独立したコマが、順番に連続するイメージ。
(例文)This is the team’s third successive victory.
(これはそのチームの3連続の勝利だ。)
● a serial drama
「(第1話、第2話…と順番に放送される)連続ドラマ」
⇒ 順序立てられたシリーズもののイメージ。
(例文)He is a serial entrepreneur who has started four companies.
(彼はこれまでに4つの会社を立ち上げた連続起業家だ。)
”continuous”の語源はラテン語「continuus」 意味は「途切れない」

単語を深く理解するために、語源(歴史)についても確認していきましょう。
”continuous”の語源はラテン語の「continuus」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”continuous”の起源について、下記の記載があります。
Origin of continuous
First recorded in 1635–45; from Latin continuus “uninterrupted,” equivalent to contin(ēre) “to hold together, retain” (con- con + -tinēre, combining form of tenēre “to hold”; cf. contain) + -uus adjective suffix; cf. -ous, contiguous日本語訳:1635–45年に初めて記録された。ラテン語の「continuus(途切れない)」から来ており、これは「continēre(一緒に保つ、維持する:con-[共に] + tenēreの結合形 -tinēre[保つ]、containを参照)」に形容詞の接尾辞「-uus(現在の-ous)」が組み合わさったもの。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からわかるように、”continuous”はバラバラにならないように「ギュッと一緒に保ち続けること」から発祥しています。
● ラテン語:con-(一緒に)+ tenēre(保つ)
↓
● ラテン語の動詞:continēre(バラバラにせず、一緒に繋ぎ止めておく)
↓
● ラテン語の形容詞:continuus(途切れない、ずっと続いている)
↓
● 17世紀前半、英語の形容詞接尾辞と合流し「continuous」へ
Dictionary.comの解説にもある通り、箱の中に中身を「一緒に(con-)保ち(tin-)込める」という意味の動詞 **”contain(含む)”** とも、実は兄弟のような関係にある単語なんですよ!
構成パーツで芋づる式に覚える!「con-」+「tin-」+「-ous」

ここからは、冒頭でお話しした「パーツ構成(接頭辞・接尾辞など)」から”continuous”を脳に定着させていきましょう。
”continuous”の構成パーツは「con-(完全に、共に)」+「tin-(保つ、維持する)」+「-ous(〜に満ちている)」の3パーツです。
それぞれのパーツを持つ他の英単語も一緒に見ていくことで、語彙力を芋づる式に増やすことができますよ!
1. ”con-” は「完全に、共に」を意味するパーツ
”con-”は「完全に、共に」という意味を単語に付け加えるパーツです。
その他にも、以下のような身近な単語に”con-”が使われています。
- connect(共に + 繋ぐ = 接続する)
- concentrate(共に + 中心に集める = 集中する)
2. ”tin-” は「保つ、維持する」を意味するパーツ
”tin-”は「保つ、維持する」を意味するパーツです。(※元のラテン語の形は ten-)
その他の”tin-(ten-)”を使用する重要単語も合わせてチェックしておきましょう。
- retain(後ろに + 状態を保つ = 保持する・忘れないでいる)
- maintain(手で + 状態を保つ = 維持管理する・主張する)
- content(中に + 保たれているもの = 中身・コンテンツ・満足して)
3. ”-ous” は「〜に満ちている」を意味するパーツ
”-ous”は、その単語の性質や状態が「〜に満ちている」ことを表し、単語を【形容詞】にするパーツです。
その他にも、以下のような形容詞の語尾に”-ous”がよく見られます。
- famous(名声[fame]に満ちている = 有名な)
- nervous(神経[nerve]が過敏な状態に満ちている = 緊張している・神経質な)
”continuous”の意味と語源・覚え方のまとめ

最後に、今回学習した”continuous”の意味と覚え方について重要なポイントを復習しましょう!
⇒コアイメージは「途切れずにずっと保ち続けている」
⇒意味は「絶え間ない」「連続的な」
●語法・文法のポイント
⇒名詞の前に置くことが多いが、補語(叙述用法)としても使える。頻出の「continuous improvement(継続的改善)」はビジネス英語の必須フレーズ!
●類義語とのニュアンスの違い
⇒ 一切の途切れがない ”continuous” に対し、断続的に何度も繰り返してうるさい ”continual” の違いは、テストや資格試験で本当によく狙われるので絶対に押さえておきましょう!
関連付けて覚えることで記憶に残りやすくなりますので、ぜひ他の単語の解説もチェックしてみてくださいね!
