英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「re-(後ろに・再び)」+「fer(運ぶ)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「後ろに運ぶ」がコアイメージで、“refer“=「言及する」「参照する」の意味を持ちますよ!
”refer”の意味と使い方 コアイメージは「後ろに運ぶ」
”refer(発音:rifə́ːr(リファー)/カタカナ読み:リファー)”は「言及する」「参照する」の意味を持つ単語です。
「re-(後ろに・再び)」+「fer(運ぶ)」のパーツで構成されている単語で、「後ろに運ぶ」がコアイメージです。
後ろを振り返って、詳しい情報がある所まで自身を運んでいくこと=「参照する」こと、すなわち”refer”というわけです。
あぁ、ちょっとイメージ出来てきたかも!
基本的には自動詞として使うことが多く、後ろに “to” を伴って “refer to 〜”の形で使われます。
他動詞としては後述する”refer A to B(AをBに紹介する・)”等の形で使われることが多いです。
例文
He referred to the notes during his speech.
(彼はスピーチの間にメモを参照した。)Please refer to the manual for more details.
(詳細についてはマニュアルを参照してください。)
※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”refer”の関連語①:「言及する・話に出す」を意味する単語”refer / mention / speak”
例えば”mention”や”speak”なども「言う、話に出す」を意味する単語ですよ!
⇒「言及する」の意味を持つ単語”mention / speak”
イメージの違いとしては
refer to ⇒「関連づけて引き合いに出す」=特定の何かを指し示す
mention ⇒「ついでにサラッと触れる」=深く議論せずに軽く言う
speak of ⇒「話題として口にする」=そのことについて話す
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● **refer to**
「She referred to the Professor in her speech.」
⇒ スピーチの中で、自分の話の根拠や関連する人物として(特定の)教授のことに触れているイメージ
● **mention**
「He mentioned his new project during lunch.」
⇒ ランチ中の雑談の中で、詳細には踏み込まずに「そういえば新しいプロジェクトが始まってさ」と軽く口にしたイメージ
● **speak of**
「Speaking of the Professor, is he coming today?」
⇒ 「教授と言えば(教授の話が出たけれど)」というように、単にその話題自体を口にしているイメージ
”refer”の文法・語法 実務や試験で差がつく2つの強力なパターン

“refer”の意味や類義語とのニュアンスの違いが分かったところで、次は実際に使う・長文で見抜くための「文法(語法)」を押さえていきましょう!
“refer”は単に “refer to 〜” と単体で使うだけでなく、以下の2つの主要パターンで登場することが非常に多いです。どちらも知っておくだけで英文が劇的に読みやすくなりますよ!
⇒ A(人・案件)を B(専門家や別の場所)に紹介する・ゆだねる
② refer to A as B
⇒ A のことを B と呼ぶ・言及する(※受動態の be referred to as B も超頻出!)
さらにこの②のパターンは、受動態の “A is referred to as B(AはBと呼ばれている)” という形で狙われることが非常に多いです。 “to” と “as” という前置詞が2つ連続で並ぶので、文法問題の穴埋めなどで受験生がパニックになりやすい要注意ポイントですよ!
① refer A to B (紹介する・ゆだねる)の例文
My doctor referred me to a specialist at the general hospital.
(主治医は私を総合病院の**専門医に紹介してくれた**。※「私」という存在を「専門医」の元へ運んだイメージ)② refer to A as B (AをBと呼ぶ)の例文
He **refers to** his laptop **as** “his brain”.
(彼は自分のノートパソコンのことを「自分の脳」と**呼んでいる**。)★**受動態の超頻出パターン**
This condition **is referred to as** “burnout”.
(この状態は「バーンアウト(燃え尽き症候群)」と**呼ばれている**。)
「人に引き継ぐときは refer A to B」「AをBと呼ぶときは refer to A as B」という語法の形(前置詞とのコンビネーション)をセットでインプットしておけば、TOEICの穴埋め問題が迷わず瞬時に解けるようになるだけでなく、ビジネスライティングでの表現の幅もグッと広がりますよ!
”refer”の語源はラテン語の referre 意味は「元に運ぶ」
”refer”の語源についても、確認していきましょう。
”refer”の語源はラテン語の「referre(元に運ぶ、戻す)」”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”refer”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded in 1325–75; Middle English referren, from Latin referre “to bring back,” from re- re- + ferre “to bear, bring, carry”; see also bear 1日本語訳:1325〜75年に初めて記録された。中期英語の「referren」から来ており、これはラテン語で「持ち帰る、戻す」を意味する「referre」に由来する。「re-(後ろに、再び)」+「ferre(運ぶ、もたらす)」から構成されている。bear 1 も参照のこと。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”refer”はラテン語で「元に運ぶ」という意味から発祥している模様。
● ラテン語の「referre(後ろに持ち帰る)」
↓
● 中期英語の「referren(戻す、ゆだねる)」
↓
● 現代英語の「refer(意識や情報を別の場所に差し戻す・参照する)」
ちなみに「fer」というパーツは、「運ぶ(carry)」という意味を持っています。
構成パーツで覚える”refer” 「re-」+「fer」
ここからは構成パーツの面から”refer”について覚えていきましょう
”refer”の構成パーツは「re-(後ろに・再び)」+「fer(運ぶ)」の2パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“re-“は「後ろに・再び」を意味するパーツ
”re-”は「後ろに(back)」「再び(again)」を意味するパーツ(接頭辞)です。
元の場所に後ろを向いて戻る(=「戻る、返却する」)を表しています。
その他に **react**(re-:後ろに+act:作用する=反応する)や、 **review**(re-:再び+view:見る=復習する・見直す)等も”re-”を使用する単語です。
”fer”は「運ぶ」を意味するパーツ
”fer”は「運ぶ(carry、bring)」を意味するパーツ(語根)です。
別の場所へ越えて運んでいく(=「移動させる、乗り換える」)を表しています。
その他の”fer”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
**prefer**(pre-:前に+fer:運ぶ=~の方を好む)
**suffer**(sub-:下に+fer:運ぶ=苦痛を下に耐え運ぶ→苦しむ)
”refer”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”refer”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「後ろに運ぶ」
⇒”refer”=「言及する」「参照する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒自動詞として使う時は必ず **”refer to 〜”** の形になる。目的語に人間が来ると「(人を専門家に)紹介する・委託する」という意味(他動詞用法:refer A to B)にもなる。
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