古くから英語に存在する単語で、語源をたどると「歩く・行く」というイメージに突き当たります。
「歩いて行って、バッタリ出くわす」がコアイメージで、そこから“find“=「見つける」「気づく・わかる」の意味を持ちますよ!
英単語”find”の意味とコアイメージは「歩いて行って、出くわす」
”find(発音:fáind/ファインド【動詞】)”は主に「見つける」「気づく・わかる」の意味を持つ単語です。
語源的なルーツからは、「歩いて行って、出くわす」がコアイメージとなります。
経験や思考を進めた結果、「そうだったんだ!」と体験的に納得すること(=「気づく・わかる」)=”find”なわけですね!
例文で確認!
・I found my lost keys under the sofa.
(ソファの下で失くした鍵を見つけた。)・I found a nice cafe near the station.
(駅の近くで素敵なカフェを見つけた。)・I found the book very interesting.
(その本がとても面白いとわかった[気づいた]。)・We found that the system was broken.
(システムが壊れていることがわかった。)
”find”の文法・語法!絶対押さえたい「文型」のルール

文型によって少しずつニュアンスが変わるので、よく使われるパターンを整理しておきましょう!
① 第3文型と第4文型(モノを見つける)
一番シンプルなのは「〜を見つける」という第3文型です。さらに、「誰かに〜を見つけてあげる」という第4文型もよく使われます。
・He found a job.
(彼は仕事を見つけた。)
● find + 人 + モノ(第4文型):「人にモノを見つけてあげる」
・Can you find me my glasses?
(私のメガネを見つけてくれない?)
② 第5文型:find O C(OがCだとわかる・気づく)
テストや英会話で最も重要なのがこの第5文型です。
「find + 目的語(O) + 補語(C)」で「OがCだとわかる・気づく」という意味になります。
特によく出るのがC(補語)の位置に形容詞や分詞(〜ing / 〜ed)が来るパターンです。
単にモノを見つけるだけでなく、「〜な状態であることに気づく」という意味になるのが特徴ですね。
① find O easy ⇒「Oが簡単だとわかる」
② find O crying ⇒「Oが泣いているのを見つける(気づく)」
③ find O left ⇒「Oが残されているのを見つける」
要注意!”find”と”find out”の違い

”find”に関連して、よくセットで使われる熟語に ”find out” があります。
日本語にするとどちらも「見つける・わかる」となりますが、ニュアンスに違いがあります。
・find out:「(調査や質問などをして)(情報や事実を)知る・見つけ出す」
モノが対象なら”find”、隠されていた事実や情報を調べた結果「わかった!」となるのが”find out”です。
・I found out the truth.
(私は真実を知った[突き止めた]。)
・I want to find out how to use this machine.
(この機械の使い方を調べたい[知りたい]。)
”find”の関連語:「探す・見つける」を意味する”look for / search”との違い

例えば”look for”や”search”なども「探す・見つける」に関連する単語ですよ!
イメージの違いとしては以下のようになります。
find ⇒「遭遇する」=(探した結果)見つける[結果]
look for ⇒「視線を向ける」=探している動作そのもの[途中]
search ⇒「ひっくり返して調べる」=場所や身体を徹底的に捜索する
● find a job
「(無事に採用が決まって)仕事を見つける」
⇒ 探していた状態が終わり、手に入れた「結果」のイメージ
● look for a job
「(求人サイトを見ながら)仕事を探している」
⇒ まだ見つかっておらず、キョロキョロと探している「最中」のイメージ
● search the room for the keys
「(鍵を見つけるために)部屋の中をくまなく捜索する」
⇒ 部屋のタンスやベッドの下など、対象の「場所」を徹底的に調べるイメージ
”find”の語源は古期英語のfindan 意味は「出くわす、見出す」

”find”の語源についても、確認していきましょう。
”find”の語源は古期英語の「findan」に由来します。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”find”の起源について、下記の記載があります。
Origin of find
First recorded before 900; Middle English finden, Old English findan; cognate with German finden, Dutch vinden, Old Norse finna, Gothic finthan日本語訳:900年より前に最初の記録がある。中期英語の finden、古期英語の findan に由来し、ドイツ語の finden、オランダ語の vinden、古ノルド語の finna、ゴート語の finthan と同語源である。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”find”は英語が誕生したごく初期(900年以前)から使われており、ドイツ語など他のゲルマン系の言語とも深く繋がっている歴史ある単語の模様です。
● 印欧祖語:pent-(歩く、行く、通り過ぎる)
↓
● ゲルマン祖語:finthan(出くわす、見出す)
↓
● 古期英語:findan(現代の find へ発展)
大昔のルーツが「歩く」だったというのは意外ですよね。ちなみに、私たちが歩く「小道」を意味する単語 ”path” も、実はこの「歩く(pent-)」という同じ根っこから生まれた親戚の単語なんですよ!
同じ語源ルートで覚える”find”の関連性

”find”はそれ自体が独立した古い語根ですが、大昔の共通イメージである「進む・歩く」を知っていると、他の単語との繋がりがグッと見えやすくなります。
“path”は「歩いて進む道」
先ほど吹き出しでも紹介した通り、”path”は「小道、進路」を意味します。
”find”の過去形・過去分詞形は ”found”
文法の補足として、”find”の形が変わった”found(見つけた)”も重要です。
「会社を設立する(found a company)」の found は、形は同じですが語源が全く異なる(底・基礎という意味の fundus に由来する)単語なので、混同しないように気をつけましょう!
・found(設立する)の現在形 ⇒ found(過去形は founded)
”find”の意味と語源・使い方まとめ

以下、”find”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒ “find”=「見つける」「気づく・わかる」の意味
● 類義語の違い
⇒ look for(探す最中)、search(徹底的に捜索する)
● 語法・文法のポイント
⇒ 「find O C(OがCだとわかる)」の第5文型が超重要!
⇒ 情報や事実を見つけ出すときは find out を使う!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
