「con-(完全に)」+「sum-(取る)」+「-er(〜する人)」の3つのパーツで構成されている単語です。
「完全に使い切る人」がコアイメージで、“consumer“=「消費者」「(生態系における)消費生物」の意味を持ちますよ!
”consumer”の意味と使い方 コアイメージは「完全に使い切る人」
”consumer(発音:kənsúːmər / コンシューマー【名詞】)”は「消費者」「(生態系における)消費(者)生物」の意味を持つ単語です。
「con-(完全に)」+「sum-(取る)」+「-er(〜する人)」のパーツで構成されている単語で、「完全に使い切る人」がコアイメージです。
モノやサービスを使い切る主体(=「消費者」)を意味するわけですね!
”consumer”は市場経済における「消費者」という意味合いが強く、マーケティングや経済のニュースなどで頻出します。
可算名詞(数えられる名詞)なので、一般的に「消費者」と言う時は consumers と複数形になることが多い点も覚えておきましょう。
よく使われる”consumer”の頻出フレーズ(コロケーション)
ビジネスやTOEICなどでもよく出てくる”consumer”を使った頻出フレーズをいくつか紹介します。
- consumer goods(消費財、日用品)
- consumer electronics(家庭用電化製品、家電)
- consumer behavior(消費者行動)
- consumer rights(消費者の権利)
例文
・Consumer confidence has increased in recent months.
(ここ数ヶ月で消費者信頼感が向上した。)・We need to protect consumer rights.
(私たちは消費者の権利を守る必要がある。)・The new tax will affect low-income consumers.
(その新しい税金は、低所得の消費者に影響を与えるだろう。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”consumer”の関連語①:「顧客・買い手」を意味する単語”customer / buyer”

よく聞く「customer(顧客)」や「buyer(買い手)」とはどう違うのか、整理してみましょう!
⇒「買い手・顧客」の意味を持つ単語”customer / buyer”
イメージの違いとしては以下のようになります。
● consumer ⇒ 実際に商品を使って消費する最終的な人
● customer ⇒ 特定の店舗や企業から商品を購入する顧客
● buyer ⇒ 売買契約における買い手(仕入れ担当などビジネス寄り)
例えば、お父さんが子供のためにオモチャを「買った」場合を想像してみると分かりやすいです。
お店から見ればお父さんが「customer(顧客)」ですが、実際にそのオモチャを使って遊ぶ子供が「consumer(最終消費者)」となります。
● consumer(最終消費者)
「This product is designed for younger consumers.」
(この製品は若年層の消費者向けにデザインされている。)
⇒ マクロな経済や消費行動のイメージ
● customer(お店の顧客・客)
「Our shop has many regular customers.」
(私たちの店には多くの常連客がいる。)
⇒ お店や企業から見た直接的な取引相手のイメージ
● buyer(買い手・仕入れ担当者)
「He works as a buyer for a large department store.」
(彼は大手デパートのバイヤー(仕入れ担当者)として働いている。)
⇒ 売買取引そのものの当事者のイメージ
”consumer”の関連語②:「利用者」を意味する単語”user / client”

⇒「利用する人」の意味を持つ単語”user / client”
こちらのイメージの違いは以下の通りです。
● user ⇒ システムや道具、サービスを日常的に使う人
● client ⇒ 弁護士やコンサルタントなど、専門的な個別サービスを依頼する顧客
● user(利用者・ユーザー)
「This app has over a million active users.」
(このアプリには100万人以上のアクティブユーザーがいる。)
⇒ ITシステム、ウェブサイト、ソフトウェアなどの機能やシステムを操作して活用するイメージ
● client(依頼人・クライアント)
「The lawyer gave advice to his client.」
(その弁護士は依頼人(クライアント)にアドバイスをした。)
⇒ 建築家、弁護士、会計士などから、長期的な信頼関係に基づき個別のアドバイスやサポートを受けるイメージ
”consumer”の語源は中期英語 意味は「浪費家」から「消費者」へ

”consumer”の語源についても、確認していきましょう。
”consumer”の語源は中期英語です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”consumer”の起源について、下記の記載があります。
Origin of consumer
First recorded in 1375–1425, for the earlier sense “squanderer,” 1525–35 for the current sense; Middle English; consume + -er日本語訳:1375〜1425年に初めて記録され、初期の意味は「浪費家(使い果たす人)」、1525〜1535年に現在の意味(消費者)となった。中期英語。consume(消費する) + -er(〜する人)。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”consumer”はもともと「お金やモノをめちゃくちゃに使い果たす人(浪費家)」という意味から発祥している模様です。
● 1375–1425年頃:中期英語として登場。当初は「squanderer(浪費家・使い果たす人)」という意味だった
↓
● 1525–1535年頃:現在の「経済的な財やサービスを消費する人(消費者)」という意味で使われ始める
↓
● 現代:マーケティングや経済学、さらには生態系における「消費生物」にまで広く定着
ちなみに動詞の「consume」には、「(時間・お金・エネルギーなどを)消費する、使い尽くす」という意味があります。
構成パーツで覚える”consumer” 「con-」+「sum-」+「-er」

ここからは構成パーツの面から”consumer”について覚えていきましょう。
”consumer”の構成パーツは「con-(完全に)」+「sum-(取る、消費する)」+「-er(〜する人、もの)」の3つのパーツです。
各パーツについて紹介していきます。
“con-“は「完全に、一緒に」を意味するパーツ
”con-”は「完全に、一緒に」を意味するパーツ(接頭辞)です。
話を完全に閉じることから(=「結論づける」)を表しています。
その他に”confirm”(確認する=完全に固くする)や、”contemporary”(同時代の=時間を一緒にする)等も”con-”を使用する単語です。
”sum-”は「取る、消費する」を意味するパーツ
”sum-”はラテン語の「sumere(取る)」に由来し、「取る、消費する」を意味するパーツです。
ある考えや責任を自分の方へ取り込む(引き受ける)ことから(=「仮定する、引き受ける」)を表しています。
その他の”sum-”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
・presume(あらかじめ取る = 推定する)
”-er”は「〜する人、もの」を意味するパーツ
”-er”は「〜する人」や「〜する道具・もの」を意味するパーツ(接尾辞)です。
モノや作品を生み出す人(=「生産者、プロデューサー」)を表しています。
その他にteacher(教える人)や、computer(計算するもの=コンピューター)等も”-er”を使用するお馴染みの単語です。
”consumer”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”consumer”の意味と覚え方についてのまとめです。
● ”consumer”は「con-(完全に)」+「sum-(取る)」+「-er(〜する人)」の3パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「完全に使い切る人」。
● 意味は「消費者」「(生態系における)消費生物」。
【語法・使い分けのポイント】
● 「customer(お店のお客様)」や「user(サービスの利用者)」とは異なり、マクロな視点で**「実際に最終消費を行う主体」**を指す際に使われます。
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