【語源も分かる】英単語「namely」の意味と使い方・覚え方・文法解説【name(名前・名指しする)+-ly(〜の状態で)=はっきりと名前を挙げて指定する】

 
コダック
今日の英語表現は”namely”

「name(名前・名指しする)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されている単語です。

はっきりと名前を挙げて指定するがコアイメージで、“namely“=「すなわち・つまり」「具体的に言うと」の意味を持ちますよ!

 

”namely”の意味と使い方 コアイメージは「はっきりと名前を挙げて指定する」

 

”namely(発音:néimli/ネイムリー【副詞】)”は「すなわち・つまり」「具体的に言うと」の意味を持つ単語です。

「name(名前・名指しする)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されている単語で、「はっきりと名前を挙げて指定する」がコアイメージです。

 

 
コダック
前に出てきたぼんやりした言葉に対して、「それって具体的にどの『名前(name)』のこと?」とピンポイントで指し示す状態(-ly)にすること。

そこから、抽象的な内容を「「すなわち・つまり」」と具体化したり、特定の例を「具体的に言うと」とハッキリ挙げるのが”namely”なわけですね!

 

”namely”は「前の言葉のモヤモヤを、名前を出してハッキリさせる」なイメージが強いです。

 

 
「名前を出してハッキリさせる」こと??
 
コダック
例えば「私の大好物のフルーツ、つまりイチゴです」というように、フルーツという広い言葉を「イチゴ」という具体的な名前に絞り込むシーンを想像してみると分かりやすいですよ!
「直前の名詞をさらに具体的に説明・言い換えること」が”namely”なんですね。

 

 

逆に文の最初で「つまり〜(結論として)」と言いたい場合や、ただの言い換えなどは後述する”that is”や”in other words”を使用します。

例文

Only one boy came, namely, John.
(男の子が一人だけ来た、すなわちジョンだ。)

We need to track two metrics, namely, cost and time.
(私たちは2つの指標、具体的にはコストと時間を追跡する必要があります。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店


【追加の厳選例文】

We have to resolve the main issue, namely, the lack of communication.
(私たちは主要な問題、すなわちコミュニケーション不足を解決しなければならない。)

Three students scored perfect marks, namely, Ken, Yuka, and Tom.
(3人の生徒が満点を取った。具体的にはケン、ユカ、そしてトムだ。)

 

”namely”の文法・語法解説|コンマの位置と知っておくべき重要な注意点

 

 
コダック
namelyはとても便利な表現ですが、使うときには文法的な「置き方」と「ルール」に少しコツがいります!ここが試験やライティングで間違えやすいポイントなので、しっかり押さえましょう!

 

”namely”の文法ポイント
⇒ 基本は書き言葉(フォーマル)。コンマ「, namely, 」で挟んで名詞(句)を繋ぐ!

 

 
コダック

使い方のポイントとしては

⇒「コンマで挟む」=[名詞], namely, [具体的な名詞] の形が定番
⇒「カジュアルには不向き」=論文やビジネス文書でよく好まれる
⇒「接続詞ではない」=副詞なので、文と文を直接繋ぐことはできない

といったイメージです。

 

 
えっ!?「接続詞ではない」ってどういうこと??

 

 
コダック
namelyは「つまり」という意味ですが、品詞はあくまで「副詞」です。そのため、becauseやandのように「主語+動詞」の文と文を新しく繋ぎ直す力はありません。

✕ I like two sports, namely, I like soccer and baseball.
◯ I like two sports, namely, soccer and baseball.

このように、基本的には「名詞の言い換え」として、コンマやダッシュ(—)を伴って文の後ろの方に置かれるのが基本スタイルなんです!

 

 
コダック
ちなみに、日常のカジュアルな会話で「つまり〜」「ええっと、要するに」と言いたいときは、namelyよりも「I mean…」や「like…」「you know…」の方が自然に使われますよ!

 

”namely”の関連語・類義語|「つまり・すなわち」を意味する単語”that is / in other words”との違い

 
コダック
せっかく”namely”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ類義語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”that is”や”in other words”なども「つまり、言い換えれば」を意味する表現ですよ!

 

”namely”の類義語・使い分け
⇒「つまり」の意味を持つ単語”that is / in other words”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

namely ⇒「名前を挙げる」=名詞を具体的に指定・リストアップする
that is ⇒「イコールで結ぶ」=直前の言葉を少し分かりやすく補足・定義する
in other words ⇒「別の言葉で」=難しい文や表現をガラッと噛み砕いて言い換える

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”namely / that is / in other words”のイメージの違い

● namely
「three countries, namely, Japan, China, and Korea」
⇒3つの国という言葉に対し、具体的な「国名」を漏れなくリストアップして指名するイメージ

● that is
「He is a sports journalist, that is, he writes about sports.」
⇒スポーツジャーナリスト、つまり(簡単に言うと)スポーツの記事を書く人だよ、と意味を補足するイメージ

● in other words
「The business is not profitable. In other words, we are losing money.」
⇒利益が出ていない。別の言葉で言えば、赤字ってことだ、と文全体を噛み砕いて言い換えるイメージ

 

”namely”の語源は中期英語 意味は「特に、名指しで」

 

”namely”の語源についても、確認していきましょう。

”namely”の語源は中期英語の「namely / nameliche」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”namely”の起源について、下記の記載があります。

Origin of namely
First recorded in 1125–75; Middle English namely, earlier nameliche; see name, -ly

日本語訳:1125〜75年に初めて記録された。中期英語のnamely(それ以前はnameliche)。nameと-lyを参照せよ。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”namely”は12世紀頃の中期英語から発祥している模様。

 

”namely”の語源(起源~発祥まで)
● 古期英語:nama(名前)

● 中期英語:nameliche(特に、名指しで、名前を挙げて)

● 現代英語:namely(すなわち、具体的に言うと)へと変化

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

昔の英語の段階から、単に「名前」というだけでなく「特定の名前をビシッと指名して、特筆する」という意味合いで使われていた歴史があります。

 

 

構成パーツ(語源)で覚える”namely” 「name」+「-ly」

 

ここからは構成パーツの面から”namely”について覚えていきましょう

”namely”の構成パーツは「name(名前・名指しする)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“name”は「名前・名指しする」を意味するパーツ

”name”は「名前・名指しする」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”nameless”という単語は「name(名前)」+「-less(〜がない)」のパーツで構成されており、

名前がついていない状態(=「無名の、匿名記述の」)を表しています。

 

 

その他に nickname(愛称)や、surname(苗字・姓)等も”name”を使用する単語です。

 

”-ly”は「〜の状態で」を意味する副詞を作るパーツ

”-ly”は「〜の状態で」という意味の副詞を作るパーツです。

 

 
コダック
例えば”deeply”という単語は「deep(深い)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されており、

深く染み込んだような状態(=「深く、痛切に」)を表しています。

 

 

その他の”-ly”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

clearly(明確に), slowly(ゆっくりと), quickly(素早く)

 

”namely”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”namely”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”namely”は「name(名前・名指しする)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「はっきりと名前を挙げて指定する」
⇒”namely”=「すなわち・つまり」「具体的に言うと」の意味
●語法・文法のポイント ⇒接続詞ではなく「副詞」。論文やビジネス文書で好まれる硬い語。コンマを補って「A, namely, B」のように名詞の言い換えに使う。

 

 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」