【語源も分かる】英単語「spine」の意味・使い方・語源を解説!backとの違いや比喩表現も

 
コダック
今日の英語表現は”spine”

ラテン語の「spīna(トゲ、背骨)」に由来する単語です。

「トゲ・背骨(尖った中心軸)」がコアイメージで、“spine“=「背骨・脊椎」「(本の)背表紙・植物のトゲ」の意味を持ちますよ!

 

”spine”の意味とコアイメージは「尖った中心軸(トゲ・背骨)」

 

”spine(発音:spáɪn/スパイン【名詞】)”は「背骨、脊椎」「(本の)背表紙」「(植物や動物の)トゲ、針」の意味を持つ単語です。

語源であるラテン語の「spīna(トゲ、背骨)」がそのまま英語になっており、「尖ったもの・中心を支える軸」がコアイメージです。

 

 
コダック
サボテンのトゲやハリネズミの針のようにツンツンと尖ったもの(=「動植物のトゲ」や、

人間の身体の中心を貫く尖った骨の列(=「背骨」)=”spine”なわけですね!

 

意味別の例文(背骨 / トゲ / 背表紙)

それぞれの意味での具体的な使い方を例文で確認しておきましょう。

例文

【背骨・脊椎】
He injured his spine in a riding accident.
(彼は乗馬中の事故で背骨[脊椎]を負傷した。)

【植物・動物のトゲや針】
Cacti have long spines to protect themselves.
(サボテンは身を守るために長いトゲを持っている。)

【本の背表紙】
The title is printed on the spine of the book.
(タイトルはその本の背表紙に印刷されている。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”spine”の関連語①:「背中・後ろ」を意味する単語”back/rear”との違い

 

せっかく”spine”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!
まずは「背・後ろ」を意味する単語です。

 

”spine”の類義語
⇒「背・後ろ」の意味を持つ単語”back/rear”

 

 
コダック

イメージの違いとしては

spine ⇒「医学的・構造的な中心軸」=背骨、脊椎
back ⇒「身体の裏側全体の広い面」=背中、後部
rear ⇒「乗り物や列などの一番うしろ」=後方、最後尾

といった感じです!

 

例文で見る!”spine/back/rear”のイメージの違い

spine
「anatomy of the human spine
(人間の脊椎の解剖図)
⇒ 骨格としての1本の硬い軸をダイレクトに指すイメージ。医学的・専門的なニュアンスが強いです。

back
「lie on your back
(仰向けに寝る[背中を下にする])
⇒ 日常会話でよく使う、面としての「背中全体」を指すイメージ。

rear
「the rear window of a car」
(車のリアガラス[後ろの窓])
⇒ 空間や物体の位置関係において「後方」を指すイメージ。

 

”spine”の関連語②:「トゲ・針」を意味する単語”thorn/prickle”との違い

 

 
コダック
続いて、”spine”の持つ「尖ったもの」という意味の類義語についても覚えてしまいましょう!

 

”spine”の類義語
⇒「トゲ」の意味を持つ単語”thorn/prickle”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

spine ⇒「サボテンやハリネズミの硬い針」=(針状の)トゲ
thorn ⇒「バラの木などにある、木質の硬いトゲ」=(植物の)トゲ
prickle ⇒「草の表面にあるような、チクチクする小さなトゲ」=(チクチクする)小棘

といったイメージです。

 

例文で見る!”spine/thorn/prickle”のイメージの違い

spine
「cacti covered in spines
(針[硬い突起]で覆われたサボテン)
⇒ 動物の針(ヤマアラシなど)や、植物でも葉っぱが針状に発達した硬いものを指すイメージ。

thorn
「No rose without a thorn.」
(トゲのないバラはない[きれいなものには裏がある])
⇒ バラに代表される、樹木の茎や枝から突き出たシャープなトゲのイメージ。

prickle
「The burr is covered with prickles.」
(そのイガはチクチクする小トゲで覆われている)
⇒ 触るとチクッとする、皮膚を刺激する無数の小さなトゲトゲのイメージ。

 

【必須表現】”spine”を使った頻出イディオム・比喩表現

 

”spine”は単なる「骨」や「トゲ」の名称を超えて、比喩的にもよく使われます。

 

 
コダック
日本語でも、意志が強くてブレない人を「背骨が通っている」と言ったりしますよね。

英語でも、背骨(spine)は「気骨・勇気」を意味する抽象的な言葉として使われるんですよ!

 

例えば、「He has no spine.」と言うと「彼には背骨がない」ではなく、「彼には根性がない(意気地なしだ)」という意味になります。また、派生語の spineless も「意気地のない」という意味の形容詞になります。

 

【”spine”を使った頻出フレーズ・イディオム】

● send shivers down someone’s spine
(直訳:背骨に悪寒を走らせる)
意味:〜をゾッとさせる、背筋を凍らせる
[例文] The ghost story sent shivers down my spine.
(その怪談は私をゾッとさせた。)

● lack spine / have no spine
意味:気骨がない、意気地がない
[例文] He lacks the spine to stand up to his boss.
(彼には上司に立ち向かう気骨がない。)

 

”spine”の語源はラテン語「spīna」 意味は「thorn(トゲ), backbone(背骨)」

 

”spine”の語源についても、確認していきましょう。
”spine”の語源はラテン語の「spīna」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”spine”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1400–50; late Middle English, from Latin spīna “thorn, backbone”

日本語訳:1400〜50年に最初に記録された。後期中期英語、ラテン語のspīna(トゲ、背骨)から。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”spine”は15世紀前半(中期英語の終わり頃)にラテン語から入ってきた模様です。

 

”spine”の語源(起源~発祥まで)
●ラテン語:spīna(植物のトゲ、魚の骨、動物の背骨)

●後期中期英語(Late Middle English)に借用される

●現代英語:spine(尖った形状のもの、生命や物の中心を支える「背骨」「背表紙」)

 

 
コダック
ちなみに「spīna」を語源に持つ仲間には、背骨に関連する「spinal(脊椎の)」や、野菜の「spinach(ホウレンソウ)」なんかもあります!

ホウレンソウの種子(または葉っぱ)がトゲトゲして尖っていることに由来しているそうですよ!面白いですよね。

 

”spine”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”spine”の意味と覚え方についてのまとめです。

【spineのまとめ】
● ”spine”はラテン語「spīna」に由来する単語。
● コアイメージは「尖ったもの・中心を支える軸」。
● 意味は「背骨・脊椎」「(本の)背表紙・植物や動物のトゲ」。

【語法・比喩表現のポイント】
● 物理的な骨格だけでなく、比喩的に「気骨・根性(spine)」としても使われる。
● `send shivers down one’s spine`(背筋を凍らせる、ゾッとさせる)は頻出イディオムなのでセットで覚える!

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」