in-⇒パーツ①・名称 中に・上に⇒パーツ①の意味 sistere⇒パーツ②・名称 立つ・立たせる⇒パーツ②・意味 ーー⇒パーツ③・名称 ーー⇒パーツ③・意味 その場に立ち続ける⇒コアイメージ・名称 insist⇒英単語・名称 主張する⇒英単語の意味① 強く要求する⇒英単語の意味② タイトル:【語源も分かって、忘れない】英単語「insist」の意味と使い方・覚え方・文法解説【in-(中に・上に)+sistere(立つ)=その場に立ち続ける】
こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「in-(中に・上に)」+「sistere(立つ・立たせる)」のパーツで構成されている単語です。
「その場に立ち続ける」がコアイメージで、“insist“=「強く主張する」「言い張る・要求する」の意味を持ちますよ!
”insist”の意味と使い方 コアイメージは「その場に立ち続ける」
”insist(発音:insíst/インシスト【動詞】)”は「強く主張する」「言い張る・要求する」の意味を持つ単語です。
「in-(中に・上に)」+「sistere(立つ・立たせる)」のパーツで構成されている単語で、「その場に立ち続ける」がコアイメージです。
そこから、自分の意見を一歩も引かずに「「強く主張する」」ことや、「どうしてもこうして欲しい!」と周囲に”insist”するわけですね!
”insist”は動詞として、周囲の反対や疑いの目がある中で「私は絶対に正しい!」と言い張る時や、おもてなしの文脈で「ここは私に奢らせて!(I insist!)」と強く譲らない時などに広く使われます。また、文法的にとても重要な「that節の中で動詞の原形を使う(仮定法現在)」というルールがあることでも有名で、受験やビジネスの試験でも頻出します。
これは、周りが「彼が犯人じゃないか?」と疑っている状況でも、彼は『無実という足場の上にずっと立ち続けている』ために、「主張を曲げない」というイメージになります。テコでも動かない感覚なんですね。
このように“周囲の圧力に負けず、自分の意見や要求のポジションを頑なにキープする”という意味から、ビジネスの交渉から、裁判での主張、日常の譲らないやり取りにいたるまで広く使用されます。
例文
・She insisted on her opinion.
(彼女は自分の意見を強く主張した[曲げなかった]。)
・My father insisted that we should stay at home.
(父は私たちが家に残るべきだと強く要求した。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”insist”の関連語①:「主張する」を意味する単語”claim / assert”
例えば”claim”や”assert”なども「主張する」を意味する単語ですよ!
⇒「主張する」の意味を持つ単語”claim / assert”
イメージの違いとしては
insist ⇒「反対されても一歩も引かずに」=頑なに言い張る(主観的)
claim ⇒「(証拠はないかもしれないが)自分の権利を」=正当性を主張する・言い張る
assert ⇒「確信を持って堂々と」=断言する、強く明言する(客観的風)
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● insist on one’s innocence
「(周囲が疑っていても諦めずに)自分の無実を言い張る」
⇒ 反対意見に屈せず、自分のポジションをキープするイメージ
● claim ownership
「(自分が買ったものだから)所有権を主張する」
⇒ 当然の権利として「それは私のものだ」と言い立てるイメージ
● assert authority
「(自分がリーダーであることを示すために)権威を誇示する・断言する」
⇒ 自信たっぷりに周囲へ自分の考えを認めさせようとするイメージ
”insist”の関連語②:「持続する・固執する」を意味する単語”persist / continue”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「しつこく続ける」の意味を持つ単語”persist / continue”
それぞれの表現の違いとしては
insist ⇒「言葉で強く」=意見を言い張る
persist ⇒「行動や状態がしつこく」=(困難でも)やり通す、こだわり続ける
continue ⇒「ただシンプルに途切れず」=継続する
といったイメージです。
● He insisted on paying.
「(だめだと言っても)彼がどうしても支払うと言い張った」
⇒ 発言や意思を曲げずに相手に要求を通そうとするイメージ
● The rain persists.
「(あきらめ悪くダラダラと)雨が降り続く」
⇒ 嫌な状態や頑なな行動が、しつこく粘り強く残るイメージ
● continue reading
「読書を続ける」
⇒ 途切れさせることなく、そのまま次の行為へ進めていくフラットなイメージ
”insist”の文法・語法 絶対に外せないthat節内の「原形」ルール
”insist”を語る上で、文法問題で非常によく狙われるポイントが2つあります。
1. 「〜すべきだと要求する」のthat節内は、動詞が原形になる!
「insist that S + (should) + 動詞の原形」というルールがあります。
shouldは省略されることが多いため、主語がHeやSheであっても、過去の文であっても動詞が**原形**になります(仮定法現在)。
・He insisted that she **be** present at the meeting.
(彼は彼女が会議に出席するべきだと強く要求した。)
※ ✕ is や ✕ was ではなく、原形の **be** になるのが超重要です!
2. 単に「〜だと主張する(事実の指摘)」の時は普通の時制になる!
「〜すべきだ(要求)」ではなく、「(過去に)〜だったと言い張る(事実の主張)」の時は、この原形ルールは適用されず、普通に時制の一致を受けます。
・He insisted that he **was** innocent.
(彼は自分が無実だったと言い張った。)
※ 「無実であるべきだ」という要求ではないので、普通に過去形になります。
”insist”の語源はラテン語「insistere」 意味は「その場に立ち続ける、固執する」
”insist”の語源についても、確認していきましょう。
”insist”の語源はラテン語の「insistere」”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”insist”の起源について、下記の記載があります。
Origin of insist
First recorded in 1580–90; from Latin insistere “to stand still on, persist in,” from in- in + sistere “to cause to stand, stop” (see also stand)日本語訳:1580〜90年に初めて記録された。ラテン語の「insistere(〜の上に立ち続ける、固執する)」から来ており、これは「in-(中に・上に)」+「sistere(立たせる、止まる)」で構成されている。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”insist”は16世紀末に英語に現れ、ラテン語の「その場にしっかり足を止めて立つ」という動作から発祥している模様。
● ラテン語:in-(中に・上に) + sistere(立たせる)
↓
● ラテン語:insistere(その場に立ち続ける、固執する)
↓
● 16世紀後半、現在の英語の「insist(一歩も引かずに主張する)」へ
「sistere」は英語の「stand(立つ)」とも親戚の言葉なので、「特定のポジションから絶対に動かないぞ!」という強いニュアンスが語源の時点で含まれているんです。
構成パーツで覚える”insist” 「in-」+「sistere」
ここからは構成パーツの面から”insist”について覚えていきましょう
”insist”の構成パーツは「in-(中に・上に)」+「sistere(立つ・立たせる)」のパーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“in-“は「中に・上に」を意味するパーツ
”in-”は「中に・上に」を意味するパーツです。
中に向かって液体を送り込む(=「注射する・注入する」)を表しています。
その他に inspire(心の中に息を吹き込む=鼓舞する)や、include(中に閉じ込める=含める)等も”in-”を使用する単語です。
”sist”は「立つ・立たせる」を意味するパーツ
”sist”は「立つ・立たせる(ラテン語:sistere)」を意味するパーツです。
相手のすぐそばに立って支える(=「手伝う、援助する」)を表しています。
その他の”sist”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”insist”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”insist”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「その場に立ち続ける」
⇒”insist”=「強く主張する」「言い張る・要求する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「要求」の意味のthat節内では、主語や時制に関係なく動詞が【原形】になるルールに要注意!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!