admit 入場を許可するチケット

【語源も分かる】英単語admitの意味・使い方・文法解説!動名詞のルールや類義語との違いまで徹底解説

 
コダック
今日の英語表現は”admit”

「ad-(〜の方へ)」+「mit-(送る・入れる)」のパーツで構成されている単語です。

「中へと迎え入れる」がコアイメージで、“admit”=「(事実を)認める」「(入場や入学を)許可する」の意味を持ちますよ!

 

”admit”の意味と使い方!コアイメージは「中へと迎え入れる」

admit 入場を許可するチケット

”admit(発音:ədmít/アドミット【動詞】)”は主に「(事実・過失を)認める」「(入場・入学を)許可する」という2つの大きな意味を持つ単語です。

「ad-(〜の方へ)」+「mit-(送る・入れる)」のパーツで構成されており、「中へと迎え入れる」がすべての意味の根底にあるコアイメージとなります。

 

 
コダック
特定の場所や、自分の心の境界線の「内側(ad-)」に向かって、人や事実を「送り入れる(mit-)」状態のこと。

物理的に人を入れるなら「入場・入学の許可」ですし、自分の心のエリアに相手の意見や都合の悪い事実を迎え入れるなら「(不本意だけど)本当だと認める」という意味になるわけですね!

 

 

”外にあったものを、許可を出して自分の内側の領域に引き入れる”という意味から、大学の合格発表、裁判での事実認定、日常の失敗の謝罪にいたるまで広く使用されます。

「認める」「許可する」の基本例文

・Each ticket admits one person.
(チケット1枚につき1名様が入場できます[入場を許可します]。)
・The theater admits children under five for free.
(その劇場は5歳未満の子供の無料入場を許可している。)
・He admitted his guilt after hours of questioning.
(彼は数時間の尋問の後、自分の罪を認めた。)

 

”admit”の重要な文法・語法!絶対に外せない3つのルール

 

1. 後ろに続くのは “to do” ではなく “doing(動名詞)” か “that節”!

「〜したことを認める」と言いたいとき、`admit` の後ろには **`doing`(動名詞)** または **`that + 主語 + 動詞`(that節)** が来ます。`to do`(不定詞)を後ろに置くことはできないので注意しましょう(動名詞しか目的語に取らない「メガフェプス [MEGAPEPS]」の仲間ですね!)。

動名詞・that節の例文

・She admitted making a mistake.
(彼女は自分がミスをしたことを認めた。)
・※不自然な英語:She admitted to make a mistake.(不定詞はNG!)
・The politician admitted that he had accepted the money.
(その政治家は金を受け取ったことを認めた。)

 

2. 前置詞のtoを挟む「admit to doing」の形も頻出!

`admit` は後ろに直接動名詞を置くだけでなく、**`admit to doing`** という形をとることも非常に多いです。このときの `to` は**「前置詞」**なので、後ろには動詞の原形ではなく**動名詞(ing)や名詞**が来ます。試験の穴埋め問題などで非常に出題されやすいポイントです!

admit to の例文

・He admitted to stealing the car.
(彼はその車を盗んだことを認めた。)
・She finally admitted to her crimes.
(彼女はついに自分の犯した罪を認めた。)

 

3. 超重要!受動態「be admitted to ~」で「入学・入院・入会」を表す

「入場や入学を許可する」という意味がある `admit` ですが、実は能動態よりも**受動態(be admitted to ~)**の形で非常によく使われます。「学校への入学を許可される(=入学する)」「病院への院を許可される(=入院する)」と言いたいときはこの形になります。日常会話だけでなくTOEICやニュースでも必須の表現です。

受動態(be admitted to)の例文

・My daughter was admitted to Harvard University.
(私の娘はハーバード大学への入学を許可された[入学した]。)
・He was admitted to the hospital last night.
(彼は昨夜、病院に入院した[入院を許可された]。)

 

4. 名詞形は不規則に変化して ”admission” になる

動詞の `mit` の部分は、名詞になると `mis` に変化する特徴があります。そのため名詞形は **”admission(アドミッション)”** となり、「入場許可」「入場料」「入学手続き」といった意味になります。大学の「アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)」の言葉の由来もこれですね!

 

”admit”の類義語「confess / recognize」とのニュアンスの違い

 
コダック
せっかく”admit”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”confess”や”recognize”なども「認める」を意味する単語ですよ!

 

”admit”の類義語
⇒「認める」の意味を持つ単語”confess/recognize”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

admit⇒「不本意だけど、抵抗をやめて「中へと迎え入れる」」=(しぶしぶ事実を)認める
confess⇒「心にずっと秘めていた罪や秘密を、口から外へすべて「白状する」」=(罪などを)告白する・白状する
recognize⇒「相手の能力や正当性を、客観的に見て素晴らしいと「公式に高く評価する」」=(価値や正当性を)認める・認知する

といった感じです!

 
単に「認める」と言っても、しぶしぶなのか、白状なのか、評価するのかで全然違うんだね!
 
コダック
そうなんです!特にビジネスや試験ではこのニュアンスの使い分けが大切になります。
実際の表現をベースに、イメージの差をハッキリさせておきましょう!

 

例文で見る!”admit/confess/recognize”の使い分け

●admit a defeat
「(負けたくないけれど、これ以上は無理だと)敗北を認める」
⇒ 嫌な現実だけれど、自分の受け入れ枠の中にしぶしぶ引き入れるイメージ

●confess a crime to the police
「警察に罪を白状する」
⇒ 自分の心に溜め込んでいた重い秘密を、外へパッと吐き出す(告白する)イメージ

●recognize his leadership ability
「彼の指導力を認める」
⇒ 彼の持つ実力を客観的に見て、「まさにその通りだ」と公式に高く認めるイメージ

 

”admit”の語源はラテン語「admittere」!意味は「〜の方へ送る、入れる」

 

”admit”の語源についても、確認していきましょう。

”admit”の語源はラテン語の「admittere」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”admit”の起源について、下記の記載があります。

Origin of admit
First recorded in 1375–1425; from Latin admittere, from ad- ad + mittere “to send, let go”; replacing late Middle English amitte, with a- a- instead of ad-, from Middle French amettre, from Latin, as above

日本語訳:1375〜1425年に初めて記録された。ラテン語の admittere(ad- [〜の方へ] + mittere [送る、放つ])に由来する。これは後期中期英語の amitte(ad- の代わりに a- が使われていた形。中期フランス語の amettre を経由し、上記と同じラテン語に由来)に取って代わったものである。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”admit”は14世紀後半の中期英語の時代に、ラテン語の「〜の方へ送る、中に入れる」という本来のニュアンスを持って英語に入ってきた模様。

 

”admit”の語源(起源~発祥まで)
ラテン語:admittere(特定の方向へ向かって、中へと送り入れる)

中期フランス語:amettre などを経由

1400年前後:英語の「admit(人や事実を中へ迎え入れる=許可する、認める)」として定着

 

 

 
コダック
歴史としては上記の流れですね!

途中で少し綴りがブレたりしたものの、最終的にはラテン語の「ad(〜へ) + mittere(送る)」の綺麗な形が現代まで残ったわけです。

 

 

構成パーツで覚える”admit”!「ad-」+「mit-」の仕組み

 

ここからは構成パーツの面から”admit”について覚えていきましょう。

”admit”の構成パーツは「ad-(〜の方へ)」+「mit-(送る・入れる)」の2パーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“ad-“は「〜の方へ、方向、変化」を意味するパーツ

”ad-”は「〜の方へ」と近付いていく方向を表す、英語で最もしょっちゅう見かける重要な接頭辞の1つです。

 

 
コダック
例えば”adapt”という単語は「ad-(〜の方向へ)」+「apt(適した)」のパーツで構成されており、

ある特定の環境の方向へ自分を合わせていくこと=「適応させる、合わせる」を表しています。

 

その他に adjust(正しさ[just]の方向へ向かわせる=調整する)等も”ad-”を使用する単語です。

 

”mit-”は「送る、投げる、放つ」を意味するパーツ

”mit-”は「送る」を意味するパーツです(形が変わって `mis` になることもあります)。

 

 
例えば”transmit”という単語は「trans-(越えて、向こう側へ)」+「mit-(送る)」のパーツで構成されており、

境界を越えて向こう側へ情報を送ること=「送信する、伝える」を表しています。

 

その他の”mit-”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

permit(per-[完全に、通して]+ mit-[送る]=何事もなく中を通すことを許す⇒許可する)
commit(com-[共に、完全に]+ mit-[送る、委ねる]=自分の身を完全にその場所に送り込む⇒委ねる、専念する)

 

”admit”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”admit”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”admit”は「ad-(〜の方へ)」+「mit-(送る・入れる)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「中へと迎え入れる(領域内に入れる)」
⇒”admit”=「(事実をしぶしぶ)認める」「入場や入学を許可する」の意味
●語法・文法のポイント
①後ろに動詞を続ける場合は必ず動名詞(`admit doing` / `admit to doing`)にする。不定詞はNG。
②「入学する」「入院する」は受動態 `be admitted to ~` の形でよく使われる。
③名詞形は不規則変化して `admission` になる。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」