【語源も分かる】英単語「away」の意味と使い方・例文・文法解説【a-(〜の状態で)+way(道)=離れていく】

 
コダック
今日の英語表現は”away”

「a-(〜の状態で)」+「way(道)」の2パーツで構成されている単語です。

「今いる場所から離れていく」がコアイメージで、“away”=「離れて、去って」「不在で、留守で」の意味を持ちますよ!

 

”away”の意味と使い方:コアイメージは「今いる場所から離れていく」

 

”away(発音:əwéi/アウェイ【副詞・形容詞】)”は「離れて、去って」「不在で、留守で」の意味を持つ単語です。

「a-(〜の状態で)」+「way(道)」の2つのパーツで構成されており、「今いる場所から離れていく」というのがコアイメージです。

 

 
コダック
本来は「道(way)の上に(a-)乗って進んでいる」という状態を表す言葉です。

そこから、今いる中心地(家や自分の目の前)を飛び出して、別の道へ進んでいって見えなくなる=「離れていく、去っていく」という意味になったわけですね!

 

”away”は基本的に副詞として使われ、物理的な移動や現在の状態を表す時に非常によく使われます。さらに、物理的な距離だけでなく、「すぐに(right away)」といった時間的な表現や、「夢中になって(carried away)」といった心理的な距離感の表現にも派生します。

 

 
「離れていく」イメージかぁ…
 
コダック
「犬が走り去った(The dog ran away.)」という状況を想像してみてください。
これは、犬が今いる場所の『道の上に(a-way)』飛び出して、こちらからどんどん離れて見えなくなっていくイメージです。視界からフェードアウトしていく感覚ですね。

 

このように”基準となる場所からどんどん距離が開いていく、あるいはそこにはいない”という意味から、日常会話、スポーツの試合(アウェイ戦)、ビジネスの出張の連絡にいたるまで幅広く使用されます。

例文

・The station is three miles away from here.
(駅はここから3マイル離れている。)

・She will be away on business next week.
(彼女は来週、出張で留守にします。)

・Please put your toys away.
(おもちゃを片付けてください。)

・I need to do it right away.
(それをすぐにやる必要がある。)

 

”away”を使った頻出フレーズ(句動詞)と文法解説

 

1. 動詞とセットで覚える句動詞(Phrasal Verbs)

”away”は他の動詞と組み合わさることで、「別の場所に離す、消し去る」というニュアンスを追加します。丸暗記ではなく、動詞の意味+「away(離れる)」のイメージで捉えるとスッと理解できますよ!

 

【動詞 + away の定番フレーズと例文】

give away(別の場所へ手放す ⇒ 無料で人に譲る、秘密を漏らす)
例文:He gave away his old clothes to charity.
(彼は古い服を慈善団体に寄付した。)

put away(元の場所や離れたところへ置く ⇒ 片付ける、収納する)
例文:She put away the dishes.
(彼女は皿を片付けた。)

fade away(遠くへ離れて見えなくなる ⇒ 次第に消え去る、衰える)
例文:The sound of the music faded away.
(音楽の音が次第に消えていった。)

throw away(遠くへ投げて離す ⇒ 投げ捨てる、ゴミに出す)
例文:Don’t throw away that magazine.
(その雑誌を捨てないで。)

pass away(離れたところへ過ぎ去る ⇒ 亡くなる、息を引き取る ※dieの丁寧な表現)
例文:His grandfather passed away last year.
(彼の祖父は昨年亡くなった。)

 

2. カタカナの「アウェイ」と英語の形容詞の違い

日本語で「今日のアウェイの試合はきつい」と言うときの「アウェイ」は名詞のように使われますが、英語の ”away” はスポーツの文脈では主に**形容詞(または副詞)**として使われます。

「an away game(敵地での試合)」「an away win(敵地での勝利)」のように、名詞の前に置いて修飾するのが基本です。

 

”away”の関連語:「離れる」を意味する単語”off / far”との違い

 
コダック
せっかく”away”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒にマスターしてしまいましょう!

例えば”off”や”far”なども「離れて、遠くに」を意味する単語ですよ!

 

”away”の類義語
⇒「離れて」の意味を持つ単語”off / far”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては以下のようになります。

away⇒「基準から別の場所へと、どんどん距離が開いていく・不在になる」=別の場所へ・不在
off⇒「ピタッとくっついていた状態から、パッと分離して離れる」=(接触からの)分離・脱落
far⇒「動きではなく、純粋に位置関係として物理的な距離が遠く離れている」=(位置が)遠い

といった感じです!

 
「離れ方」の種類がそれぞれ違うんだね!
 
コダック
そうなんです!動きのニュアンスや、元の状態が全然違います。
実際のシチュエーションをベースに、ニュアンスの差を確認してみましょう!

 

シチュエーションで見る!”away / off / far”のイメージの違い

●Keep away from the fire!
「火から離れていなさい(近づくな)!」
⇒ 今いる場所から火のない「安全な別の領域」へ距離を取るイメージ

●Keep off the grass!
「芝生に立ち入るな!」
⇒ 芝生に足が「接触」するのを防ぐために、そこから離れておく(分離する)イメージ

●The island is far from the mainland.
「その島は本土から遠く離れている」
⇒ 動いているわけではなく、地図上での位置が「遥か彼方にある」というイメージ

 

”away”の語源は古英語「aweg」:意味は「道の上に、去って」

 

”away”の語源についても、確認していきましょう。

”away”の語源は古英語の「aweg(on wegの短縮形)」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”away”の起源について、下記の記載があります。

Origin of away
First recorded before 950; Middle English; Old English aweg, reduction of on weg; equivalent to a- + way

日本語訳:950年より前に初めて記録された。中期英語、および古英語の aweg(on weg の短縮形)に由来する。a- + way と同等。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”away”は1000年以上前(西暦950年以前)の古英語の時代から使われている、もの凄く歴史の古い生粋の英語(ゲルマン系)のようです。

 

”away”の語源(起源~発祥まで)
古英語以前:on weg(道の上に、道を歩んで)

古英語時代(950年より前):aweg(言葉が縮まって1つの単語になる)

中期英語を経て、現代英語の「away(ここから離れて別の道へ行く)」へ

 

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記の感じなわけですね!

昔の人が「旅の道の上にいるよ(ここにはいないよ)」と言っていた表現が、そのまま「離れて、不在で」という意味の1本の単語になったのが始まりです。

 

 

構成パーツで覚える”away”:「a-」+「way」

 

ここからは構成パーツの面から”away”について覚えていきましょう。

”away”の構成パーツは「a-(〜の状態で)」+「way(道)」の2パーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“a-“は「〜の状態で、〜の上に(on / in)」を意味する接頭辞

”a-”は、古い英語の「on」や「in」が変化したもので、「〜の最中で、〜の状態で」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”asleep”という単語は「a-(〜の状態で)」+「sleep(眠り)」のパーツで構成されており、

眠りの状態の中にいる=「眠って、眠り込んで」を表しています。

 

その他に alive(a- [〜の状態で] + live [生きる] = 生きている状態で)等も”a-”を使用する単語です。

 

”way”は「道、方向、方法」を意味するパーツ

”way”は、言わずと知れた「道、進路」を意味するパーツ(単語)です。

 

 
コダック
例えば”always”という単語は「all(すべての)」+「ways(道・方向)」のパーツで構成されており、

すべての道を真っ直ぐ進んでいくイメージから=「いつも、常に」を表しています。

 

その他の”way”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

subway(sub-[下に] + way[道] = 地下の道 ⇒ 地下鉄)
highway(high-[主要な・公の] + way[道] = 主要な公道 ⇒ 高速道路・幹線道路)

 

まとめ:”away”の意味と語源・覚え方

 

以下、”away”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”away”は「a-(〜の状態で)」+「way(道)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「今いる場所から離れていく(別の道の上にいる)」
⇒”away”=「離れて、去って」「不在で、留守で」の意味

●語法・文法のポイント
⇒動詞とくっついて「離す、消し去る」ニュアンスを足す(give away, put awayなど)。
⇒スポーツでは「an away game」のように形容詞的に名詞の前に置くことが多い。

●類義語との違い
⇒away(距離が開く)、off(接触から分離する)、far(物理的な位置が遠い)

 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」