【語源も分かる】英単語 accordingly の意味と使い方・文法解説!thereforeとの違いやビジネス頻出フレーズも紹介

 
コダック
今日の英語表現は”accordingly”
「ac-(〜へ)」+「cord(心)」+「-ingly(〜のように)」のパーツで構成されている単語です。
「心を一致させて」がコアイメージで、“accordingly”=「それに応じて」「したがって、それゆえに」という意味を持ちますよ!

 

”accordingly”の意味と2つの使い方!コアイメージは「心を一致させて」

 

”accordingly(発音:source:əkɔ́ːrdiŋli / アコーディングリ【副詞】)”は、「それに応じて」「したがって」という2つの大きな意味を持つ単語です。

前述の通り、「ac-(〜へ)」+「cord(心)」+「-ingly(〜のように)」というパーツから成り立っており、「心を相手や状況に一致させて」というのがコアイメージになります。

 

 
コダック
相手の意見や、目の前で起きている状況(ac-)に対して、自分の心(cord)をぴったりと寄り添わせる(-ingly)ような状態のこと。

状況から浮かないように、その場の状況やルールに心をシンクロさせて行動する=「それに応じて」「適切に」という意味になるわけですね!

 

”accordingly”は、ビジネスメールやフォーマルな公的文書でよく使われます。

「状況が変わったので、**それに応じて**計画を変更した(changed plans accordingly)」のように、前に述べられた内容をしっかりと受けて「その状況にぴったり合うように動く」というニュアンスになります。

”前述の事実や指示を100%受け入れて、それにふさわしい適切な行動を取る”という意味から、ビジネスでの指示、契約書、公的なレポートにいたるまで広く使用されます。

定番の例文

・We have told you the situation; you must act accordingly.
(状況は話しました。あなたはそれに応じて行動しなければなりません。)
・He was very tired, and accordingly he went to bed early.
(彼はとても疲れていた。したがって、早く寝た。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”accordingly”の文法・語法!置く場所で変わる2つの役割

 

”accordingly”は副詞なので文中の様々な場所に置けますが、**「置く場所」によって意味の傾向が変わる**のが特徴です。実際の英語リーディングやライティングで役立つ文法ルールを押さえましょう!

使い方①:文末や動詞の直後に置く「それに応じて・適切に」

動詞のすぐ後ろや、文章の最後に置くパターンです。このときは「その状況に合わせて適切に・ふさわしく」という意味になります。実務や日常会話でも非常によく使われる形です。

【追加例文:それに応じて・適切に】
・The weather forecast predicts rain, so please dress accordingly.
(天気予報は雨なので、それに応じた服装をしてください。)
・We will update the schedule and inform you accordingly.
(スケジュールを更新し、それに応じてあなたにお知らせします。)
・If the cost increases, the final price will be adjusted accordingly.
(コストが増加した場合、最終価格はそれに応じて調整されます。)

 

使い方②:文頭に置いてカンマを伴う「したがって・それゆえに」

文頭に ”Accordingly, 主語 + 動詞…” の形で置くと、前文の内容から論理的に導かれる結果を示す「したがって」「それゆえに」という意味になります。これは `Therefore` や `As a result` に近い、非常に引き締まったフォーマルな接続副詞としての役割です。

【追加例文:したがって・それゆえに】
・The company faced a budget deficit. Accordingly, all non-essential travel was canceled.
(会社は予算赤字に直面した。したがって、すべての不要不急の出張がキャンセルされた。)
・He failed to submit the required documents. Accordingly, his application was rejected.
(彼は必要書類を提出しなかった。それゆえに、彼の申請は却下された。)

 

💡ビジネス・TOEICで役立つ「accordingly」の頻出フレーズ(コロケーション)

日常やビジネスでそのまま使える、相性の良い動詞との組み合わせをまとめました。これごと覚えてしまうのがおすすめです!

  • act accordingly(それに応じて行動する)
  • respond accordingly(それに応じて返答・対応する)
  • plan accordingly(それに応じて計画を立てる)
  • priced accordingly((品質や状態に)応じた価格がつけられている)

 

類義語比較!”accordingly / therefore / consequently”の違いと使い分け

 

 
コダック
せっかく”accordingly”を覚えるのであれば、似たような「だから、したがって」という意味を持つ類義語も一緒に覚えてしまいましょう!
例えば”therefore”や”consequently”なども「したがって、その結果」を意味する重要単語ですよ!

 

”accordingly”の類義語
⇒「したがって・その結果」の意味を持つ単語”therefore / consequently”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれのニュアンスに違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては以下の通りです!

accordingly ⇒ 「前の状況に自分をぴったり適合させて、「それに応じた自然な行動や対応」を取る」=状況に応じた結果
therefore ⇒ 「「Aだから当然Bになる」という、論理的・数学的な因果関係を論理立てて示す」=論理的な結論
consequently ⇒ 「良くも悪くも、前述の事柄が直接的に引き起こした「最終的な結末」にスポットを当てる」=因果の結末

といった感じです!

 
同じ「だから」「したがって」でも、何を強調したいかで使い分けるんだね!
 
コダック
その通りです!「適応」なのか「論理」なのか「結末」なのか。
分かりやすいように、それぞれのシチュエーションの違いを例文で並べてみますね!

 

シチュエーションで見る!”accordingly / therefore / consequently”のニュアンス違い

●It’s raining; we must dress accordingly.
「雨が降っている。だから(濡れないようにレインコートを着るなど)それに応じた服装をしなければならない」
⇒ 雨という状況に、自分の服装をぴったり一致・適合させるイメージ

●The cost of raw materials has risen; therefore, we must raise prices.
「原材料費が高騰した。したがって(論理的な帰結として必然的に)値上げせざるを得ない」
⇒ 計算式のように、原因から結果が論理的に導き出されるイメージ

●He didn’t study; consequently, he failed the exam.
「彼は勉強しなかった。その結果として(引き起こされた最終的な結末として)試験に落ちた」
⇒ 本人の行動が、最終的にどんな結末を招いたかにフォーカスするイメージ

 

”accordingly”の語源は「心」を意味するラテン語!歴史から覚える単語の起源

 

”accordingly”の語源についても、深く掘り下げていきましょう。

”accordingly”の語源をたどると、ラテン語で「心」を意味する「cor」に突き当たります。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”accordingly”の起源について、下記の記載があります。

Origin of accordingly
First recorded in 1400–50; Middle English; according + -ly
Origin of according
First recorded in 1350–1400; accord + -ing 2
Origin of accord
First recorded in 1100–50; Middle English a(c)corden, late Old English acordan, from Old French acorder, from Vulgar Latin accordāre (unrecorded), from Latin ac- ac- + cor (stem cord- ) “heart” ( see cordial); see also heart

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から見るに、まずは12世紀頃にフランス語から「心(cor)を〜に(ac-)合わせる=和解する、一致する」という意味の `accord` が英語に入り、そこから徐々に形を変えて15世紀前半に現在の `accordingly` につながった模様です。

 

”accordingly”の語源ストーリー(起源~発祥まで)
ラテン語:ac-(〜へ) + cor(心) = 心を相手へ近づけ、一致させる

俗ラテン語:accordāre(調和させる)から古フランス語を経由

1100年代:中英語で「一致する・調和する」という意味の動詞 **accord** が誕生

1400年代:副詞の形になり、「(状況に)心を一致させて = それに応じて」として定着

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記のようになるわけですね!
一見、ただの「したがって」というお堅い機械的なビジネス単語に見えますが、根っこには「心(heart)」という温かいパーツが隠れているのが面白いところです。

 

構成パーツで芋づる式に覚える!”accordingly”を分解してみよう

 

ここからは、語源の構成パーツの面から”accordingly”をさらに深く記憶に定着させていきましょう!
”accordingly”の構成パーツは「ac-(〜へ)」+「cord(心)」+「-ingly(〜のように)」の3パーツです。

 

① “ac-” は「〜へ(方向・変化)」を意味する接頭辞

”ac-”は「〜へ、〜に向かって」という方向を意味する接頭辞です(後ろに来る文字に合わせて ad-, af-, ap- などに変化します)。

 

 
コダック
例えば”**accept**”という単語は「ac-(手元へ)」+「cept(掴み取る)」のパーツで構成されており、差し出されたものを自分の手元へ引き受ける = 「受け入れる、承認する」という意味を表しています。

 

その他に **accuse**(ac-[〜へ]+ cuse[理由・訴え]=相手へ訴えを向ける = 「非難する、告訴する」)などもこのパーツの仲間です。

② ”cord” は「心、心臓、調和」を意味する語根

”cord”はラテン語の「cor(心、本心)」に由来する重要なパーツです。感情や意見の一致を表す単語によく使われます。

 

 
コダック
例えば”**concord**”という単語は「con-(共に)」+「cord(心)」のパーツで構成されており、みんなの心が1つの場所で一緒になっている状態 = 「一致、調和、協調」を表しています。

 

その他の”cord”を使用する関連単語についても、まとめて覚えてしまいましょう!

・**discord**(dis-[離れて]+ cord[心]= お互いの心がバラバラに離れてしまう =「不一致、不協和音」)
・**cordial**(cord[心]+ -ial[の性質を持つ]= 心からの、誠心誠意の =「心からの、温心のこもった」)

 

まとめ:英単語 ”accordingly” の意味と覚え方

 

最後に、”accordingly”の意味と覚え方についてのまとめです。

● ”accordingly”は「ac-(〜へ)」+「cord(心)」+「-ingly(〜のように)」の3パーツで構成されている単語!
⇒ コアイメージは「心を相手・状況に一致させて」
⇒ 主な意味は「それに応じて」「したがって」の2つ。
● 文法・語法のポイント
置く場所で役割が変わる!文末や動詞の後ろなら「それに応じて」、文頭にカンマを伴って置けばフォーマルな「したがって(Thereforeと同等)」として機能する。

 

 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014), ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」