【語源も分かる】英単語「reform」の意味・使い方と語源!日本語の「リフォーム」との違いも解説

 
コダック
今日の英語表現は”reform”

「re-(再び・元に)」+「form(形作る)」の2つのパーツで構成されている単語です。

「形作り直す」がコアイメージで、“reform“=「改革する、刷新する、改正する」「(制度や組織の)改革、改善」の意味を持ちますよ!

 

”reform”の意味と使い方 コアイメージは「形作り直す」

 

”reform(発音:rifɔ́ːrm / リフォーム【動詞・名詞】)”は「改革する、刷新する、改正する」「(名詞として)改革、改善」の意味を持つ単語です。

「re-(再び・元に)」+「form(形作る)」のパーツで構成されている単語で、「形作り直す」がコアイメージです。

 

 
コダック
すでにあるものの形(form)を、一度壊したり見直したりして、もう一度(re-)より良いものへと作り直す状態にすること。

そこから、古くなった制度や悪くなった組織の欠陥を正し「改革する・刷新する」ことや、人間の品行を「改心させる」のが”reform”なわけですね!

 

”reform”を使った頻出フレーズ

educational reform(教育改革)
tax reform(税制改革)
political reform(政治改革)
reform the system(制度を改革する)
reform oneself(改心する、心を入れ替える)

 

例文

・The government is trying to reform the educational system.
(政府は教育制度を改革しようとしている。)

・He resolved to reform his life and work harder.
(彼は生活を改め、もっと一生懸命働こうと決意した。)

・The mayor promised to carry out tax reforms.
(市長は税制改革を実行すると約束した。)

※参考・一部例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【要注意】日本語の「家のリフォーム」は英語で通じない?

 

 
ちょっと待って!日本語でいう「家のリフォーム」と同じことじゃないの??
 
コダック
実はここが要注意のポイント!
日本語の「住宅のリフォーム(増改築・改装)」は和製英語に近い使い方で、英語では ”renovate(リノベート)””remodel(リモデル)” を使うのが一般的です。

 

英語の ”reform” は、あくまで**「制度・法律・社会の欠陥・個人の悪習」などを正す**という意味合いで使われます。
古い建物を新しくしたり、物理的な見た目を変えたりする場合は、以下の類義語を使用しましょう。

 

”reform”の類義語・関連語
⇒「変える・新しくする」の意味を持つ単語”renovate / remodel”

 

 
コダック

それぞれのイメージの違いを整理すると以下のようになります!

reform ⇒「制度や組織、個人の素行」=(社会的な悪や欠陥を)正しく改める
renovate ⇒「古い建物や施設」=(修繕して)新品同様に蘇らせる
remodel ⇒「構造やデザイン、間取り」=(物理的な形を)作り変える

 

フレーズで見る!”reform / renovate / remodel”の違い

reform the tax system
「(不公平な税金の仕組みを正して)税制を改革する」
⇒ 悪や欠陥のある目に見えないシステムを正常化するイメージ。

renovate an old hotel
「(老朽化した古いホテルを修理して)リニューアル・改装する」
⇒ 古くなった物理的なものを修復してピカピカに蘇らせるイメージ。

remodel the kitchen
「(キッチンの配置やデザインを)改築する・リフォームする」
⇒ 構造や型(model)そのものを物理的に別の形にするイメージ。

 

”reform”の文法・語法 名詞と動詞の使い方

 

”reform”を正しく使いこなすために、絶対に外せない文法のポイントを確認しておきましょう。

名詞としての使い方:数えられる名詞(可算名詞)

”reform”は名詞(改革、改善)として使われる際、基本的には**「数えられる名詞(可算名詞)」**として扱われます。

 

 
コダック
「社会改革」というとき、具体的な一つひとつの制度改革を指すため、**a reform** と言ったり、複数形で **reforms** と表現したりします。

「政治改革を行う」は **carry out political reforms** のように複数形にするのが定番ですよ!

 

動詞としての使い方:他動詞と自動詞

動詞の ”reform” には「〜を改革する(他動詞)」だけでなく、「改心する、更生する(自動詞)」としての使い方もあります。

社会や組織だけでなく、犯罪者が更生したり、自分自身が「心を入れ替えて真面目になる」という時にもそのまま使える便利な単語です。

 

”reform”の語源はラテン語「refōrmāre」 意味は「形を戻す、作り直す」

 

”reform”の語源についても確認していきましょう。
”reform”の語源はラテン語の「refōrmāre」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”reform”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1300–50; (for the verb) Middle English reformen, from Middle French reformer, Old French, from Latin refōrmāre; equivalent to re- + form; noun derivative of the verb

日本語訳:1300〜1350年に初めて記録された。(動詞について)中期英語の「reformen」に由来し、これは中期フランス語、古フランス語を経て、ラテン語の「refōrmāre」にたどり着く。「re-」+「form」と同等であり、名詞形は動詞から派生したもの。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”reform”は14世紀前半の中期英語の時代から使われており、ラテン語からフランス語の歴史を経て現在の形へと定着している模様です。

 

”reform”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:refōrmāre(再び形作る、元に戻す)

● 古フランス語 / 中期フランス語:reformer(形を正す)

● 中期英語:reformen(改める、作り直す)

 

 
コダック
歴史をたどると、元々はラテン語の「refōrmāre」という一つの単語だったわけですね!

これが英語に入ってくる中で、おなじみの「re-」と「form」という2つのパーツとして明確に意識されるようになりました。

 

構成パーツで覚える”reform” 「re-」+「form」

 

ここからは構成パーツの面から”reform”について覚えていきましょう。

”reform”の構成パーツは「re-(再び・元に)」+「form(形作る)」の2つのパーツです。

 

各パーツについて紹介していきます。

“re-“は「再び、元に、後ろに」を意味するパーツ

”re-”は「再び(again)」「元に・後ろに(back)」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”return”という単語は「re-(元に)」+「turn(回る、向く)」の2パーツで構成されており、

元いた場所に「戻る、返却する」を表しています。

 

その他に remind(再び心に起こさせる⇒思い出させる)や、review(再び見る⇒復習する、批評する)等も”re-”を使用する単語です。

 

”form”は「形、形作る」を意味するパーツ

”form”は「形(shape)」「形作る(create)」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”formal”という単語は「form(型、形式)」+「-al(〜の)」の2パーツで構成されており、

しっかりと型が決まっている状態(=公式の、格式ばった)を表しています。

 

その他の”form”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

・inform(人の中に形を作る ⇒ 通知する、知らせる)
・conform(形を共にする ⇒ 従う、適応する)
・transform(形を越えて変える ⇒ 変形させる)

 

”reform”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”reform”の意味と覚え方についてのまとめです。

【reformのまとめ】
● ”reform”は「re-(再び・元に)」+「form(形作る)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「形作り直す(制度の欠陥や個人の悪習を正す)」。
● 意味は「改革する、刷新する」「(名詞)改革、改善」。

【語法・文法の超重要ポイント】
● 日本語の「住宅リフォーム(改装)」は renovateremodel を使う点に注意!
● 英語の reform は目に見えない「制度や素行を正しく改める」ときに使う。
● 名詞として使う場合は「数えられる名詞(可算名詞)」になることが多い。

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」