「de-(離して・切り落として)」+「cide(切る)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「切り落として決着をつける」がコアイメージで、“decide”=「決める、決断する」「決着させる」の意味を持ちますよ!
英単語”decide”の意味と使い方!コアイメージは「切り落として決着をつける」
”decide(発音:dɪsáɪd/ディサイド【動詞】)”は「決める、決断する」「(論争などを)決着させる」の意味を持つ単語です。
「de-(離して・切り落として)」+「cide(切る)」のパーツで構成されている単語で、「切り落として決着をつける」がコアイメージとなります。
そこから、あれこれ悩んだ末に「決める・決断する」ことや、白黒はっきりと「論争を決着させる」のが”decide”なわけですね!

”decide”は「他の可能性をシャットアウトして、一つの意志をはっきりと定める」というニュアンスを持つため、個人の人生における重大な決断から、裁判の判決、スポーツの勝敗を決める場面にいたるまで広く使用されます。
”decide”の例文
・I can’t decide what to do next.
(次に何をすべきか決められない。)・A penalty kick decided the match.
(ペナルティーキックが試合の勝敗を決着させた。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”decide”の類義語(determine / choose)との意味の違い・使い分け
例えば”determine”や”choose”なども「決める」を意味する単語です。それぞれの違いを整理しますよ!
イメージの違いとしては以下のようになります。
decide ⇒「複数の選択肢から迷いを断ち切って選ぶ」=意思を決定する
determine ⇒「客観的な事実や調査によって限界・境界を定める」=(固く)決定する、特定する
choose ⇒「自分の好みや意志で、目の前の選択肢から選び出す」=選択する、選ぶ
● decide on a career
「(色々と迷った末に最終的にこの職業に進もうと)進路を決める」
⇒ 他の選択肢を切り落として、一つの決断を下すイメージ
● determine the cause of the problem
「(データや証拠に基づいて)問題の原因を特定する・突き止める」
⇒ 調査や客観的な条件によって、白黒はっきり定めるイメージ(decideよりも堅い)
● choose a book from the shelf
「(本棚に並んだ本の中から自分の好みで)本を1冊選ぶ」
⇒ 目の前にある選択肢の中から、好みや意志を持ってピックアップするイメージ
”decide”の文法・語法!絶対に外せない頻出フレーズと使い方

”decide”を会話やテストで使いこなす上で最も大切なのが、後ろに続く形によるニュアンスの違いです。ここでは絶対に覚えておきたい3つの使い方と、名詞形のルールを解説します。
1. “decide to do”(〜することに決める)
「これから〜する」という未来の行動を決断する場合に使用します。動名詞(doing)は後ろに取れないため、必ず不定詞(to do)を続けるのが文法問題でも超定番です。
(彼はついに会社を辞めることに決めた。)
※続けるか辞めるかで揺れていた迷いをスパッと『切り落とし』て、辞める行動を選び取ったイメージです。
2. “decide on + 名詞”(〜に決める)
いくつかの候補(メニューや旅行先、日付など)の中から、じっくり考えて「これにする!」と一つを選ぶ場合によく使われます。
(次の旅行の目的地を決めました。)
3. “decide that S V”(〜ということを決める・結論を下す)
後ろに「that節(主語+動詞)」を続けることで、「〜であると結論づける」「〜だと決心する」という意味を作ることができます。
(彼女は次に進むべき時だと決心した。)
4. 名詞形 ”decision” は「数えられる名詞(可算名詞)」!
”decide”の名詞形は **”decision(決定・決断)”** です。この単語は「数えられる名詞(可算名詞)」として扱われることが多いため、「決断を下す」と言うときは ”make a decision” や ”make decisions” のように、冠詞や複数形のsを意識することが重要です。
(あなたは素早い決断を下す必要がある。)
”decide”の語源はラテン語「dēcīdere(切り落とす)」

”decide”の語源についても確認していきましょう。
”decide”の語源はラテン語の「dēcīdere(完全に切り落とす)」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”decide”の起源について、下記の記載があります。
Origin of decide
First recorded in 1350–1400; Middle English deciden, from Middle French decider, from Latin dēcīdere, literally, “to cut off,” equivalent to dē- de- + -cīdere (combining form of caedere “to strike, cut down”; see -cide)日本語訳:1350–1400年に初めて記録された。中期英語の deciden、中期フランス語の decider を経て、ラテン語の dēcīdere(文字通りの意味は「切り落とす」)に由来する。これは dē-(離して)+ -cīdere(caedere「打つ、切り倒す」の結合形)と同等である。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”decide”はラテン語の「切り落とす」という行為から発祥していることが分かります。
● ラテン語:caedere(切り倒す、打つ)
↓
● ラテン語:dēcīdere(完全に切り離す、切り落とす)
↓
● 中期フランス語・中期英語を経て現代の「decide(決断する)」へ
構成パーツで覚える”decide”の語源:「de-」+「cide」

ここからは構成パーツの面から”decide”についてより深く覚えていきましょう。
”decide”の構成パーツは「de-(離して・下へ)」+「cide(切る)」の2つです。
“de-“は「離して、下に、完全に」を意味するパーツ
接頭辞の”de-”は「離して、下に、完全に」などの意味を持ちます。
今いる場所から離れていく(=「出発する」)を表しています。
その他に decline(下に傾く=衰退する・断る)や、depress(下に押す=落胆させる)等も”de-”を使用する代表的な単語です。
”cide”は「切る、殺す」を意味するパーツ
”cide”は「切る、殺す」を意味するパーツです。
害虫を駆除して切り捨てるもの(=「農薬・殺虫剤」)を表しています。
その他の”cide”を使用する単語についても、まとめて覚えておきましょう。
・suicide(自身を+殺す=自殺)
・homicide(人間を+殺す=殺人)
”decide”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”decide”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「切り落として決着をつける」
⇒意味は「決める、決断する」「決着させる」
●語法・文法のポイント
⇒後ろに動作を続ける場合は “decide to do(不定詞)” の形を取る。“decide on + 名詞”の形も頻出。
⇒名詞形の ”decision” は可算名詞なので ”make a decision” の形でよく使う!
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