「any(どれでも)」+「thing(物)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「どんなものでも」がコアイメージで、“anything“=「何か」「何も」「何でも」の意味を持ちますよ!
”anything”の意味とコアイメージは「どんなものでも(制限なし)」
”anything(発音:éniθìŋ/エニシング【代名詞】)”は「何か」「何も」「何でも」の意味を持つ単語です。
「any(どれでも)」+「thing(物)」のパーツで構成されている単語で、「どんなものでも」がコアイメージです。
箱の中に色々な品物が入っていて、「どれでも好きなのを取っていいよ!」と言われている場面を想像すると分かりやすいですよ!
このように”anything”は、「例外なく、どれを指してもよい」という制限のない状態を表すのによく使われます。
逆に、あらかじめ決まった特定の何かを指す場合は、後述する”something”を使用します。
例文
・Is there anything in the box?
(箱の中に何か入っていますか?)
・I don’t know anything about it.
(それについては何も知りません。)
・He can eat anything.
(彼は何でも食べられます。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
【重要文法】”anything”の使い方!肯定・否定・疑問文での意味の違い

”anything”を使いこなす上で一番のポイントは、「文の種類(肯定文・否定文・疑問文)」によって日本語の訳し方が変わるという点です!
ここを整理しておくと、一気に分かりやすくなります。
① 疑問文 ⇒「何か」
Is there anything I can do for you?
(私にできることは何かありますか?)
② 否定文(not + anything) ⇒「(一つも)何も〜ない」
I didn’t buy anything yesterday.
(私は昨日、何も買わなかった。)
③ 肯定文 ⇒「何でも」
You can ask me anything.
(私に何でも聞いてください。)
「どれを取っても(何でも)聞いていいよ」
「どれをとっても(何も)買わなかったよ」
というように、コアイメージから繋げて覚えると忘れませんよ!
”anything”の関連語:「何か」「すべて」を意味する単語との違い

せっかく”anything”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ代名詞の仲間も一緒に整理して覚えてしまいましょう!
関連語①:”something / everything” との違い
⇒「物・事」を指す単語”something / everything”
イメージの違いとしては
anything ⇒「どれでも」=何でも(制限なし・不特定)
something ⇒「ある具体的な」=何か(ぼんやり特定)
everything ⇒「すべての」=何もかも(全網羅)
といった感じです!
● anything
「You can choose anything.」
⇒「どれでも好きなものを選んでいいよ」
⇒ 選択肢に制限がなく、どれでも自由に選んでいいイメージ。
● something
「I want to drink something hot.」
⇒「何か温かいものが飲みたい」
⇒ 具体的に「コーヒー」などとは決まっていないが、温かい特定の何か一つを想定しているイメージ。
● everything
「Everything is ready.」
⇒「すべての準備が整いました」
⇒ 漏れなく全部、一つ残らず綺麗に揃っているイメージ。
関連語②:「何もない」を意味する単語”nothing”
⇒「何もない」の意味を持つ単語”nothing”
それぞれの表現の違いとしては
not 〜 anything ⇒「どれひとつとして〜ない」=中身を一つずつ否定してゼロにする
nothing ⇒「ゼロの状態である」=存在そのものを根こそぎ全否定する
といったイメージです。
● not 〜 anything
「I don’t have anything in my bag.」
⇒「バッグの中には(候補となるものがどれ一つ)何も入っていません」
⇒ 動詞を否定することで、結果的に中身をゼロにするイメージ。
● nothing
「There is nothing in my bag.」
⇒「バッグの中には『無』があります(何もありません)」
⇒ 最初から主語自体が「ゼロ(nothing)」であると強く断言するイメージ。(より強い否定のニュアンス)
”anything”の語源は古英語 意味は「どれでも一つの物」

”anything”の語源についても、確認していきましょう。
”anything”の語源は古英語(Old English)です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”anything”の起源について、下記の記載があります。
Origin of anything
First recorded before 900; Middle English ani thing, eni thing, Old English ǣnig thing. See any, thing日本語訳:anythingの起源
900年より前に初めて記録された。中期英語の ani thing, eni thing、古英語の ǣnig thing に由来する。any, thing を参照。※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”anything”は1100年以上前の古英語の時代から存在している、非常に歴史の古い言葉の模様です。
● 900年より前:古英語 「ǣnig thing(どれか一つの物)」
↓
● 中期英語:「ani thing / eni thing」へと変化
↓
● 現代英語:一つの単語として完全に繋がった「anything」に
もともとは「ǣnig(どれか一つの)」と「thing(物)」という2つの別々の単語が、長い歴史の中で1つの形に融合したわけです。
構成パーツで覚える”anything” 「any」+「thing」

ここからは構成パーツの面から”anything”について覚えていきましょう。
”anything”の構成パーツは「any(どれでも)」+「thing(物)」の2つのパーツです。
各パーツについて紹介していきます。
“any”は「どれでも、任意の」を意味するパーツ
”any”は「どれでも、任意の」を意味するパーツです。
誰でも(=「特定の誰かに限定しないすべての人」)を表しています。
その他にanywhere(どこでも)や、anyhow(どうにかして、いずれにせよ)等も”any”を使用する単語です。
”thing”は「物、こと」を意味するパーツ
”thing”は「物、こと」を意味するパーツです。
何か(=「はっきりと特定しないある物・事」)を表しています。
その他の”thing”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”anything”の意味と使い方・覚え方のまとめ

以下、”anything”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。
● ”anything”は「any(どれでも)」+「thing(物)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「どんなものでも(制限なし)」。
【語法・文法の超重要ポイント】
文の種類によって訳し方が変わります!
● 疑問文 ⇒「何か」(例:Is there anything…?)
● 否定文 ⇒「何も〜ない」(例:not…anything)
● 肯定文 ⇒「何でも」(例:You can choose anything.)
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
