【語源も分かる】英単語「blast」の意味と使い方・語源を解説!コアイメージは「エネルギーが一気に吹き出す」

 
コダック
今日の英語表現は”blast”

この単語は古くからある言葉で、「一吹きの強い風」という語源からそのまま発展した単語です。

「エネルギーが一気に吹き出す」がコアイメージで、“blast“=「爆破する、突風が吹く」「ものすごく楽しい時間」の意味を持ちますよ!日常会話でも超頻出です!

 

”blast”の意味とコアイメージは「エネルギーが一気に吹き出す」

 

”blast(発音:blǽst/ブラスト【動詞・名詞】)”は「爆破する、突風が吹く」「(スラングで)ものすごく楽しい時間」の意味を持つ単語です。

強烈な風やエネルギーが、一箇所からドカンと外に向かって勢いよく「吹き出す」状態が「エネルギーが一気に吹き出す」というコアイメージです。

 

 
コダック
ダイナマイトなどで風と衝撃波がドカンと吹き荒れる(=「爆破する」ことや、

感情や熱狂が一気に爆発して最高に盛り上がっている状態(=「ものすごく楽しい時間」”blast”なわけですね!

 

名詞としての意味と使い方:「突風」「爆風」「楽しい時間」

名詞として使う場合は、物理的な「強い風(突風・爆風)」や、比喩的な「楽しい時間」を表します。

名詞の例文

・A sudden blast of wind blew my hat off.
(突然の突風で帽子が吹き飛ばされた。)

・We had a blast at the party last night.
(昨日のパーティーは最高に楽しかったよ!)

・I hope you have a blast on your trip!
(旅行、思いっきり楽しんできてね!)

 

※”have a blast”は「最高に楽しい時間を過ごす」というネイティブが非常によく使うスラング(イディオム)です。必ず”a”をつけて使います。

 

動詞としての意味と使い方:「爆破する」「大音量で鳴らす」

動詞(他動詞)として使う場合は、「~を爆破する」という破壊のイメージや、スピーカーなどから「(音楽などを)大音量で鳴らす」という意味でもよく使われます。

動詞の例文

・They blasted the old building down.
(彼らはその古いビルを爆破解体した。)

・The construction workers blasted through the rock.
(建設作業員たちは岩を爆破して貫通させた。)

・My brother is always blasting music in his room.
(弟はいつも部屋で音楽を大音量で鳴らしている。)

 

音楽が大音量で流れているのを「音の爆風」に例えているとイメージすると覚えやすいですね!

 

超頻出!”blast”を使った定番フレーズ・イディオム

日常会話やニュースなどでよく耳にする、”blast”を使った定番表現を2つ紹介します。

1. full blast(全開で、最大音量で)

 
コダック
エアコンを「全開(強)」にしたり、音楽を「最大音量」にする時に使います!エネルギーがマックスで出ている状態ですね。

例文

・The air conditioner is on full blast.
(エアコンが全開になっている。)

2. blast off(ロケットなどが打ち上げられる)

 
コダック
ロケットや宇宙船が打ち上げられる時のフレーズです!
凄まじい噴射の爆風(blast)を上げて地面を蹴って離れる(off)イメージです。

例文

・The rocket is scheduled to blast off at 10 a.m.
(そのロケットは午前10時に打ち上げられる予定だ。)

 

”blast”の類義語との違い(ニュアンスの差)

 

せっかく”blast”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に、ニュアンスの違いを含めて覚えてしまいましょう!

 

1.「爆発・爆破」を意味する”blast / explode / burst”の違い

”blast”の類義語
⇒「爆発」の意味を持つ単語”explode/burst”

 

 
コダック

イメージの違いとしては

blast ⇒「激しい突風・衝撃波」=ダイナマイトなどの爆破・破壊
explode ⇒「内圧に耐えかねて破裂」=爆弾、ガス、感情の爆発
burst ⇒「破れて中身が飛び出す」=風船、水、涙の突然の決壊

といった感じです!

 

例文で見るイメージの違い

blast a rock
「(ダイナマイトを仕掛けて風圧と衝撃で)岩を爆破する」
⇒ 破壊目的の爆風が激しく外へ吹き出すイメージ

● The bomb exploded.
「爆弾が(化学反応による内圧で)爆発した」
⇒ ドカンと大きな音を立てて物質そのものが破裂・粉砕するイメージ

● A balloon burst.
「風船が(プツンと)破裂した」
⇒ 膜や壁が限界を迎えて、中身が一気にハジけて飛び出すイメージ

 

2.「楽しい時間」を意味する”blast / fun / good time”の違い

 

”blast”の類義語
⇒「楽しい時間」の意味を持つ単語”fun/good time”
 

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

blast ⇒「最高潮の大熱狂」=これ以上ないほど超楽しい時間
fun ⇒「おもしろいこと」=娯楽や遊びの楽しさ
good time ⇒「充実した時間」=心地よく過ごした素敵な時間

といったイメージです。

 

例文で見るイメージの違い

● have a blast
「(最高のパーティーなどで)ものすごく楽しい時間を過ごす」
⇒ テンションが最大まで爆発して「超最高!」と言っているイメージ

● English is fun.
「英語は(趣味や遊びとして)楽しい」
⇒ その対象そのものが面白く、エキサイティングであるイメージ

● have a good time
「(ディナーやデートで)良い時間を過ごす」
⇒ 穏やか、または満足のいく心地よい時間を楽しんだというイメージ

 

 

”blast”の語源は古期英語のblæst 意味は「一吹きの風」

 

”blast”の語源についても確認していきましょう。語源を知ることで、より深く単語を理解できます。

”blast”の語源は古期英語の「blæst」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”blast”の起源について、下記の記載があります。

Origin of blast
First recorded before 1000; 1955–60 blast for def. 7a; Middle English (noun and verb); Old English blæst (noun) “a blowing”; akin to Old Norse blāstr, Old High German blāst; see blow

日本語訳:1000年以前から記録あり(スラングとしての意味は1955-60年頃から)。中期英語の名詞・動詞、および古期英語の名詞 blæst(吹くこと)に由来。古ノルド語の blāstr、古高地ドイツ語の blāst と同系であり、「blow(吹く)」に関連。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”blast”は西暦1000年より前から「息や風を強く吹くこと」として使われていた模様です。

 

”blast”の語源(起源~発祥まで)
● 古期英語:blæst(一吹きの風、息を吹きかけること)

● 中期英語:名詞・動詞として「激しい突風」「強い風が吹く」へ発展

● 現代:ダイナマイトの登場などで「爆風・爆破する」という意味になり、さらに1950年代後半から熱狂的な「最高に楽しい時間」というスラングへ派生

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

語源の「吹く(blow)」という根っこから、現代の「爆風(blast)」や「楽しさの爆発(have a blast)」まで繋がっているのが面白いですね!

 

語源の仲間「blow(吹く)」と関連付けて覚えよう

”blast”はパーツ分解ではなく、そのまま「吹く」という動作から生まれた単語なので、同じ仲間である「blow」に関連した表現を意識すると一気に記憶に定着します。

”blow”は「(風が)吹く」を意味する最も一般的な単語です。

 

 
コダック
例えば”blow out”という表現は「blow(吹く)」+「out(外へ・消える)」の組み合わせで構成されており、

ローソクの火を息でフッと吹き消す(=「吹き消す」)を表しています。

 

その他に風に吹き飛ばされることや、クジラが潮を吹くことなども”blow”の仲間です。「風やエネルギーが外に向かう」という共通のイメージを持っておきましょう。

 

”blast”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”blast”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”blast”は古期英語の「blæst(一吹きの風)」から生まれた単語
⇒コアイメージは「エネルギーが一気に吹き出す」
⇒”blast”=「爆破する、突風が吹く」「ものすごく楽しい時間(スラング)」などの意味
●語法・文法のポイント ⇒日常会話では「have a blast(最高に楽しい時間を過ごす)」という名詞のイディオムがネイティブの間で超頻出!
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」