consensus 皆の心を一つにまとめる イメージ図

【語源も分かる】英単語「consensus」の意味・使い方・語源!agreement等との違いも徹底解説

 
コダック
今日の英語表現は”consensus”

「con-(共に)」+「sens-(感じる)」+「-us(名詞語尾)」の3つのパーツで構成されている単語です。

共に同じように感じる事がコアイメージで、“consensus“=「合意、意見の一致」「世論、総意」の意味を持ちますよ!

 

”consensus”の意味とコアイメージは「共に同じように感じる事」

 

”consensus(発音:kənsénsəs/カンセンサス【名詞】)”は「合意、意見の一致」「世論、総意」の意味を持つ単語です。

「con-(共に)」+「sens-(感じる)」+「-us(名詞語尾)」の3つのパーツで構成されている単語で、「共に同じように感じる事」がコアイメージです。

 

 
コダック
関係者が集まって、物事に対して同じように心の底から感じる(=「同じ気持ちを共有する」ことや、

グループ全体の意見が一つにまとまっている(=「全体の心が一致している」)状態のこと=”consensus”なわけですね!

consensus 皆の心を一つにまとめる イメージ図

”consensus”は「集団の意見がまとまる」というイメージが強い単語です。

単なる多数決(51人が賛成、49人が反対のような状態)ではなく、「議論や妥協を重ねた結果、集団全体として大きな反対がなく合意に至った総意」というニュアンスを持ちます。

 

 
なるほど!ビジネスでも「コンセンサスを取る」って言ったりするよね!
 
コダック
そうですね!国際会議での決議や、ビジネスにおける社内の根回しや意見の一致を想像してみると分かりやすいですよ!

 

例文

・The committee reached a consensus on the new plan.
(委員会はその新しい計画について合意に達した。)

・There is a general consensus that changes are necessary.
(変更が必要であるという一般的な世論[総意]がある。)

※参考・例文一部引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【実践・使い方】”consensus”のよく使われる頻出フレーズ

 

”consensus”はビジネスやニュース記事などでも非常によく使われます。一緒によく使われる動詞(コロケーション)をセットで覚えてしまいましょう!

 

”consensus”の頻出フレーズ・使い方

● reach a consensus (on / about ~)
「(〜について)合意に達する」
※最もよく使われる王道フレーズです。
[例文]We finally reached a consensus on the budget.
(私たちはついに予算について合意に達した。)

● build a consensus
「合意を形成する、コンセンサスを構築する」
※事前の根回しや、話し合いで意見をまとめていく過程を指します。
[例文]The manager is trying to build a consensus among the team.
(マネージャーはチーム内で合意を形成しようとしている。)

● a general consensus
「大方の合意、一般的な総意」
※「だいたいみんな同じ意見だよね」という世論や総意を表します。

 

”consensus”の関連語①:「合意・一致」を意味する単語”agreement / consent”

 

せっかく”consensus”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!
”agreement”や”consent”なども「合意、一致」を意味する単語です。

 

”consensus”の類義語
⇒「合意・一致」の意味を持つ単語”agreement / consent”

 

 
それぞれの表現にどんなニュアンスの違いがあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては以下のようになります!

consensus ⇒「集団全体の意見が(妥協も含め)一つの方向にまとまる」=総意、集団の合意
agreement ⇒「個人間や組織間で、条件をすり合わせて同意に至る」=(条件面での)合意・契約
consent ⇒「提案や要求に対して(自発的に)許可や承諾を与える」=(許可としての)承諾・同意

 

例文で見る!”consensus / agreement / consent”のイメージの違い

●reach a consensus
「(会議で議論を尽くし)全体の総意に達する」
⇒ 多数決ではなく、集団として一つの着地点を見つけて意見がまとまるイメージ。

●sign an agreement
「(お互いの条件を擦り合わせて)合意書・契約書にサインする」
⇒ ビジネスなどで、お互いのメリットが一致して契約を結ぶイメージ。

●without medical consent
「(本人の)医療的な同意[承諾]なしに」
⇒ 手術の同意書(インフォームド・コンセント)などのように、提案されたことに対して「いいですよ」と許可を出すイメージ。

 

”consensus”の関連語②:「決定・決議」を意味する単語”decision / resolution”

 

せっかく”consensus”の持つ「全体の意見をまとめる」という意味についても、関連する言葉があるので覚えてしまいましょう!

 

”consensus”の関連語
⇒「決定・決議」の意味を持つ単語”decision / resolution”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

consensus ⇒「集団の感情や意見が自然と一つにまとまる決定」=総意・合意
decision ⇒「迷った末に、または多数決などによって、進むべき道をスパッと決めること」=決断・決定
resolution ⇒「議会や大きな組織が、議論の末に公式に採択する固い決定」=決議

といったイメージです。

 

例文で見る!”consensus / decision / resolution”のイメージの違い

●by consensus
「(多数決ではなく)全体の合意によって」
⇒ 集団の意見が同じ方向を向いているイメージ。

●make a final decision
「最終決定を下す」
⇒ 選択肢の中から、個人の意志や多数決などで一つを「選び取る」イメージ。

●pass a UN resolution
「国連の決議案を通過させる」
⇒ 公式な機関が、強い意志を持って決定した公式声明・決議のイメージ。

 

”consensus”の語源はラテン語「consentīre」 意味は「同じ気持ちを共有する」

 

”consensus”の語源についても、確認していきましょう。

”consensus”の語源はラテン語「consentīre」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”consensus”の起源について、下記の記載があります。

Origin of consensus
First recorded in 1850–55; from Latin, from consentīre “to be in agreement, share a feeling,” from con- con + sentīre “to feel” (cf. sense)

日本語訳:1850〜55年に初めて記録された。ラテン語に由来し、「同意する、感情を共有する」を意味するラテン語 consentīre から来ている。これは con-(共に) + sentīre(感じる)で構成されている(※sense を参照)。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”consensus”はラテン語の「共に感じる」という言葉から発祥している模様です。

 

”consensus”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語で「共に(con-)」+「感じる(sentīre)」が合体して「consentīre」となる

● 「みんなで同じ気持ち、感情を共有する」という意味で使われるようになる

● 19世紀半ばに英語に導入され、名詞形の語尾が付いて「consensus(意見の一致・総意)」として定着する

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみに「sentīre」というと、私たちのよく知る「五感(sense)」や「感情(sentiment)」という意味とも深く繋がっています。

 

構成パーツで覚える”consensus” 「con-」+「sens-」+「-us」

 

ここからは構成パーツの面から”consensus”について覚えていきましょう。
”consensus”の構成パーツは「con-(共に)」+「sens-(感じる)」+「-us(名詞語尾)」の3つのパーツです。

 

各パーツについて紹介していきます。

“con-“は「共に、一緒に、完全に」を意味するパーツ

”con-”は「共に」を意味するパーツです。(com- や co- , col- などに形を変えることもあります)

 

 
コダック
例えば”connect”という単語は「con-(共に)」+「nect(結ぶ)」の2つのパーツで構成されており、

「お互いをしっかりと繋ぎ合わせる(=「接続する」)」を表しています。

 

その他に colleague(同僚)や、contact(接触する)等も”con-”の仲間を使用する単語です。

 

”sens-”は「感じる、五感、意味」を意味するパーツ

”sens-”は「感じる」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”sensitive”という単語は「sens-(感じる)」+「-itive(〜の性質を持つ)」の2つのパーツで構成されており、

「周りの刺激を人一倍強く感じ取ってしまう(=「敏感な、感受性が豊かな」)」を表しています。

 

その他の”sens-”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

sensation(感覚、大評判), sentiment(感情、情緒)

 

”-us”は「ラテン語由来の名詞」を意味するパーツ

”-us”は「単数名詞の語尾」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”status”という単語は「stat(立つ、位置)」+「-us(名詞語尾)」の2つのパーツで構成されており、

「社会の中でその人が立っている場所(=「地位、身分」)」を表しています。

 

その他に focus(焦点)や、genius(天才)等も”-us”を使用する名詞です。

 

”consensus”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”consensus”の意味と覚え方についてのまとめです。

● ”consensus”は「con-(共に)」+「sens-(感じる)」+「-us(名詞語尾)」の3パーツで構成されている単語。
⇒ コアイメージは「共に同じように感じる事」。
⇒ “consensus”=「合意、意見の一致」「世論、総意」の意味。

● 語法・文法のポイント ⇒ ビジネスや政治の場で、単なる多数決ではなく「話し合いなどを経て集団全体の意見がまとまること(大きな反対がない状態)」というニュアンスで使われます。reach a consensus(合意に達する)というフレーズが超頻出です!

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」