「con-(共に)」+「figure(形づくる)」+「-ation(こと)」の3パーツで構成されている単語です。
「全体の形を整える」がコアイメージで、“configuration”=「構成」「配置」「設定」の意味を持ちますよ!
”configuration”の意味と使い方 コアイメージは「全体の形を整える」
”configuration(発音:kənfìgjuréiʃən/コンフィギュレイション【名詞】)”は「構成」「配置」「設定」の意味を持つ単語です。
「con-(共に)」+「figure(形づくる)」+「-ation(こと)」の3パーツで構成されている単語で、「全体の形を整える」がコアイメージです。
そこから、複数の要素が綺麗に組み合わさった「構成・配置」や、システムや機器を動かすための全体の「設定」を意味するのが”configuration”なわけですね!
”configuration”は、PCやネットワーク、クラウド環境などのIT分野で「システム構成」や「環境設定」という意味で非常によく使われます。

またIT分野に限らず、星の並び(天体の配置)や、化学における分子の立体的な結合、オフィスの座席配置など、複数のものが「特定のパターンや規則性を持って並んでいる状態」を指すときにも広く使われる表現です。
複数の要素を適切な位置に配置して、機能する状態にする”という意味から、ITインフラの設計、科学の専門分野、ビジネスの組織編成にいたるまで幅広く使用されます
【使い方】日常やビジネスで役立つ頻出フレーズ
”configuration”は、以下のようなお決まりの組み合わせ(コロケーション)でよく使われます。フレーズごと押さえておくと、実際の場面で格段に使いやすくなりますよ!
- system configuration (システム構成)
- network configuration (ネットワーク設定・構成)
- cloud configuration (クラウド設定)
- in a stable configuration (安定した配置で)
- initial configuration (初期設定)
分かりやすい例文
① IT・ビジネスシーンでの例文
・Please check the network configuration before starting the server.
(サーバーを起動する前に、ネットワークの設定[構成]を確認してください。)
・You can modify the system configuration files to optimize performance.
(パフォーマンスを最適化するために、システム構成ファイルを変更することができます。)② 科学・一般的な配置での例文
・The atoms are arranged in a stable configuration.
(原子は安定した配置で並んでいる。)
・The company changed the seating configuration of the office.
(会社はオフィスの座席配置を変更した。)※参考・例文一部引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”configuration”の文法・語法 ITで超頻出する略称と数え方のルール

1. ITの現場では ”config(コンフィグ)” と略される
エンジニアの間やビジネスの現場では、”configuration” を省略して ”config” と呼ぶのが一般的です。設定ファイルの拡張子として `.config` や `.cfg` が使われているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。言葉は短いですが、中身は「全体の構成・設定」という大きな意味を持っています。口頭でも「コンフィグを書き換える」のように日常的に使われます。
2. 基本は「数えられる名詞(可算名詞)」
「1つのまとまった構成・配置パターン」を指すため、原則として数えられる名詞(可算名詞)です。そのため、複数の異なる設定パターンを比較したり、複数の機器の設定を指したりする際には複数形の ”configurations” になります。
ちなみに、動詞形は ”configure(〜を構成する、設定する)” なので、こちらもセットで押さえておくと語彙力がグッと広がりますよ!
”configuration”の関連語:「構成・設定」を意味する単語”structure/setting”との違い
例えば”structure”や”setting”なども「構成、構造、設定」を意味する単語ですよ!
⇒「構成・設定」の意味を持つ単語”structure/setting”
イメージの違いとしては
configuration⇒「複数のパーツをどこにどう置くかという「要素の配置・構成パターン」」=パーツ全体の配置・構成
structure⇒「建物のように、頑丈な骨組みがしっかりと組み上げられている「組織の構造」」=強固な骨組み・組織構造
setting⇒「時計の針を合わせるように、特定の場所や数値を好みに合わせる「個別設定」」=環境やツマミ、数値の個別設定
といった感じです!
実際のシチュエーションをベースに、ニュアンスの差をさらに確認してみましょう!
●a dual-boot computer configuration
「(1台のPCの中に2つのOSをどう配置するかという)コンピュータの構成」
⇒ どのパーツやシステムをどう組み合わせて全体を作るか、という配置のイメージ
●the social structure of Japan
「日本の社会構造」
⇒ 土台や柱がしっかり固定されていて、簡単には形が変わらない大きな仕組みのイメージ
●change the volume setting
「音量の設定を変更する」
⇒ すでにある枠組みの中で、音量や画面の明るさなどの「数値を合わせる」イメージ
”configuration”の語源は後期ラテン語「configūrātiō」!要素を集めて「1つの形を作り上げる」プロセス

英単語を深く理解するために、”configuration”の語源についても確認していきましょう。
”configuration”の語源は、後期ラテン語の「configūrātiō」に遡ります。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”configuration”の起源について下記の記載があります。
Origin of configuration
1550–60; < Late Latin configūrātiōn- (stem of configūrātiō ), equivalent to Latin configūrāt ( us ) shaped like its model, past participle of configūrāre to mold, shape ( con- con- + figūr ( a ) figure + -ātus -ate 1 ) + -iōn- -ion日本語訳:1550〜60年に初出。後期ラテン語の configūrātiō(語幹は configūrātiōn-)に由来。これはラテン語の configūrātus(モデルと同じ形にされた、configūrāre[形づくる、かたどる:con- 共に + figūra 形 + -ātus]の過去分詞)に、接尾辞の -iōn(こと)を組み合わせたもの。
※参考・引用「Dictionary.com」
少し専門的な内容ですが、ここで重要なのは「モデル(お手本)と同じ形にされた」「共に形づくる」という部分です。
ラテン語の「configūrāre」は、単に何かを作るのではなく、「複数の要素を持ち寄り、あらかじめ決まった設計図やお手本(モデル)に合わせて、全体の形を整える」という意味合いを持っていました。
実は16世紀半ばに英語に定着した当初、この単語は主に「星や惑星の配置」を表すのによく使われていました。夜空に散らばるバラバラの星々が、特定の形(星座のようなまとまり)を構成している状態を指していたのです。
そこから時代が下るにつれて、天体だけでなく、機械の部品、科学的な分子の構造、そして現代の「コンピュータシステムやネットワークのパーツの配置(設定)」へと、意味が拡張していきました。
ラテン語:configūrāre(複数のものを集めて、お手本通りに形を作る)
↓
後期ラテン語:configūrātiō(要素が配置されてできた外形・まとまり)
↓
1550年代:英語に定着。「天体の配置」などを表す
↓
現代:あらゆるシステムや部品を最適に配置した「構成・設定」へと進化
バラバラの部品やソフトウェアを集めてきて(con-)、説明書や設計図というお手本通りに、正しく動く形へと組み上げる(figure)こと。
プラモデルを作ったり、家具を組み立てたりするようなイメージを持っておくと、この単語が持つ「全体の形を整える」というニュアンスがグッと掴みやすくなりますよ!
構成パーツで覚える”configuration”:「con-」+「figure」+「-ation」を徹底分解!

ここからは、”configuration” を構成する3つのパーツについて詳しく解説していきます。
単語をパーツ(接頭辞・語根・接尾辞)に分解して理解すると、記憶に残りやすくなるだけでなく、同じパーツを持つ他の英単語の意味まで芋づる式に覚えられるようになりますよ!
”configuration” は、以下の3つのパーツから成り立っています。
① con-(共に、完全に)
② figure(形づくる)
③ -ation(こと[名詞化])
それぞれのパーツが持つ役割と、関連する重要単語を一緒に見ていきましょう!
1. ”con-” は「共に、一緒に、完全に」を意味するパーツ(接頭辞)
”con-” は、ラテン語の ”cum” に由来する接頭辞で、「共に(together)」「一緒に」「完全に」という意味を持っています。バラバラにあるものを「1つの場所に集める」「一体化させる」というニュアンスが基本です。
※後ろに続くアルファベットの音(子音)に合わせて、”com-” や ”co-”、”col-” などに形が変わる(同化作用)という特徴もあります。
・combine(com-[共に]+ bi[2つの]+ ine = 2つの要素を1つに合わせる ➔ 結合させる、組み合わせる)
・compose(com-[共に]+ pose[置く]= 別々の要素を同じ場所に置く ➔ 構成する、組み立てる、作曲する)
2. ”figure” は「形、形づくる、数字、姿」を意味するパーツ(語根)
”figure” は、ラテン語で「形・外形」を意味する ”figura” や、「形づくる」を意味する ”fingere” に由来する中心パーツ(語根)です。これ単体でも独立した英単語としてよく使われますね。
「目に見えない抽象的なものやバラバラの素材に、ハッキリとした具体的な形や枠組みを与える」というのがコアのイメージです。
・figure out(動詞句:見えなかった形を最後まで作り出す ➔ 〜を理解する、解決する、計算して出す)
・disfigure(dis-[悪くする・否定]+ figure[形]= 本来の綺麗な形を台無しにする ➔ 外観を損なう、形を崩す)
・figurative(figure[形・比喩]+ -ative[〜の性質を持つ]= 具体的な形に例えた ➔ 比喩的な、象徴的な)
3. ”-ation” は「〜すること、〜された状態」を意味するパーツ(接尾辞)
最後に来る ”-ation” は、動詞の後ろにくっついて「〜すること(動作)」「〜された状態・結果(名詞化)」を表す接尾辞です(単語の性質を名詞に変える役割を持っています)。
このパーツを意識できるようになると、初めて見た単語でも語尾を確認するだけで「名詞だな」と品詞を正確に判断できるようになりますよ。
・information(inform[通知する・形づくる]+ ation = 知識を与えて形づくること ➔ 情報)
・imagination(imagine[想像する]+ ation = 心の中に形を思い描くこと ➔ 想像力)
+ figure(バランスよく適切な形に作り上げる)
+ -ation(こと・その状態)
⇒ 「全体の形を綺麗に整えて配置すること、その設定状態」
バラバラだった要素をすべて同じ場所に集め(con-)、しっかりと機能する1つの形に作り上げ(figure)、その設定された状態(-ation)を指す。
だからこそ、”configuration” は単なる部分的な数値の微調整(setting)ではなく、システムや組織の根幹に関わる**「構成」「配置」「設定」**という意味になるわけですね!
”configuration”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”configuration”の意味と覚え方についてのまとめです。
「con-(共に)」+「figure(形づくる)」+「-ation(こと[名詞化])」の3パーツで構成。
⇒ コアイメージは「全体の形を整える(最適な配置)」
⇒ 意味は「構成」「配置」「(PCなどのシステム)設定」
● 語法・文法のポイント
⇒ IT業界やビジネスの現場では「config(コンフィグ)」と略されることが多い。
⇒ 単なる細かい数値の微調整(setting)とは異なり、複数の要素をどう組み合わせて全体を作るかという「配置・システム構成」のパターンそのものを指す。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!