conspiracy 悪だくみのイメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「conspiracy」の意味と使い方・覚え方・文法解説【con-(共に)+spire(息をする)=共に息をする】

 
コダック
今日の英語表現は”conspiracy”

「con-(共に)」+「spire(息をする)」+「-acy(こと)」の3つのパーツで構成されている単語です。

共に息をする(ひそひそ声を合わせる)がコアイメージで、“conspiracy“=「陰謀、謀略」「密謀」の意味を持ちますよ!

 

”conspiracy”の意味と使い方 コアイメージは「共に息をする」

 

”conspiracy(発音:kənspírəsi / カンスピラシィ【名詞】)”は「陰謀、謀略」「密謀、共同謀議」の意味を持つ単語です。

「con-(共に)」+「spire(息をする)」+「-acy(こと)」の3つのパーツで構成されている単語で、「共に息をする」がコアイメージです。

 

 
コダック
複数の人が同じ部屋に集まり、周囲に聞こえないように顔を近づけて「共に息をする(=ひそひそ話をする)」(=「悪巧みをする」こと、

それが名詞の形になったのが(=「陰謀・謀略」”conspiracy”なわけですね!

conspiracy 悪だくみのイメージ図

”conspiracy”で表現するものは、「非合法なことや悪事を、秘密裏に複数人で企むこと」が多いです。

 
コダック
逆に、堂々と公に計画することや、1人だけで企む計画などは後述する”plan”や”plot”などを使用しますよ!

 

例文

They were charged with conspiracy to defraud the government.
(彼らは政府から金をだまし取る陰謀の罪で起訴された。)
※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

Police uncovered a conspiracy to overthrow the government.
(警察は政府を転覆させる陰謀を暴いた。)

He denied any involvement in the conspiracy.
(彼はその陰謀への関与を一切否定した。)

 

”conspiracy”の関連語①:「陰謀」を意味する単語”plot / scheme”

 
コダック
せっかく”conspiracy”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”plot”や”scheme”なども「陰謀・計画」を意味する単語ですよ!

 

”conspiracy”の類義語
⇒「陰謀・計画」の意味を持つ単語”plot / scheme”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

conspiracy⇒「複数人の密謀」=集団による非合法で大きな陰謀
plot ⇒「小規模な企み」=秘密の(小説の筋書きのような)計画
scheme ⇒「組織的な計画」=少しずる賢い、または大きな枠組み

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”conspiracy / plot / scheme”のイメージの違い

● conspiracy
「a conspiracy to overthrow the government」
⇒複数の組織や人間が裏で糸を引き、政府転覆を企てる国家レベルの「大きな陰謀」のイメージ

● plot
「a plot to assassinate the king」
⇒特定のターゲット(王など)を狙って、秘密裏に企てられた「暗殺計画・企み」のイメージ

● scheme
「a get-rich-quick scheme」
⇒「一攫千金の(ちょっと怪しい・ずる賢い)計画・儲け話」というイメージ

 

”conspiracy”の頻出フレーズ・使い方(語法・文法)

 
コダック
せっかく”conspiracy”の持つ意味について学んだので、

一緒によく使われる文法や、定番のフレーズ・動詞の組み合わせについても覚えてしまいましょう!

 

”conspiracy”の頻出フレーズ・文法のポイント
⇒①「conspiracy to do(〜する陰謀)」
⇒②「conspiracy theory(陰謀論)」
⇒③ よく一緒に使われる動詞(uncover / exposeなど)
 

 

 
コダック

それぞれの表現の違いや意味合いとしては

ポイント①⇒「conspiracy to + 動詞の原形」=〜する企み
ポイント②⇒「conspiracy theory」=世間で噂される陰謀論
ポイント③⇒「uncover / expose a conspiracy」=陰謀を暴く、明るみに出す

といったイメージです。

 

 

 
コダック
特に「conspiracy theory(陰謀論)」や、「陰謀を暴く」という動詞の組み合わせは、ニュースやネットでも日常的にめちゃくちゃよく見かける表現ですよ!例文を見てみましょう!

 

例文で見る!”conspiracy”の定番フレーズ

● conspiracy to do
「He was arrested for conspiracy to murder.」
⇒彼は殺人の陰謀(共謀)の容疑で逮捕された。

● conspiracy theory
「Don’t believe every conspiracy theory you hear.」
⇒耳にする陰謀論を何でもかんでも信じてはいけないよ。

● uncover / expose a conspiracy
「The journalist exposed a corporate conspiracy.」
⇒そのジャーナリストは企業の陰謀を暴いた。

 

 

”conspiracy”の語源はラテン語の「conspirare」!元々は「調和」を表す良い意味だった?

ここからは”conspiracy”の語源について、さらに深く掘り下げて確認していきましょう。

”conspiracy”は、動詞の「conspire(共謀する)」に名詞を作る接尾辞「-acy」が組み合わさってできた単語です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”conspiracy”の起源について、下記の記載があります。

Origin of conspiracy
First recorded in 1325–75; Middle English conspiracie, probably from Anglo-French; see conspire, -acy; replacing Middle English conspiracioun; see conspiration

日本語訳:1325〜75年に初めて記録された。中英語の「conspiracie」から来ており、おそらくアングロ=フランス語に由来する。「conspire(共謀する)」と「-acy(名詞語尾)」を参照。以前の中英語「conspiracioun」に取って代わったもの。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”conspiracy”は14世紀頃にフランス語(アングロ=フランス語)を経由して英語に定着したことが分かります。

では、さらにその大元を辿るとどうなるのでしょうか?実は、そのルーツはラテン語の「conspirare(コンスピラーレ)」に遡ります。

 

”conspiracy”の語源(起源~発祥まで)
● 古代ローマ(ラテン語):conspirare(共に息をする、調和する、一致団結する)

● 時代が下るにつれ、「(悪い目的のために)秘密裏に心を一つにする」というネガティブな意味合いが強まる

● アングロ=フランス語などを経由し、14世紀頃の中英語で「conspiracie(陰謀)」として定着

 

 

 
コダック
実はラテン語の「conspirare」には、もともと楽器の演奏などで「息をぴったり合わせる」といった「調和」や「一致」を表すポジティブな意味もありました。

それが歴史の中で、政治的な対立や権力闘争の文脈で使われるようになり、「権力者の目を盗んで、こっそり息を合わせて企む」というネガティブな意味(=陰謀)へと変化していったんです!言葉の歴史って面白いですよね!

 

 

構成パーツで覚える”conspiracy” 「con-」+「spire」+「-acy」

ここからは構成パーツの面から”conspiracy”について覚えていきましょう。

”conspiracy”は、大きく分けて「con-(共に)」+「spire(息をする)」+「-acy(こと)」の3つのパーツから成り立っています。

 

それぞれのパーツが持つイメージを深く知ることで、他の単語に出会ったときにも応用が効くようになりますよ!次から各パーツについて詳しく紹介していきます。

“con-“は「共に」「完全に」を意味するパーツ(接頭辞)

”con-”は「共に」「完全に」を意味するパーツで、ラテン語の「cum(共に)」に由来します。
後ろに続く単語のスペルによって「com-」や「co-」などに形を変えることも多い、非常にメジャーな接頭辞です。

 

 
コダック
例えば”connect”という単語は「con-(共に)」+「nect(結ぶ)」のパーツで構成されており、

複数のものを一つに結びつける(=「繋ぐ、接続する」)を表しています。

”conspiracy”の場合も、「複数の人が共に(con-)」集まっている情景が浮かびますね!

 

その他にも、contemporary(con-共に + temporary時代の = 同時代の)や、conclude(con-完全に + clude閉じる = 結論づける)等も”con-”のイメージが生きている単語です。

 

”spire”は「息をする」「生命・精神」を意味するパーツ(語根)

”spire”は「息をする」を意味するパーツで、ラテン語の「spirare(呼吸する)」が語源です。

単なる呼吸というだけでなく、昔の人は「息=生命の源、見えないエネルギー」と考えていたため、「spirit(精神・魂)」という単語もこのパーツの仲間にあたります。

 

 
コダック
”spire”は他の接頭辞と組み合わさることで、たくさんの重要単語を作り出しますよ!

例えば”aspire”という単語は「a-(〜の方へ)」+「spire(息をする)」のパーツで構成されています。

ある目標に向かってため息をつくほど強く願う(=「熱望する、切望する」)を表しています。

 

その他の”spire”を使用する単語についても、イメージをつなげると一気に覚えやすくなります!

  • expire(ex-外に + spire息を吐き出す = 息を吐き切って終わる = 期限が切れる・息を引き取る
  • inspire(in-中に + spire息を吹き込む = 相手の中に感情やエネルギーを吹き込む = インスピレーションを与える、鼓舞する
  • perspire(per-全体を通って + spire息をする = 皮膚全体を通して呼吸する = 汗をかく

 

”-acy”は「状態・性質・こと」を意味するパーツ(接尾辞)

”-acy”は単語のお尻にくっついて、「性質、状態、〜すること」を表す名詞を作るパーツです。

 

 
コダック
形容詞を名詞化する時などによく使われます!

例えば”privacy”という単語は「private(私的な)」+「-acy(状態)」のパーツで構成されており、

他人から干渉されない私的な状態(=「プライバシー、秘密」)を表しています。

 

その他に accuracy(accurate正確な + acy状態 = 正確さ)や、literacy(literate読み書きできる + acy状態 = 読み書きの能力、リテラシー)等も”-acy”を使用する単語です。

 

”conspiracy”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”conspiracy”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”conspiracy”は「con-(共に)」+「spire(息をする)」+「-acy(こと)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「共に息をする(裏でひそひそ声を合わせる)」
㠀⇒”conspiracy”=「陰謀、謀略」「密謀」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「conspiracy to do(〜する陰謀)」や、ニュースで定番の「conspiracy theory(陰謀論)」の形でよく使われる。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」