NO IMAGE

【語源も分かって、忘れない】英単語「certificate」の意味と使い方・覚え方・文法解説【cert-(確実な)+-fic-(作る)=確実にされたもの】

 

 
コダック
今日の英語表現は”certificate”

「cert-(確実な)」+「-fic-(作る)」+「-ate(〜にされたもの)」の3つのパーツで構成されている単語です。

「確実にされたもの」がコアイメージで、“certificate”=「証明書、免許状、修了証」「(資格などを)証明する」の意味を持ちますよ!

 

”certificate”の意味と使い方 コアイメージは「確実にされたもの」

 

”certificate”は「証明書、免許状、修了証」「(資格などを)証明する」の意味を持つ単語です。

実は、名詞として使う場合と動詞として使う場合で、以下のように発音が少し変わるのがポイントです!

  • 名詞:/sərtífikət/(◆サティフィカト)
  • 動詞:/sərtífikèit/(◆サティフィケイト)

「cert-(確実な)」+「-fic-(作る)」+「-ate(〜にされたもの)」の3つのパーツで構成されている単語で、「確実にされたもの」がコアイメージです。

 

 
コダック
事実が正しいと「確実(cert-)」に「する・作る(-fic-)」ための「もの(-ate)」ということから、

公式に認められた「証明書」や、学校などの課程を修了した「修了証」を意味する”certificate”なわけですね!

certificate イメージ図

”certificate”で表現するものは、「物理的・公式に発行される証明書」が多いです。

 
コダック
逆に「私は無実だ」という抽象的な行為としての証明や、科学的な証拠などは後述する”proof”や”certification”を使用しますよ!

 

”certificate”の語法・文法解説と頻出フレーズ

ここでは、”certificate”を実際に使う際の重要なルールと、日常会話やビジネス、TOEICなどでよく使われる定番フレーズを解説します!

 

 
コダック
まず名詞としての最大のポイントは、「可算名詞(数えられる名詞)」である点です!
書類としての「1枚、2枚」がハッキリしているため、単数なら a certificate、複数なら certificates とする必要があります。

 

また、動詞としては「〜に証明書を交付する」「〜を公式に証明する」という意味になります。日常会話では名詞としての用法が圧倒的に多いですが、ビジネスシーンなどでは be certificated as ~(〜として資格・認証を与えられている) という受動態の形でよく登場しますよ!

 

▼”certificate”の超頻出フレーズ
a birth certificate(出生証明書)
a marriage certificate(婚姻証明書)
a certificate of completion(修了証書・修了証明書)
a teacher’s certificate(教員免許状)
a gift certificate(商品券・ギフト券 ※主に北米でよく使われます)

 

「certificate」の基本例文

【名詞としての例文】
・You need to submit a birth certificate to get a passport.
(パスポートを取得するには出生証明書を提出する必要があります。)
・He received a certificate of completion after finishing the training course.
(彼は研修コースを終えた後、修了証書を受け取った。)
・I received a 50-dollar gift certificate as a birthday present.
(誕生日のプレゼントに50ドルの商品券をもらいました。)

【動詞としての例文】
・She was certificated as a public accountant last year.
(彼女は昨年、公認会計士としての資格を与えられた[証明された]。)

※参考・例文一部引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”certificate”の関連語①:「証明・証拠」を意味する単語”proof/certification”

 
コダック
せっかく”certificate”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”proof”や”certification”なども「証明・証拠」を意味する単語ですよ!

 

”certificate”の類義語
⇒「証明・証拠」の意味を持つ単語”proof/certification”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

certificate ⇒「個別の書類」=証明書・証書そのもの(可算名詞)
certification ⇒「プロセス・資格」=認証すること、資格認定(不可算名詞)
proof ⇒「論理的な証拠」=言い逃れできない事実の証明(不可算名詞)

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”certificate/certification/proof”のイメージの違い

a marriage certificate
「(役所が発行する紙の)婚姻証明書」
⇒ 物理的に手で持てる「書類」のイメージ(可算名詞)

product certification
「(一定の基準を満たしたという)製品の認証・認定」
⇒ 審査をパスして正式な資格や地位を得る「行為・システム」のイメージ(不可算名詞)

proof of innocence
「(アリバイなどの)無実の証明・証拠」
⇒ 疑いようのない事実を突きつける「論理・証拠」のイメージ(不可算名詞)

 

「proof / certification」の追加例文

・Do you have any proof of your identity?
(身元を証明できるもの[証拠]はありますか?)
・The company is seeking ISO certification for its quality management system.
(その会社は品質管理システムにおいてISO認証の取得を目指している。)

 

”certificate”の関連語②:「免許・資格」を意味する単語”license/qualification”

 
コダック
せっかく”certificate”の持つ「資格や権利」という意味についても、

類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”certificate”の類義語
⇒「免許・資格」の意味を持つ単語”license/qualification”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

certificate ⇒「修了の証拠」=特定のコースや試験を終えた証書
license ⇒「法的な許可」=(運転などの)禁止を解除する免許
qualification ⇒「必要な能力」=職務を果たすためのスキルや条件

といったイメージです。

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”certificate/license/qualification”のイメージの違い

a teacher’s certificate
「(教職課程を終えた)教員免許状・修了証」
⇒ 学びや試験を完了したことで与えられる証書のイメージ

a driver’s license
「運転免許証」
⇒ 本来は禁止されている行為(運転など)を特別に許可する法的な仕組みのイメージ

meet the qualifications for the job
「その仕事の応募資格[必要条件]を満たす」
⇒ 経験やスキルなど、その立場に就くために必要な実力のイメージ

 

「license / qualification」の追加例文

・He lost his driver’s license for speeding.
(彼はスピード違反で運転免許を失った。)
・She has excellent qualifications for the managerial position.
(彼女はその管理職のポジションに対して素晴らしい資格[能力・経歴]を持っている。)

 

”certificate”の語源はラテン語「certificāre(確実にする)」 時代を経て「証明書」へ

”certificate”の語源についても、深く確認していきましょう。

”certificate”の直接的な語源は、中世ラテン語の「certificātum(証明されたもの)」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”certificate”の起源について、下記の記載があります。

Origin
1375–1425; late Middle English certificat < Medieval Latin certificātum, noun use of neuter of certificātus certified (past participle of certificāre ), equivalent to certific- ( see certify) + -ātus -ate 1

日本語訳:1375–1425年。後期中英語の certificat から。これは中世ラテン語の certificātum(認定された、保証された)の中性名詞形。certificāre(証明する)の過去分詞。certific-(certifyを参照) + -ātus(-ate)に相当。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容を紐解くと、”certificate”のルーツはさらに古く、ラテン語の「certus(確かな)」と「facere(作る)」の組み合わせに行き着きます。

この2つの言葉が合わさって生まれたのが、後期・中世ラテン語の「certificāre(確実にする・証明する)」です。

そして、その過去分詞の中性形(=〜されたもの)である「certificātum(確実にされたもの)」が、中世の公的な文書などで使われるようになり、やがて英語へと取り入れられました。

 

”certificate”の語源(起源~英語への流入まで)
●ラテン語「certus(確かな)」+「facere(作る)」

●後期・中世ラテン語の「certificāre(証明する)」

●中世ラテン語の「certificātum(確実にされたもの/証明書)」

●14世紀後半〜15世紀ごろ、後期中英語の「certificat」として英語に流入

 

 

 
コダック
歴史をたどると、「確かな状態を作る」という動作が、最終的に「確かな状態にされた『物』(=証明書)」へと変化していったのが分かりますね!

ちなみに、同じ語源を持つ動詞の「certify」は、「証明する・保証する」という意味を持っています。「certificate」とセットで覚えておくと便利ですよ!

 

 

構成パーツで覚える”certificate” 「cert-」+「-fic-」+「-ate」

ここからは、単語をより深く記憶に定着させるために、構成パーツ(語源)の視点から”certificate”を細かく解剖していきましょう!

”certificate”の構成パーツは、「cert-(確実な)」+「-fic-(作る)」+「-ate(〜にされたもの)」の3つのパーツに分解することができます。

それぞれのパーツが持つ本来の意味や、同じパーツを持つ「仲間の単語」を一緒に押さえることで、丸暗記に頼らない本物の語彙力が身につきますよ!

 

“cert-“は「確実な・明らかな」を意味するパーツ

”cert-”は、もともとラテン語で「ふるい分けてはっきりさせる」という意味の言葉に由来しており、そこから「確実な」「明らかな」という意味を持つパーツになりました。

 

 
コダック
一番イメージしやすい身近な単語だと、形容詞の”certain(確実な、確信して)”がありますね!
物事がはっきりしていて疑う余地がない(=「確実な」)状態を表しています。

 

その他にも、この”cert-”を使った重要単語はたくさんあります。一緒に覚えると記憶の連鎖が起きて忘れにくくなりますよ!

”cert-”(確実な)を使用する単語の例
certify(動詞:〜を証明する、保証する)
⇒ cert-(確実な)+ -fy(動詞:〜にする)= 確実に正しいと証明する
ascertain(動詞:〜を確かめる、突き止める)
⇒ ad-(〜に対して)+ certain(確実な)= 調査して事実を確実なものにする

 

”-fic-”は「作る・〜化する」を意味するパーツ

”-fic-”は、ラテン語で「作る」「行う」を意味する動詞に由来するパーツです。英単語の中に入ると、「何かを作り出す」「〜の状態にする」というアクティブなニュアンスを持ちます。

 

 
コダック

このパーツが含まれる単語は、「エネルギーを使って何かを生み出しているイメージ」を持つのがコツです!

例えば、”efficient(効率的な)”という単語は、ef-(外に)+ -fic-(作る)+ -ent(〜の性質の)で構成されています。「外に向けてしっかりと結果を作り出せる」ということから、「効率的な、有能な」という意味になるわけですね。

 

ちなみに、この ”-fic-” は、動詞の語尾に付く ”-fy”(〜にする、〜化する)とも同じ親戚(語源)です。その他の単語についても下記で紹介します。

efficient(効率的な), artificial(人工的な:art[技術]+fic[作る]=技術で作られた), magnify(拡大する:magni[大きい]+fy[作る]=大きくする)

 

”-ate”は「〜にされたもの・状態」を意味するパーツ

最後の ”-ate” は、単語の語尾にくっついて名詞や動詞、形容詞を作るパーツ(接尾辞)です。今回の ”certificate” のように名詞の後ろに付く場合は、過去分詞の形から「〜にされたもの」「〜の性質を持つ人・物」という意味を表します。

 

 
コダック
名詞を作る ”-ate” は、特定のプロセスを経て出来上がった「結果・成果物」や、特定の立場にある「人」を表すことが多いです!

例えば”graduate(卒業生、卒業する)”という単語は、「階段・段階(grad-)」+「〜すること(-ate)」のパーツで構成されており、学校のすべてのステップ(段階)を終えた「卒業生」を表します。

 

他にも、名詞として ”-ate” を使用している重要な単語をチェックしておきましょう。

名詞としての ”-ate” を含む重要単語
candidate(名詞:候補者)
⇒ candid-(純白の)+ -ate(〜の人)= 古代ローマで立候補者が白いトガ(衣服)を着ていたことから「候補者」
delegate(名詞:代表者、特使)
⇒ de-(離れて)+ leg-(任命して送る)+ -ate(〜された人)= 任務を与えられて遠方に派遣された「代表者」

 

これら3つのパーツが合体すると……
【cert-(確実な)】+【-fic-(作る)】+【-ate(〜にされたもの)】=「公式に、確実に正しいものとして作られた書類」
というロジックになり、ここから「証明書」「免許状」という意味に繋がるわけですね!単語の成り立ちが分かると、一気に記憶に残りやすくなりませんか?

 

”certificate”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”certificate”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”certificate”は「cert-(確実な)」+「-fic-(作る)」+「-ate(〜にされたもの)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「確実にされたもの(証明)」
⇒”certificate”=「証明書、免許状、修了証」「(資格などを)証明する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒可算名詞(数えられる)なので、1枚なら a certificate、複数なら certificates とする必要がある(certificationは不可算名詞なので混同注意!)
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」