「con-(共に)」+「sult(座る・熟考する)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「膝を突き合わせて共に熟考する」がコアイメージで、“consult“=「相談する、意見を求める」「(辞書などを)調べる保存する」の意味を持ちますよ!
”consult”の意味と使い方|コアイメージは「膝を突き合わせて共に熟考する」
”consult(発音:kənsʌ́lt/コンサルト【動詞】)”は「相談する、意見を求める」「(辞書などを)調べる」の意味を持つ単語です。
「con-(共に)」+「sult(座る・熟考する)」のパーツで構成されている単語で、「膝を突き合わせて共に熟考する」がコアイメージです。
そこから、プロの意見を仰ぎながらじっくり「相談する・意見を求める」ことや、信頼できる情報源(辞書や地図)に向き合ってデータを「調べる」のが”consult”なわけですね!

”consult”は動詞として、単に世間話をするのではなく、「専門的なアドバイスを求めて有識者に相談する」という文脈で非常に広く使われます。日本語でも「コンサルタント」という言葉があるように、プロに知恵を借りるニュアンスが強いです。
その道の専門家に相談するイメージですね。
このように”専門知識を持っている人や物にアプローチして、正しい判断を下すための意見をもらう”という意味から、ビジネスや医療、学術的なシーンにいたるまで広く使用されます。
基本的な例文
・You should consult a doctor if the symptoms persist.
(症状が続く場合は、医師に相談する[意見を求める]べきだ。)
・He consulted a dictionary to check the meaning.
(彼は意味を確かめるために辞書を調べた。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
【重要】”consult”の語法・文法解説|自動詞と他動詞の使い分け

”consult”を正しく使いこなすために、絶対に押さえておきたい文法的なポイントを解説します。”consult”には**「他動詞」**と**「自動詞」**の両方の使い方があり、ニュアンスが少し異なります。
1. 他動詞としての使い方(consult + 目的語)
前置詞を挟まず、直後に「人」や「物(情報源)」を置く最も一般的な形です。
● consult + 人(専門家):「(専門的なアドバイスを求めて)~に相談する」
● consult + 物(辞書・地図・規則など):「(情報を求めて)~を参照する、調べる」
・I need to consult a specialist about this financial matter.
(この財務上の問題について、専門家に相談する必要がある。)
・Please consult the user manual for more detailed instructions.
(より詳細な手順については、取扱説明書を参照してください。)
2. 自動詞としての使い方(consult with + 人)
”consult with + 人” の形をとると、**「(対等な立場で)~と協議する、話し合う」**という意味になります。
ここがポイント!
単にアドバイスを一方的に仰ぐ(他動詞)のではなく、「お互いに意見を出し合って方針を決める」という双方向のニュアンスが含まれますよ!
・The president consulted with his advisers before making the final decision.
(大統領は最終決定を下す前に、顧問団と協議した。)
・I will consult with my team members and get back to you.
(チームメンバーと相談した上で、折り返しご連絡いたします。)
”consult”の類義語・関連語との違い

①「相談する・話し合う」を意味する単語”discuss / talk to”との違い
例えば”discuss”や”talk to”なども「相談する、話し合う」を意味する単語ですよ!
⇒「相談する」の意味を持つ単語”discuss / talk to”
イメージの違いとしては
consult ⇒「知識のあるプロに知恵を借りる」=専門的なアドバイスを求める
discuss ⇒「対等な立場で議論を交わす」=問題解決のために話し合う
talk to ⇒「身近な人に言葉を投げかける」=カジュアルに相談する
といった感じです!
● consult a lawyer
「(専門知識を持つ)弁護士に法律の相談をする」
⇒ 指導や回答を得るために、下から意見を仰ぎに行くイメージ
● discuss the plan
「(チームメンバーと)その計画について話し合う」
⇒ 意見を戦わせたり、擦り合わせたりして結論を出すイメージ
● talk to my parents
「両親に(ちょっとしたことを)相談する」
⇒ 身近な相手に気兼ねなく話を打ち明けるイメージ
②「調べる」を意味する単語”look up / check”との違い
⇒「調べる」の意味を持つ単語”look up / check”
それぞれの表現の違いとしては
consult ⇒「確かな情報源をじっくり参照する」=辞書・地図・史料などを調べる
look up ⇒「特定の1語や情報を検索する」=単語帳やネットで検索する
check ⇒「正しいかどうかを確認する」=照合する、確かめる
といったイメージです。
● consult a map
「(ルートをじっくり確認するために)地図を調べる」
⇒ 信頼できる確固たるデータに目を通し、判断材料にするイメージ
● look up a word
「(分からない)単語を(ピンポイントで)辞書で調べる」
⇒ 膨大な情報の中から、特定の目的のものを探し出すイメージ
● check the time
「(遅刻していないか)時間を確認する」
⇒ 合っているか、問題がないかを確認するイメージ
”consult”の語源はラテン語「consultāre」 意味は「熟考する、繰り返し助言する」

”consult”の語源についても、確認していきましょう。
”consult”の語源はラテン語の「consultāre」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”consult”の起源について、下記の記載があります。
Origin of consult
First recorded in 1525–35; from Middle French consulter, from Latin consultāre “to deliberate,” literally, “to advise repeatedly,” from consulere “to advise, consider, seek advice from”; cf. consul日本語訳:1525〜35年に初めて記録された。中期フランス語のconsulterを経由し、ラテン語のconsultāre(熟考する、文字通りの意味は「繰り返し助言する」)から発祥。これはconsulere(助言する、考慮する、意見を求める)に由来し、consul(執政官)とも関連がある。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”consult”はラテン語の「集まって何度もアドバイスを交わし合う」という行為から発祥している模様。
● ラテン語:consulere(助言する、よく考える、意見を求める)
↓
● ラテン語(反復形):consultāre(繰り返し助言する、慎重に審議・熟考する)
↓
● 中期フランス語:consulter を経由して英語の「consult」へ
ちなみに「cf. consul」とある通り、古代ローマの最高官職である「執政官(コンスル)」とも根っこが同じです。国家の重大事を国家のために『共によく話し合って決める人』というイメージから繋がっているんですね。
構成パーツで覚える”consult” 「con-」+「sult」

ここからは構成パーツの面から”consult”について覚えていきましょう。
”consult”の構成パーツは「con-(共に)」+「sult(座る・熟考する)」のパーツです。
“con-“は「共に、完全に」を意味するパーツ
”con-”は「共に、完全に」を意味するパーツです。(※後ろに続く文字によってcom-やco-に変化します)
その他に conversation(会話)や、contemporary(同時代の)等も”con-”を使用する単語です。
”sult”は「座る、熟考する」を意味するパーツ
”sult”は「座る、熟考する」を意味するパーツです。(※ラテン語で「座る」を意味する言葉に由来しています)
”consult”から派生した重要な英単語
”consult”の仲間(派生語)も一緒に覚えてしまうと、一気に語彙力がアップします!
● consultation(名詞:相談、協議、診察)
● consultative(形容詞:諮問的な、相談上の)
”consult”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”consult”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「膝を突き合わせて共に熟考する」
⇒”consult”=「相談する、意見を求める」「(辞書などを)調べる」の意味
●語法・文法のポイント
⇒ アドバイスを求める時は他動詞として ”consult a doctor(医師に相談する)”
⇒ 対等に話し合う時は自動詞として ”consult with A(Aと協議する)” のようにwithを伴う!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!