【語源も分かって、忘れない】英単語「as」の意味と使い方・覚え方・文法解説【all(完全に)+so(そのように)=完全にその通り=イコール】

 
コダック
今日の英語表現は”as”

「all(完全に)」+「so(そのように)」が合体してできた、2つのパーツで構成されている単語です。

イコール(=)・〜と同じがコアイメージで、たくさんの意味を持ちますが、根本のイメージはすべて繋がっていますよ!

 

”as”の意味と使い方 コアイメージは「イコール(=)」

 

”as(発音:əz(アズ、エズ)【接続詞・前置詞・副詞】)”は、「〜のとき」「〜なので」「〜として」「〜につれて」「〜と同じくらい」など、非常に多くの意味を持つ万能な単語です。

意味が多くて難しそうに見えますが、「all(完全に)」+「so(そのように)」のパーツが短縮されてできた背景から、「イコール(=)」がコアイメージだと分かれば一発で整理できます!

 

 
コダック
右側の事象と、左側の事象が完全にその通り重なり合っている状態。つまり、2つのものが「ガチっとイコールで結ばれる」状態のこと。

そこから、2つの出来事が同時に起きている時間的なイコール(=「〜のとき」)や、状況が並行して変化するイコール(=「〜するにつれて」)といった意味が生まれるわけですね!

 

”as”の基本の4つの意味と例文

① 【前置詞】 〜として(資格・役割 =「主語=その立場」)
・He works as a doctor.
(彼は医者として働いている。[彼=医者という立場で])
・She welcomed us as a friend.
(彼女は友人として私たちを歓迎してくれた。[彼女=友人という関係で])

② 【接続詞】 〜のとき(時間・同時 =「出来事Aと出来事Bが同時進行」)
・She smiled as she entered the room.
(彼女は部屋に入ったとき、微笑んだ。[部屋に入る=微笑むが同時])
As I was walking down the street, I met him.
(通りを歩いているとき、彼に会った。)

③ 【接続詞】 〜なので(軽い理由 =「状況Aと状況Bをさらっと並べる」)
As it was getting dark, we left.
(暗くなってきたので、私たちは出発した。[暗くなった状況=出発する状況を並列に説明])
As I was tired, I went to bed early.
(疲れていたので、早く寝ました。)

④ 【接続詞】 〜するにつれて(比例・変化 =「変化Aと変化Bが一緒に進む」)
As he grew older, he became wiser.
(年をとるにつれて、彼は賢くなった。[年をとること=賢くなることが並行して変化])
As time goes on, things will improve.
(時間が経つにつれて、状況は良くなるだろう。)

 

”as”の重要な語法・文法(頻出フレーズ)

 
コダック
“as”は日常会話やテストでも超頻出の固定フレーズ(熟語)がたくさんあります!
これらも「イコール」のイメージで考えると、丸暗記しなくてもすんなり頭に入りますよ!

 

絶対に押さえたい!”as”の定番表現

as 〜 as A (Aと同じくらい〜)※同等比較
1つ目のasは「同じくらい(副詞)」、2つ目のasは「〜と(接続詞=イコール)」の意味です。
・He can run as fast as Tom.
(彼はトムと同じくらい速く走ることができる。[彼の速さ = トムの速さ])

as soon as 〜 (〜するとすぐに)
「〜と完全に同じタイミングで」という同時性(イコール)を表します。
・I will call you as soon as I arrive.
(到着したらすぐに電話します。[到着するタイミング = 電話するタイミング])

as a result (結果として)
「(前の出来事と)イコールで結ばれる結末として」という意味になります。
・He studied hard. As a result, he passed the exam.
(彼は一生懸命勉強した。その結果、試験に合格した。)

as long as 〜 (〜する限りは / 〜でありさえすれば)※条件
「その条件が成り立っていることとイコールの間は」というニュアンスです。
・You can stay here as long as you keep quiet.
(静かにしている限り、ここにいていいよ。)

 

”as”の関連語①:「理由(〜なので)」を意味する単語”because/since”

 
コダック
せっかく”as”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”because”や”since”なども「理由(〜なので)」を意味する単語ですよ!

 

”as”の類義語
⇒「理由」の意味を持つ単語”because/since”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

because ⇒「直接的な原因」=聞き手が知らない最も強い理由
since ⇒「〜から出発して」=相手もすでに知っている前提の理由
as ⇒「ついでに・付随して」=状況をイコールで並べる、軽い理由

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”as/because/since”のイメージの違い

because
「I stayed home because it rained.」
⇒「なんで家にいたの?」「雨が降ったからだよ!」と、理由を一番伝えたいイメージ(雨が直接の原因)

since
Since you are tired, you should rest.」
⇒「(見ての通り)君は疲れているんだから、休んだほうがいいよ」と、相手も分かっている周知の事実を前提にするイメージ

as
As it was getting dark, we left.」
⇒「暗くなってきたこともあって、私たちは出発した」と、状況をさらっと並列に語る軽い理由のイメージ

 

”as”の関連語②:「〜として(資格)」を意味する単語”like”

 
コダック
せっかく”as”の持つ「〜として(同一視)」という意味についても、

よく混同される類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”as”の類義語・比較
⇒「〜のよう」の意味を持つ単語”like”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

as ⇒「ガチでイコール」=実際の資格や立場(100%そのもの)
like ⇒「似ているだけ」=実際は違うが、〜のよう(外見や性質の類似)

といったイメージです。

 

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”as/like”のイメージの違い

as
「He spoke as a leader.」
⇒彼は(本物の)リーダーとして話した。[彼 = 実際のリーダー]

like
「He spoke like a leader.」
⇒彼はリーダーのように話した。[実際はリーダーではないかもしれないが、口ぶりや態度が似ている]

 

”as”の語源は古期英語の「alswā」!実は「also」と双子の兄弟

 

”as”の語源についても、深く確認していきましょう。

”as”の語源は古期英語(Old English)の「alswā(あるいは ealswā)」にまで遡ります。これは「all(完全に)」と「so(そのように)」が合体した言葉です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”as”の起源について、下記の記載があります。

Origin of as1
First recorded before 1000; Middle English as, als, alse, also, Old English alswā, ealswā “all so, quite so, quite as, as”; cognate with Middle Dutch alse ( Dutch als ), Old High German alsō ( Middle High German álsō, álse, als, German also “so,” als “as, as if, because”); cf. also

Origin of as2
First recorded 1540–50; from Latin as (also assis ); further origin unknown

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かるように、”as”のルーツは1000年よりも前の古期英語「alswā」にあります。「完全に(all)そのように(so)」という意味で使われていた言葉が、日常会話の「つなぎ言葉」として何度も使われるうちに、発音が極限まで削ぎ落とされていきました。

 

”as”の語源(起源~発祥まで)
● 古期英語:alswā / ealswā (all + so = 完全にそのように)

● 中期英語:alse, als (何度も口にされるうちに「w」の音が消え、さらに短くなる)

● 現代英語:as (「l」の音すらも消え去り、最もシンプルな形へ!)

 

 

 
コダック
実は「as」と「also(〜もまた)」は元々まったく同じ単語(alswā)なんです!

元の形を比較的残したのが「also」、会話で使われまくって擦り切れたのが「as」というわけですね。「完全にそのように」⇒「まったく同じじゃん!」⇒「イコール(=)」というコアイメージへの繋がりもスッキリ見えてきます!

 

ちなみに、Dictionary.comの「Origin of as2」に記載されているラテン語の「as(古代ローマの硬貨・単位)」は、トランプの「エース(ace)」の語源となった言葉です。英語の接続詞「as」とはたまたま綴りが同じになっただけの同音異義語なので、豆知識として覚えておくと面白いですよ。

 

 

構成パーツで覚える”as” 「all」+「so」

 

ここからは構成パーツの面から”as”について深く覚えていきましょう!

すでにお伝えした通り、”as”の元となった構成パーツは「all(完全に、すっかり)」+「so(そのように)」の2パーツです。

 

これらのパーツが持つニュアンスを知っておくと、他の英単語を覚えるときにも応用が利くので非常に便利ですよ。つぎから各パーツについて詳しく紹介していきます。

 

”all(al-)”は「完全に、すっかり」と意味を強調するパーツ

”all”は単独だと「すべての」という意味でよく使われますが、他の単語とくっついて一つの単語になるときは「al-」という形に変化し、「完全に、すっかり」と後ろの言葉を強調するパーツとして働きます。

 

 
コダック
例えば”already”という単語は「al(完全に)」+「ready(準備ができている)」のパーツで構成されており、

すっかり準備が整っている状態(=「すでに・もう」)を表しています。

また、”alone”も「al(完全に)」+「one(ひとり)」で、すっかり一人ぼっち(=「ひとりで・孤独で」)という意味になるんですよ!

 

その他にも、almighty(全能の=完全に力がある)や、almost(ほとんど=完全に大部分)、altogether(まったく・完全に)など、頭に「al-」がつく単語は共通して「完全に」という強いニュアンスを持っています。

 

”so”は「そのように、その程度まで」と指し示すパーツ

”so”は「そのように」「そんなに」といった、前に出た内容や特定の状態・程度を指し示すパーツです。

 

 
コダック
前述した”also”という単語も「al(完全に)」+「so(そのように)」のパーツで構成されており、

それと全く同じように(=「〜もまた」)を表しています。

「I think so.(私も”そのように”思います)」や「so big(”そんなに”大きい)」のように、何かを指さすようなイメージを持つと分かりやすいですね!

 

このように”so”は、「まさにその状態である」ことを示すため、以下のような熟語表現でもよく使われます。

 

  • even so(たとえそうであっても)
  • and so on(とそのような感じで=〜など)
  • so far(そのような遠くまで=今のところ)

 

”as”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”as”の意味と覚え方についてのまとめです。

 

●”as”は「all(完全に)」+「so(そのように)」が極限まで短縮されてできた単語
⇒コアイメージは「イコール(=)」
⇒”as”=「〜のとき」「〜なので」「〜として」「〜と同じくらい」の意味

●語法・文法のポイント
⇒「as 〜 as A(Aと同じくらい〜)」の同等比較や、「as a result(結果として)」の熟語表現はテストや日常会話で必須の定番フレーズです!

 

 

 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」