「twi-(2つの)」+「-s(副詞にする)」のパーツで構成されている単語です。
「2つ存在すること」がコアイメージで、“twice”=「2回」「2倍」の意味を持ちますよ!
”twice”の意味とコアイメージは「2つ存在すること」
”twice(発音:twáis/トワイス【副詞】)”は「2回」「2倍に」の意味を持つ単語です。
「twi-(2つの)」+「-s(副詞にする)」のパーツが組み合わさって構成されている単語で、「2つ存在すること」がコアイメージです。
単純に何かの行動や数量が「2つ分そこにある状態」を表すため、「2回」「2倍」という意味になるわけですね!
”twice”は副詞なので、単体で「2回行った(visited twice)」のように動詞を修飾したり、「2倍の大きさ(twice as large)」のように形容詞の前に置いて倍率を表したりします。特に倍数表現の文法ルールは、TOEIC等の試験やビジネスのデータ比較で超頻出します!
どちらも根っこのイメージは『2つ分ある』ということなので、慣れるとすごくシンプルですよ!実際の例文で確認していきましょう。
”twice”の使い方と例文・絶対に間違えられない「2倍」の文法ルール

ここでは、”twice”を使った超重要フレーズと語法を解説します。
1. 【頻度を表す】 twice a 〇〇(〇〇につき2回)
日常会話で最もよく使うのが、頻度を表す表現です。「1日2回」「週に2回」と言いたい時は、twice a day や twice a week と表現します。
例文
・I check my email twice a day.
(私は1日に2回メールをチェックする。)・I go to the gym to work out twice a week.
(私は週に2回、筋トレをするためにジムに通っている。)・Commercial air conditioners should be inspected at least twice a year.
(業務用エアコンは少なくとも年に2回は点検されるべきだ。)
2. 【2倍を表す】最重要フレーズ! “twice as ~ as …”
「…の2倍~だ」と言いたいとき、英語では ”twice as [形容詞/副詞] as …” という語順を作ります。
ここで一番大切なのは、twiceを一番最初に置くということです!日本語の「〜の2倍」の語順につられて間違えやすいので注意しましょう。
✕ This box is as heavy twice as that one.
◯ This box is twice as heavy as that one.
(この箱はあの箱の2倍重い。)
※「人間以外が主語(無生物主語)」のデータ比較の文脈でも、『〜のせいで2倍の数値になった』のように綺麗に訳せる場面が多い、超重要文法です!
例文
・He is twice as rich as he used to be.
(彼は昔の2倍金持ちだ。)・This new music production software is twice as expensive as the old one.
(この新しい音楽制作ソフトは、古いものの2倍の価格だ。)
3. 【名詞を使う2倍】 “twice the [名詞] of …”
”as 〜 as” を使わずに、名詞を使って「2倍の(名詞)」と表現する方法もあります。
“twice the size of…”(〜の2倍の大きさ) や “twice the amount of…”(〜の2倍の量) という形をとります。
例文
・He consumes twice the amount of protein that I do.
(彼は私の2倍の量のタンパク質を摂取している。)
4. 1回は「once」、2回は「twice」、じゃあ3回以上は?
英語では1回を「once」、2回を「twice」と特別な1単語で表しますが、3回以上になると ”three times”, ”four times” のように「数字 + times」の形にするのが一般的なルールです。twiceまでは専用の言葉が用意されている特別な存在なんですね!
”twice”の関連語:「2回・2倍」を表現する”double / two times”との違い

例えば”double”や”two times”なども「2回、2倍」に関連する表現ですよ!
⇒「2倍・2回」の意味を持つ単語”double / two times”
イメージの違いとしては以下のようになります!
twice⇒「回数や倍率を客観的に表す「副詞」。単語の後ろから動詞を修飾したり、asの前に置く」=客観的な「2回・2倍」
double⇒「量を「2倍にする(動詞)」や「2倍の(形容詞)」として、ガサッとひとかたまりを2倍にする」=一体化した「2倍・2重」
two times⇒「twiceと言い方はほぼ同じだが、口語的で、特に「2」という数字をはっきり強調したいとき」=「2」を強調した口語の2回
実際のフレーズで、それぞれの使われ方の違いをさらにハッキリさせてみましょう!
●think twice
「(行動を起こす前に)2回考える ⇒ よく考える・熟考する」
⇒ 1回考えて、さらにもう1回(別個に)プロセスを踏むイメージ
●double my salary
「給料を2倍にする」
⇒ 給料という1つの塊のボリュームを、そのままドカンと2倍に増やすイメージ
●I told you two times!
「2回も言ったでしょ!(twoを強く発音する)」
⇒ 「1回じゃなくて、2回だよ!」と回数を強く数え立てて主張するイメージ
”twice”の語源は古英語・中英語

”twice”の語源についても確認していきましょう。
”twice”の語源は古い英語の変遷にあります。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”twice”の起源について、下記の記載があります。
Origin of twice
First recorded before 1150; Middle English twies, equivalent to twie “twice” (Old English twige, cognate with Old Frisian twīa, Old Saxon tuuīo; see twi) + -s -s日本語訳:1150年より前に初めて記録された。中英語の twies(=twie「2回」+副詞を作る接尾辞 -s)に由来し、古英語の twige や古フリジア語、古サクソン語とも同系である。twi を参照。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”twice”は1150年(平安時代末期!)よりも前から使われている、もの凄く歴史の古い生粋の英語(ゲルマン系の言葉)の模様です。
古英語:twige(2回、2つの)
↓
中英語:twie(2回)の語尾に、副詞を作る「-s」が合わさって「twies」に変化
↓
現代英語:綴りが整理され「twice(2回・2倍)」として定着
英語の歴史の中で、ずっと「2つ存在すること」を表し続けて形が変わってきた、伝統的な単語なんです。
構成パーツで覚える”twice” 「twi-」+「-s」

ここからは構成パーツの面から”twice”について覚えていきましょう。
”twice”の構成パーツは「twi-(2つの)」+「-s(副詞にする語尾)」の2パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“twi-“は「2つの、2倍の、二重の」を意味するパーツ
”twi-”は「2つの」を意味するパーツです(「two」や「twin(双子)」と同じ仲間です)。
昼の光と夜の光の2つの間にある状態=「薄明かり、夕暮れ、黄昏(たそがれ)」を表しています。
その他に twig(1本の幹から「2つ」にパカッと分かれたもの=小枝)等も”twi-”の仲間から生まれた単語です。
” -s ”は「〜回、〜の方向に」という副詞を作るパーツ
単語の最後につく「-s」には、名詞の複数形だけでなく、**「言葉を副詞(〜の状態、〜回、〜の向きに)に変える」**という隠れたパーツの役割があります。
すべての道をずっと進んでいく状態=「いつも、常に」を表す副詞になっています。
その他の” -s ”で副詞になっている単語についても、下記で紹介していきます。
・backwards(backward[後ろの]+ 接尾辞-s = 後ろの方向へ)
”twice”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”twice”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「2つ存在すること」
⇒”twice”=「2回」「2倍」の意味
●語法・文法のポイント
⇒「頻度」を表す時は「twice a week(週2回)」のように使う。
⇒「2倍の〜」を表す時は「twice as [形容詞] as …」の語順になり、twiceを一番前に置く。
⇒ 3回以上は「three times」のように表現が変わる。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
