find a jobは「探した結果、候補・仕事を見つける」、get a jobは「実際にその職を得て働ける状態になる」のが基本です。
とはいえ実際の会話では意味が重なり、find a jobが「就職する」に近く使われることもあります。「find=発見だけ、get=採用だけ」と機械的に切り分けるのではなく、仕事探しの流れで理解するのがコツです。
look for a job:仕事を探す
↓
find a job:条件に合う仕事・就職先を見つける
↓ 応募・面接・採用
get a job:その仕事を得る、就職する
ただし日常会話では、find a jobも「職を得る」まで含むことがあります。
- 1 get a jobとfind a jobの違い
- 2 find a jobとget a jobはいつ同じ意味になる?
- 3 仕事探しで一緒に覚えたい英語表現
- 4 jobの意味|「職業」だけでなく「一件の作業」も表す
- 5 jobとworkの違い|jobは可算、workは通常不可算
- 6 do a good jobの意味|「上手にやる」「良い成果を出す」
- 7 do the job・do your job・job doneの意味
- 8 on the jobの意味|「勤務中に」「実地で」
- 9 full-time jobの意味と使い方
- 10 jobの語源|起源は「一片の仕事」? 実は確定していない
- 11 jobの覚え方|「ラベルの付いた仕事箱」
- 12 jobでよくある間違い
- 13 get a job・find a job・job表現のまとめ
- 14 jobの発音と冠詞|a jobとthe jobを使い分ける
- 15 jobと一緒に使う頻出コロケーション
- 16 get a jobとfind a jobのミニ会話
- 17 jobに関するよくある質問
get a jobとfind a jobの違い
| 表現 | 中心イメージ | 自然な日本語 | 注目点 |
|---|---|---|---|
| find a job | 探した結果として見つける | 仕事を見つける | 探索・発見の結果 |
| get a job | 職を獲得し、働き始められる状態になる | 仕事に就く・就職する | 取得・採用の結果 |
| look for a job | 探している途中 | 仕事を探す | まだ見つかったとは限らない |
| apply for a job | 応募する | 求人に応募する | 採用結果は未確定 |
find a job:探して「見つける」に焦点
【例文】
I finally found a job that lets me work from home.
(ついに在宅勤務ができる仕事を見つけました。)It can be difficult to find a job without experience.
(経験なしで仕事を見つけるのは難しい場合があります。)She found a job through a former colleague.
(彼女は元同僚を通じて仕事を見つけました。)
findには「見つけようとしていたものに到達する」というイメージがあります。求人サイトで候補を発見しただけの段階にも、最終的な就職先を見つけた段階にも使えます。文脈が採用後を示していれば、日本語では「就職した」と訳すこともあります。
get a job:仕事を「得る・手に入れる」に焦点
【例文】
He got a job at a local bank.
(彼は地元の銀行に就職しました。)What skills do I need to get a job in IT?
(IT業界で仕事を得るには、どんなスキルが必要ですか?)She hopes to get a full-time job after graduation.
(彼女は卒業後、フルタイムの仕事に就きたいと考えています。)
get a jobは、Cambridge Dictionaryでも「収入を得るために定期的に行うことを始める」という趣旨で説明されています。つまり求人を目にするだけでなく、雇用が成立することまで含みやすい表現です。
I found a job opening.なら「求人を見つけた」、I got the job.なら「その仕事に採用された」。冠詞も意味を助けています。
find a jobとget a jobはいつ同じ意味になる?
実際の英語では、find a jobも「就職先を見つけて職を得る」まで含むことがあります。
【例文】
After months of searching, I found a job in Tokyo.
(何か月も探した末、東京で仕事が決まりました。)
この文は、単に求人広告を発見しただけではなく、通常は仕事が決まったと受け取られます。「探していた期間の終点」としてfindが使われているからです。
したがって、違いは絶対的な結果の有無ではありません。findは探索の成功、getは獲得の成功を前面に出す、と捉えましょう。
- finally found a job:長く探して、ようやく見つけた
- managed to get a job:苦労したが採用を勝ち取った
- got the job after three interviews:面接を経て採用された
- found a job online:オンラインで仕事を見つけた
仕事探しで一緒に覚えたい英語表現
| 表現 | 意味・ニュアンス | 例 |
|---|---|---|
| look for a job | 仕事を探す行為 | I’m looking for a job. |
| search for jobs | 複数の求人を検索する | She searches for jobs online. |
| apply for a job | 求人に応募する | I applied for the job. |
| interview for a job | その仕事の面接を受ける | He interviewed for a sales job. |
| get an offer | 内定・オファーを得る | I got an offer from two companies. |
| accept a job offer | 内定を承諾する | She accepted the offer. |
| land a job | 仕事をうまく勝ち取る・口語的 | He landed his dream job. |
| secure a job | 仕事を確保する・やや形式的 | She secured a position in finance. |
| find employment | 職を得る・形式的 | The program helps graduates find employment. |
get the jobとget a jobの違い
get a jobは「何らかの仕事に就く」、get the jobは文脈で特定されている「その仕事に採用される」です。
【例文】
I need to get a job before I move out.
(家を出る前に何か仕事に就く必要があります。)There were fifty applicants, but Maya got the job.
(応募者は50人いましたが、マヤがその仕事に採用されました。)
jobの意味|「職業」だけでなく「一件の作業」も表す
jobは可算名詞で、中心には境界のある一つの仕事という感覚があります。
| 意味 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 雇用・職 | 給与を得るためのポジション | a full-time job |
| 担当・役目 | その人がするべきこと | It’s my job to check the data. |
| 一件の作業 | 修理、掃除、印刷など完了できる単位 | a repair job |
| 出来栄え | 良い仕事・まずい仕事 | do a good job |
【例文】
My job is to answer customer questions.
(私の仕事は顧客の質問に答えることです。)The mechanic did a quick job on the brakes.
(整備士はブレーキを手早く修理しました。)Cleaning the garage is a weekend job.
(ガレージの掃除は週末にする作業です。)
jobは「職業名」だけではありません。do the jobが「目的を果たす」、small jobが「ちょっとした作業」になるのは、この作業単位の意味があるからです。
jobとworkの違い|jobは可算、workは通常不可算
jobは一つの職・作業なので、a job、two jobsと数えます。workが「労働・作業量」を表すときは通常不可算です。
I have a job.
職に就いている。
I have work.
やる仕事・作業がある。
I have two jobs.
仕事を2つ掛け持ちしている。
I have too much work.
仕事量が多すぎる。
より詳しい比較は「job・work・career・profession・occupationの違い」で解説しています。
do a good jobの意味|「上手にやる」「良い成果を出す」
do a good jobは「良い仕事をする」から転じて、物事を上手に行う、期待される成果を出すという意味です。職場の仕事に限らず、料理、説明、掃除、発表など幅広く使えます。
【例文】
You did a good job on the presentation.
(プレゼン、よくできていました。)They did a great job of explaining the problem.
(彼らはその問題をとても上手に説明しました。)I don’t think I did a very good job.
(あまり上手くできなかったと思います。)
do a good job onとdo a good job ofの違い
- do a good job on + 対象:何について良い仕事をしたか
do a good job on the report - do a good job of + 動名詞・作業:どの行為を上手にしたか
do a good job of organizing the files
会話ではdo a good job with the designのようにwithも使われます。
Good job!は褒め言葉
Good job!は「よくやったね」「上出来」という短い褒め言葉です。子どもだけでなく、同僚やチームメンバーにも使えます。ただし目上の相手に言うと、評価する立場のように聞こえることがあるため、That was excellent.やI really appreciated your work.のほうが安全な場面もあります。
You did a good job cleaning the kitchen.なら「キッチン掃除、よくできたね」。学校、家事、スポーツでも自然ですよ。
do the job・do your job・job doneの意味
do the job:「目的を果たす」「間に合う」
道具や方法が必要十分な働きをするときに使います。
This inexpensive app should do the job.
(この安いアプリで用は足りるはずです。)
do your job:「自分の役目を果たす」
中立的にも使えますが、命令形Do your job.は「ちゃんと仕事をしろ」という強い言い方になり得ます。
get the job done:「仕事を完了させる」
We need someone who can get the job done.
(私たちには、その仕事を確実にやり遂げられる人が必要です。)
job doneは英国英語などで「はい、完了」「これでよし」のように、終了を簡潔に示すこともあります。
on the jobの意味|「勤務中に」「実地で」
on the jobは、基本的に仕事中で、勤務の現場でという意味です。
【例文】
He learned most of his skills on the job.
(彼は技能の大部分を実地で身につけました。)Employees must not drink on the job.
(従業員は勤務中に飲酒してはいけません。)I had only been on the job for two weeks.
(その仕事に就いてまだ2週間しか経っていませんでした。)
on-the-jobは名詞の前でハイフンを付ける
名詞を修飾する形容詞として前に置くときは、通常ハイフンでつなぎます。
- on-the-job training:職場内訓練、OJT
- on-the-job experience:実務経験
- on-the-job learning:仕事をしながらの学習
文の後ろで副詞的に使うlearn on the jobにはハイフンを付けません。
full-time jobの意味と使い方
full-time jobは、その組織・職種で通常とされる一週間の勤務時間全体を働く仕事です。具体的な時間数は国・会社・制度で違うため、「必ず週40時間」と固定して覚えないほうが正確です。
【例文】
She is looking for a full-time job in marketing.
(彼女はマーケティング分野のフルタイム職を探しています。)I work full-time, but my partner works part-time.
(私はフルタイムで、パートナーはパートタイムで働いています。)
名詞の前ではfull-timeとハイフンを付けます。副詞でも一般にwork full-timeと書かれます。
「大変で時間を取られる」の比喩にもなる
Keeping this old house clean is a full-time job.
(この古い家をきれいに保つだけで、つきっきりになるほど大変です。)
本当の雇用ではなく、「それだけで一日中かかる」という誇張表現です。
jobの語源|起源は「一片の仕事」? 実は確定していない
jobの語源を調べると、断定的な説明が多く見つかります。しかし主要辞書では、jobの最終的な起源は不確かとされています。
Merriam-Websterは、初期の用例にjobbe of workのような形があり、もともとは「仕事の一片・ひとかたまり」を表す語だった可能性を紹介しています。また、「つつく・突く」を表した古い動詞との関係を考える説もありますが、確定した一本道ではありません。
確実に覚えたいのは、細かな起源の物語よりも、現在のjobに残る区切られた一単位という感覚です。
- a job=一つの職
- a repair job=一件の修理
- a difficult job=一つの難しい作業
語源は不確かでも、「ひとかたまりの仕事」という理解は現代の用法をきれいに説明します。
jobの覚え方|「ラベルの付いた仕事箱」
jobの覚え方は、会社の組織図に置かれた「仕事箱」を想像することです。
箱にはdesigner、teacher、driverなどの名前があり、担当者が一人または複数入ります。箱は数えられるため、a job、two jobsになります。箱の中で実際に行う作業の流れがworkです。
仕事を「得る」とは箱に入ることなのでget a job。自分に合う箱を「見つける」のでfind a job。同じイメージで全部つながりますよ!
jobでよくある間違い
× I’m looking for a work.
○ I’m looking for a job.
× I found a job interview and got hired.(不可能ではないが意図が曖昧)
○ I had a job interview and got hired.
× I got job.
○ I got a job.
○ I got the job.
× an on the job training program
○ an on-the-job training program
× a full time job
○ a full-time job
get a job・find a job・job表現のまとめ
- find a job=探した結果、仕事・就職先を見つける
- get a job=仕事を獲得し、就職する
- 実際には意味が重なり、find a jobが就職成立まで表す場合もある
- jobは一つの職・担当・作業を表す可算名詞
- do a good job=上手にやる、良い成果を出す
- on the job=勤務中に、実地で。名詞の前はon-the-job
- full-time job=通常の一週間の勤務時間全体を働く職
- 覚え方はjob=境界のある仕事箱
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jobの発音と冠詞|a jobとthe jobを使い分ける
jobの発音は、アメリカ英語ではおおむね/dʒɑːb/、イギリス英語では/dʒɒb/です。語頭は「ジ」ではなく、judgeやJuneと同じ破擦音/dʒ/。語末のbまで短く止めます。
a job=まだ特定されていない一つの仕事
I’m trying to find a job.
(何か仕事を見つけようとしています。)
the job=会話の中で特定されている仕事
I had an interview yesterday, and I got the job.
(昨日面接を受け、その仕事に採用されました。)
my job=自分の職・役目
My job involves talking to customers.
(私の仕事には顧客と話すことが含まれます。)
get jobのように冠詞を落とすのは、見出しや複合語などを除いて通常は誤りです。jobは可算名詞なので、単数なら限定詞が必要だと覚えましょう。
jobと一緒に使う頻出コロケーション
| 表現 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| job opening / vacancy | 求人・空きポスト | There is a job opening in our team. |
| job interview | 採用面接 | I have a job interview tomorrow. |
| job offer | 採用の申し出・内定 | She received two job offers. |
| job description | 職務内容 | Read the job description carefully. |
| job title | 職名・肩書 | What is your official job title? |
| job security | 雇用の安定性 | Job security matters to many workers. |
| job satisfaction | 仕事の満足度 | Flexibility improved job satisfaction. |
| dream job | 理想の仕事 | She finally landed her dream job. |
| day job | 本業・生活費を得る仕事 | Don’t give up your day job yet. |
| odd job | 臨時の雑用・小仕事 | He does odd jobs around the neighborhood. |
job huntingとjob search
どちらも「仕事探し」です。job huntingは活動全体を日常的に表し、job searchは人事・キャリア支援や分析の文脈でも使いやすい語です。
quit a job・leave a job・lose a job
- quit a job:自分の意思で辞める。やや直接的
- leave a job:辞める。理由を限定しない中立的表現
- lose a job:解雇・事業縮小などで職を失う
get a jobとfind a jobのミニ会話
A: Are you still looking for a job?
(まだ仕事を探しているの?)B: I found an interesting position last week and applied for it.
(先週、面白そうなポジションを見つけて応募したよ。)A: Did you get the job?
(採用された?)B: Not yet. I have a second interview on Friday.
(まだ。金曜日に二次面接があるんだ。)
この会話では、look forが探索中、findが求人の発見、applyが応募、getが採用結果を表しています。動詞を時系列で並べると、違いを自然に使い分けられます。
jobに関するよくある質問
Q1. find workとfind a jobの違いは?
find a jobは一つの職・ポジションを見つける表現です。find workは雇用や仕事全般を得ることを表し、フリーランス案件や短期の仕事にも使えます。workは不可算なのでaを付けません。
Q2. get workは使える?
使えます。俳優、職人、フリーランサーなどが案件を得る場合にget workが自然です。会社の一つのポジションを得るならget a jobのほうが明確です。
Q3. jobとpositionはどう違う?
positionは組織内の役職・空き枠を形式的に表します。求人広告や応募メールではpositionがよく使われ、日常会話ではjobが広く自然です。
Q4. Nice job!とGood job!の違いは?
どちらも褒め言葉です。Good job!は標準的で幅広く、Nice job!は「いい出来だね」と成果物や特定の行動に軽く反応する感じがあります。口調によっては皮肉にもなるため、文脈と表情が重要です。