【語源も分かる】英単語「contradiction」の意味と使い方・覚え方・文法解説【contra-(反対に)+dict(言う)=反対のことを言うこと】

contra-⇒パーツ①・名称 反対に・逆方向に⇒パーツ①の意味 dict⇒パーツ②・名称 言う⇒パーツ②・意味 -ion⇒パーツ③・名称 こと⇒パーツ③・意味 反対のことを言うこと⇒コアイメージ・名称 contradiction⇒英単語・名称 矛盾⇒英単語の意味① 反論・否定⇒英単語の意味② タイトル:【語源も分かって、忘れない】英単語「contradiction」の意味と使い方・覚え方・文法解説【contra-(反対に)+dict(言う)+-ion(こと)=反対のことを言うこと】

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 
コダック
今日の英語表現は”contradiction”

「contra-(反対に)」+「dict(言う)」+「-ion(こと)」の3つのパーツで構成されている単語です。

反対のことを言うことがコアイメージで、“contradiction“=「矛盾(むじゅん)」「反論・否定」の意味を持ちますよ!

 

”contradiction”の意味と使い方 コアイメージは「反対のことを言うこと」

 

”contradiction(発音:kὰntrədíkʃən/カントラディクション【名詞】)”は「矛盾」「反論・否定」の意味を持つ単語です。

「contra-(反対に)」+「dict(言う)」+「-ion(こと)」の3つのパーツで構成されている単語で、「反対のことを言うこと」がコアイメージです。

 

 
コダック
相手の意見や、自分が前に言ったことに対して、逆方向(contra-)から言葉を発する(dict)こと。

そこから、話のつじつまが合わなくなる(=「矛盾」や、相手の意見をはねのけること(=「反論・否定」”contradiction”なわけですね!

 

”contradiction”は「2つの事実がぶつかり合っている」なイメージが強いです。

 

 
「事実がぶつかり合う」こと??
 
コダック
例えば「彼は優しい」と言いながら「いつも意地悪をする」という、同時に成り立たない2つの行動を想像してみると分かりやすいですよ!

 

このように”contradiction”で表現するものは、「前後の説明や事実が食い違っていること」が多いです。

逆に、ただの意見の「違い」や、対立する性質そのものなどは後述する”difference”や”contrast”を使用します。

例文

・There is a contradiction between his words and actions.
(彼の言動には矛盾[食い違い]がある。)
・You shouldn’t fear contradiction when discussing something.
(議論をするときに反論[否定されること]を恐れるべきではない。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”contradiction”の関連語①:「矛盾・不一致」を意味する単語”inconsistency / paradox”

 
コダック
せっかく”contradiction”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”inconsistency”や”paradox”なども「矛盾、一貫性のなさ」を意味する単語ですよ!

 

”contradiction”の類義語
⇒「矛盾」の意味を持つ単語”inconsistency / paradox”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

contradiction ⇒「真っ向からぶつかる」=論理的に100%あり得ない矛盾
inconsistency ⇒「一貫性がない」=言うことがコロコロ変わるブレ
paradox ⇒「逆説」=一見間違っているようで実は正しい真理

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”contradiction / inconsistency / paradox”のイメージの違い

● contradiction in terms
「(優しい死刑執行人のような)言葉自体が真っ向から成立しない矛盾」
⇒ 完全に白と黒、プラスとマイナスがぶつかっているイメージ

● inconsistencies in her story
「彼女の話のつじつまの合わなさ(ブレ)」
⇒ 前と言っていることがズレていて、ブレが生じているイメージ

● It’s a paradox that…
「〜ということはパラドックス(逆説的な真理)だ」
⇒ 『急がば回れ』のように、矛盾しているようで本質を突いているイメージ

 

”contradiction”の関連語②:「対立・違い」を意味する単語”contrast / conflict”

 
コダック
せっかく”contradiction”の持つ「反対の性質」という意味についても、

類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”contradiction”の類義語
⇒「対立・違い」の意味を持つ単語”contrast / conflict”
 

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

contradiction ⇒「言葉の食い違い」=論理の破綻
contrast ⇒「明暗の対比」=2つのものの際立った違い
conflict ⇒「激しい衝突」=意見や利害のぶつかり合い

といったイメージです。

 

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”contradiction / contrast / conflict”のイメージの違い

● contradiction
「His statement is a direct contradiction of the facts.」
⇒ 彼の供述は、事実とは正反対(真っ赤な嘘・矛盾)であるというイメージ

● contrast
「the contrast between light and shadow」
⇒ 光と影のコントラスト(並べた時にハッキリわかる違い)のイメージ

● conflict
「a conflict of opinions」
⇒ 意見の衝突(お互いの主張が譲らずにガチガチに戦っている)イメージ

 

 

”contradiction”の語源はラテン語「contrādictiō」 意味は「反論、異議」

 

”contradiction”の語源についても、確認していきましょう。

”contradiction”の語源はラテン語「contrādictiō」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”contradiction”の起源について、下記の記載があります。

Origin of contradiction
First recorded in 1350–1400; Middle English contradiccioun, from Anglo-French, from Latin contrādictiōn-, stem of contrādictiō “counterargument, objection, reply”; equivalent to contradict + -ion

日本語訳:1350–1400年に初めて記録された。中期英語のcontradiccioun、アングロ=フランス語、ラテン語のcontrādictiō(反論、異議、返答という意味)の語幹から。contradict(矛盾する・反論する)+ -ion(こと)に相当。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”contradiction”はラテン語の裁判や議論の場などで「相手に言い返す行為」から発祥している模様。

 

”contradiction”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:contrādicere(反対のことを言う)

● ラテン語:contrādictiō(反論、異議を申し立てる行為)

● 14世紀後半、中期英語・アングロ=フランス語を経由して現在の「contradiction」へ

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

元々は「相手への反論」という意味でしたが、それが巡り巡って「自分の言っていることの前後が噛み合わない状態(=矛盾)」も指すようになりました。

 

 

構成パーツで覚える”contradiction” 「contra-」+「dict」+「-ion」

 

ここからは構成パーツの面から”contradiction”について覚えていきましょう

”contradiction”の構成パーツは「contra-(反対に・逆方向に)」+「dict(言う)」+「-ion(こと)」の3パーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“contra-“は「反対に、逆方向に」を意味するパーツ

”contra-”は「反対に、逆方向に」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”contrary”という単語は「contra-(反対の)」+「-ary(形容詞にするパーツ)」で構成されており、

正反対の(=「逆の・反対の」)を表しています。

 

 

その他に contrast(対比)や、controversy(論争:反対を向いて回る)等も”contra-”を使用する単語です。

 

”dict”は「言う」を意味するパーツ

”dict”は「言う」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”dictionary”という単語は「dict(言う・言葉)」+「-ary(〜に関する場所・もの)」のパーツで構成されており、

言葉を集めた場所(=「辞書」)を表しています。

 

 

その他の”dict”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

predict(あらかじめ言う=予言する), dictate(命令を言う=口述する、書き取らせる), verdict(真実を言う=陪審員の評決)

 

”-ion”は「こと」を意味するパーツ

”-ion”は「こと」を意味するパーツです。

 

 
コダック
動詞の後ろにくっついて、「〜すること」という名詞の塊に変身させる便利なパーツですよ!

例えば”action”は「act(行動する)」+「-ion(こと)」で(=「行動」)を表しています。

 

 

その他に prevent の名詞形である prevention(予防)や、protection(保護)等も”-ion”を使用する単語です。

 

 

”contradiction”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”contradiction”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”contradiction”は「contra-(反対に)」+「dict(言う)」+「-ion(こと)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「反対のことを言うこと」
⇒”contradiction”=「矛盾(むじゅん)」「反論・否定」の意味
●語法・文法のポイント ⇒動詞形は「contradict(〜と矛盾する、〜に反論する)」という他動詞になります。前置詞 with などを後ろに置きたくなりますが、不要(直接目的語をとる)なので注意しましょう!
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」