【語源も分かって、忘れない】英単語「continue」の意味と使い方・覚え方・文法解説【con-(完全に)+tinu(保つ)=完全に保ち続ける】

 

 
コダック
今日の英語表現は”continue”

「con-(完全に・共に)」+「tinu-(保つ)」のパーツで構成されている単語です。

「完全に保ち続ける」がコアイメージで、“continue”=「続ける」「続く」の意味を持ちますよ!

 

”continue”の意味と使い方 コアイメージは「完全に保ち続ける」

 

”continue(発音:kəntínjuː/コンティニュー【動詞】)”は「続ける」「続く」の意味を持つ単語です。

「con-(完全に)」+「tinu-(保つ)」のパーツで構成されている単語で、「完全に保ち続ける」がコアイメージです。

 

 
コダック
途中で途切れさせたり、手を離したりすることなく、状態や行動を「徹底して(con-)」「保ち続ける(tinu-)」こと=「続ける」ことなわけですね!

 

”continue”は、仕事や勉強、天候、議論などが、途切れることなくそのまま持続するときに幅広く使われます。

最大の特徴は、「〜を続ける(他動詞)」としても、「〜が続く(自動詞)」としても使える柔軟な単語である点です。

 

 
「完全に保ち続ける」かぁ。自動詞と他動詞でどうイメージが変わるの?
 
コダック
例えば、自動詞の「雨が一日中降り続けた(The rain continued all day.)」という文。これは雨が降る状態が、途中で晴れ間に遮られることなく、ずっとその場に『保たれていた(tinu-)』というイメージです。一本の線がずーっと繋がっている感覚ですね!
逆に他動詞なら、「(人が)何かを一本の線のようにキープする」というイメージになります。

 

このように”途切れのない、ひと繋がりの状態をキープする”という意味から、ビジネスの事業継続、日常の習慣、物語の続きにいたるまで広く使用されます。日常でよく使う便利なフレーズと一緒に、例文を見てみましょう!

「〜を続ける」の例文(他動詞)

・We decided to continue our research.
(私たちは研究を続けることに決めた。)
・Please continue your work.
(仕事を続けてください。)

「〜が続く」の例文(自動詞)

・The text continued on the next page.
(本文は次のページへと続いていた。)
・The hot weather will continue for another week.
(暑い天候はもう一週間続くだろう。)

※参考・一部例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

💡いっしょに覚えたい頻出表現:continue with ~
“continue” の後ろに with + 名詞 を置くと、「〜を(中断した後に)再開する、〜をそのまま続ける」という意味になります。ビジネスシーンでも超頻出のフレーズです!

例:Let’s continue with the next item on the agenda.
(議題の次の項目に進みましょう/続けましょう。)

 

”continue”の文法・語法 後ろに続く形と「〜のままである」のポイント

1. 後ろは ”to do” でも ”doing” でもどちらでもOK!

”continue”は、後ろに「〜し続ける」という動作を持ってくるとき、「continue to do(不定詞)」と「continue doing(動名詞)」のどちらの形を使っても大丈夫です。意味もほとんど変わりません。
例:He continued to talk. / He continued talking.(彼は話し続けた。)

★ワンポイント英語知識
基本はどちらでもOKですが、以下のような小さな例外ルールを知っておくと、英語のドクターになれますよ!
know や believe などの「状態を表す動詞」が後ろに来るときは、to do を使うのが一般的です。
② continue 自体が進行形(is continuing)になっているときは、doing が連続して響きが悪くなるのを防ぐため、後ろには to do を好んで使います。

 

2. 「continue + 形容詞」で「〜のままである」を表す

continueの後ろに、動詞ではなく「形容詞」を直接置くことで、天候や状況などが「〜という状態のままである、〜であり続ける」という意味を表せます。(文法的には第2文型 SVC の形です)

・The weather continues cold.
(寒い天候が続いている = 相変わらず寒い。)
・The situation continues unstable.
(状況は不透明なままである。)

 

”continue”の関連語①:「続ける」を意味する単語”keep/resume”

 
コダック
せっかく”continue”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”keep”や”resume”なども「続ける、再開する」を意味する単語ですよ!

 

”continue”の類義語
⇒「続ける」の意味を持つ単語”keep/resume”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

continue⇒「途切れなく一本の線のようにずっと持続させる、または中断した後に再び続ける」=(一本の線として)継続する
keep⇒「同じ動作や状態をその場にとどめて、何度も繰り返すようにして維持する」=(その状態を)保ち続ける
resume⇒「一度完全にストップしたものを、止まったまさにその時点から再びスタートさせる」=(中断後に)再開する

といった感じです!

 
同じ「続ける」でも、線として繋がっているのか、その場でキープしているのかで違うんだね。
 
コダック
そうなんです!特にビジネスや日常での「仕事」をテーマに比較すると、それぞれのニュアンスが一発で分かりますよ!

 

仕事のシチュエーションで見る!”continue/keep/resume”のイメージの違い

●continue working
「(契約が更新されたり、プロジェクトが次の段階へ行っても)仕事を継続する」
⇒ 途切れさせずに一本の線として進めたり、休憩を挟みつつも長期的に続けるイメージ

●keep working
「(今は手を止めちゃダメだ!と必死に手を動かして)仕事をやり続ける」
⇒ その場でその動作をずーっと継続して維持している、粘っているイメージ

●resume working
「(昼休みが終わったので、止まっていたところから)仕事を再開する」
⇒ 一度完全にストップしたゲームを、セーブデータからもう一度進めるようなイメージ

 

”continue”の語源はラテン語「continuāre」 意味は「すべてを一つにする」

”continue”の語源についても、確認していきましょう。

”continue”の直接的な語源はラテン語の「continuāre」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”continue”の起源について、下記の記載があります。

Origin of continue
First recorded in 1300–50; Middle English, from Anglo-French, from Latin continuāre “to make all one,” verbal derivative of continuus continuous

日本語訳:1300〜50年に初めて記録された。中期英語。アングロ=フランス語、およびラテン語の continuāre(すべてを一つにする、繋ぎ合わせる)に由来。これは continuus(連続的な)の動詞派生語。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”continue”は14世紀前半の中期英語の時代に、「すべてを一つにする(繋ぎ合わせる)」という意味を持つラテン語から発祥したことが分かります。

 

さらに歴史を深掘りすると、この言葉の根本には「con-(共に・完全に)」と「tenere(保つ)」を組み合わせた「continēre(一緒に保つ、結びつける)」というラテン語が存在しています。ここから「途切れのない(continuus)」という形容詞が生まれ、やがて「一つに繋ぎ合わせる(continuāre)」という動詞へと変化していきました。

 

”continue”の語源(起源~発祥まで)
ラテン語:continēre(一緒に保つ、結びつける)※根本のルーツ

ラテン語:continuus(途切れなく繋がっている、連続的な)

ラテン語:continuāre(途切れさせずに、すべてを一つの線に繋ぎ合わせる)

アングロ=フランス語を経て中期英語へ

1300年代:英語の「continue(状態や行動を一つに繋げて維持する=続ける)」として定着

 

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記の感じなわけですね!

バラバラだった時間や行動のパーツを、隙間なくピタッとくっつけて「すべてを一つ(make all one)」にするというラテン語の感覚が、今の「続ける」に繋がっています。

根本のルーツである「共に・完全に保つ」という成り立ちは、次に解説する構成パーツの理解にもそのまま直結しますよ!

 

 

構成パーツで覚える”continue” 「con-」+「tinu-」

英単語を効率よく、かつ忘れないように記憶するコツは、単語をパーツ(語源)に分解して理解することです!

”continue”は、「con-(完全に、共に)」という接頭辞と、「tinu-(保つ、維持する)」という語根の2つのパーツが組み合わさって成り立っています。

 

それぞれのパーツが持つ本来の意味や、同じパーツを持つ仲間の重要単語を詳しく解説していきますね。

 

“con-“は「完全に、共に」を意味するパーツ

”con-”は、後ろに続くアルファベットによって com- や col-、cor- などに形を変えますが、基本的には「完全に(強調)」「一緒に(共に)」という意味を付け加える非常にメジャーな接頭辞です。

 

 
コダック
例えば、”conclude”という単語は「con-(完全に)」+「clude(閉める)」というパーツで構成されています。

会議のドアや議論の幕を「完全にピタッと閉める」というイメージから、「締めくくる、結論づける」という意味を表しているんですよ!

 

他にも、”con-”を使った身近な単語には以下のようなものがあります。

  • connect:「con-(共に)」+「nect(結ぶ)」= 一緒に結びつける ⇒ つなぐ、接続する
  • convince:「con-(完全に)」+「vince(征服する)」= 相手の議論を完全に打ち負かす ⇒ 納得させる、確信させる

 

”tinu-”は「保つ、維持する、掴む」を意味するパーツ

”tinu-”は、ラテン語で「持つ、保つ、ホールドする」を意味する tenere という言葉に由来する語根です。このパーツは非常に形が変わりやすく、英語の単語の中では taintentin という姿でよく登場します。すべてに共通するのは「手でグッと掴んで離さない」というイメージです。

 

 
見た目は「tinu」や「tain」に変わるけど、根本にある「キープする」っていうイメージは全部同じなんだね!

 

 
コダック
その通りです!
例えば、先ほど接頭辞で少し触れた”contain”は「con-(一緒に)」+「tain(保つ)」なので、容器の中に「あれもこれも一緒にまとめてグッと保つ」=「含む、収容する」となります。

また、”obtain”という単語は「ob-(〜に向かって)」+「tain(掴んで保つ)」のパーツで構成されており、目標に向かって手を伸ばし、それを自分の手元に持ってきてしっかりと維持すること=「(努力して)手に入れる、獲得する」を表します。

 

この「tinu / tain / ten(保つ)」のネットワークを意識すると、他の重要単語のニュアンスも一発で繋がりますよ!

 

maintain(main[手]+ tain[保つ]=機械や状態が壊れないように、手で支えて維持する = 維持する、主張する
retain(re[後ろに・手元に]+ tain[保つ]=外に逃がさず、自分の手元に引き留めて保つ = 保持する、記憶にとどめる
content(con[完全に・一緒に]+ ten[保つ]=容器の中にいっぱいに保たれているもの = 中身、コンテンツ / 満たされて満足した

 

このように、”continue”は「完全に(con-)」「状態を掴んで離さず保つ(tinu-)」というパーツの組み合わせから、途切れのない一本の線のようにずっと状態を維持する=「続ける」「続く」という意味になるわけですね。

 

”continue”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”continue”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”continue”は「con-(完全に)」+「tinu-(保つ)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「完全に保ち続ける(一本の線にする)」
⇒”continue”=「続ける」「続く」の意味
●語法・文法のポイント ⇒後ろには不定詞(to do)と動名詞(doing)の両方を置くことができる。状態を表す形容詞とセットで「〜のままである」という意味にもなる。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」