【語源も分かる】英単語「bother」の意味と使い方・覚え方・文法解説【コアイメージは「騒がしくて面倒」】

 
コダック
今日の英語表現は”bother”

「騒がしくて面倒」がコアイメージで、“bother”=「困らせる」「面倒をかける」「わざわざ〜する」の意味を持ちますよ!

日常英会話でも頻出の単語なので、しっかりマスターしていきましょう!

 

”bother”の意味と使い方 コアイメージは「騒がしくて面倒」

 

”bother(発音:bάðər/バザー【動詞・名詞】)”は「困らせる、悩ます」「わざわざ〜する」などの意味を持つ単語です。

この単語の根底には「騒がしさ(ノイズ)・困惑(厄介)・労力(骨を折る)」の要素が含まれており、「騒がしい=面倒な状態」がコアイメージとなります。

 

 
コダック
周りで騒がしくされて落ち着かない状態や、誰かに構ってほしくなくて鬱陶しいと感じる状態。

そこから「人を煩わせる(=困らせる)」ことや、自分に対して「わざわざそんな面倒なこと(労力)をする」のが”bother”なわけですね!

 

”bother”の語源は諸説あり 意味は「騒音、かき乱す」

 

”bother”がなぜ「騒がしくて面倒」というイメージを持つのか、語源を見てみましょう。

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”bother”の起源について、下記の記載があります。

Origin of bother
First recorded in 1710–20; origin obscure; originally Hiberno-English; perhaps a hypercorrection of bodder, an alternative early form; perhaps a variant of pother

日本語訳:1710〜1720年に初記録。起源は不明。元々はアイルランド英語(Hiberno-English)由来。bodder(初期の別形)の過剰修正、あるいはpother(騒ぎ、混乱)の変形である可能性がある。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載からみると、”bother”は「pother(騒ぎ、混乱)」という言葉が変形し、「騒がしい状態」から派生した言葉のようです。

 

 
コダック
「騒ぎ(pother)」という言葉の響きが、いつの間にか「bother」に変化して、「面倒くさいこと」を指すようになったと考えるとイメージしやすいですね!

 

”bother”の文法・語法と頻出フレーズ(例文付き)

 

”bother”は動詞としても名詞としても使われます。ここでは実用的な頻出フレーズと例文を品詞別・意味別に紹介します。

1. 他動詞:「~を悩ませる、困らせる、邪魔をする」

人に対して迷惑をかけたり、心を煩わせたりする時によく使われます。

例文

・Sorry to bother you, but could you help me?
(お忙しいところ[煩わせて]すみませんが、手伝っていただけますか?)
・Does the smoke bother you?
(タバコの煙は気になりますか?/迷惑ですか?)
・Don’t bother me while I’m studying.
(勉強中は邪魔しないでくれ。)

2. 自動詞:「わざわざ~する(bother to do / bother ~ing)」

この使い方は非常に重要です。「労力をかけてわざわざする」という意味で、主に否定文や疑問文で「わざわざ~する価値がない」「そこまでする必要がない」というニュアンスで使われます。

 
コダック
「bother to do」は、「その面倒(bother)を冒してまで、〜という行動をとる」と考えると覚えやすいですよ!

例文

・Don’t bother to call him. He won’t answer.
(わざわざ彼に電話しても無駄だよ。出ないから。)
・He didn’t even bother saying goodbye.
(彼はわざわざさよならを言うことすらしなかった。)

3. 名詞:「面倒なこと、厄介な人」

”bother”は名詞として「面倒」「厄介事」という意味でも使われます。

例文

・It’s too much bother to cook dinner tonight.
(今夜夕食を作るのは面倒くさすぎる。)
・What a bother!
(なんて面倒なんだ!)

 

”bother”の関連語:「困らせる」を意味する”annoy/irritate”との違い

 

 
コダック
せっかく”bother”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

”annoy”や”irritate”なども「困らせる」を意味する単語ですが、少しずつニュアンスが異なりますよ!

 

”bother”の類義語
⇒「困らせる」の意味を持つ単語”annoy/irritate”

 

 
なるほど…、それぞれの違いは?

 

 
コダック

イメージの違いとしては

bother ⇒「忙しい時や集中している時に邪魔をされる」=煩わしい
annoy ⇒「繰り返し嫌なことをされて、精神的にイラッとする」=苛立たせる
irritate ⇒「じわじわと神経を逆撫でされるような不快感」=神経を逆撫でする

といった感じです!

 
コダック
状況別に見てみましょう!

 

例文で見る!”bother/annoy/irritate”のイメージの違い

●Stop bothering me while I’m working!
「仕事してるんだから邪魔しないで(煩わせないで)!」
⇒ 自分の作業を中断させられる物理的・精神的な面倒さ

●The noise from the construction really annoys me.
「工事の騒音に本当にイライラする(腹が立つ)」
⇒ 繰り返される不快な刺激への感情的な反応(怒り寄り)

●The constant itching irritates my skin.
「絶え間ない痒みが肌をヒリヒリさせる(神経を逆撫でする)」
⇒ 生理的・物理的な不快感や、神経を刺激する感じ

 

”bother”の意味と覚え方のまとめ

 

以下、”bother”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”bother”は「騒音(pother)」から派生し、「騒がしさ・困惑・労力」という概念を含む単語
⇒コアイメージは「騒がしくて面倒」
⇒動詞で「困らせる」「わざわざ〜する」、名詞で「面倒」の意味
●使い方・語法のポイント ⇒「bother to do(わざわざ〜する)」や「Don’t bother me(邪魔しないで)」のフレーズが重要。
 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」