こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「re-(しっかりと)」+「guard(見る)」のパーツで構成されている単語です。
「しっかりと注意深く視線を向ける」がコアイメージで、“regard“=「〜とみなす、注視する、尊重する空間」「配慮、敬意、関連」の意味を持ちますよ!
”regard”の意味と使い方 コアイメージは「しっかりと注意深く視線を向ける」

”regard(発音:riɡɑ́ːrd【動詞】/ 【名詞】)”は「〜とみなす」「敬意、配慮」の意味を持つ単語です。
「re-(しっかりと)」+「guard(見る)」のパーツで構成されている単語で、「しっかりと注意深く視線を向ける」がコアイメージです。
そこから、人や物を「ある特定の目で見つめる(=「〜とみなす、考える」)」ことや、価値があるものとして大切に目を向ける「敬意・配慮」が”regard”なわけですね!
”regard”は動詞として、もっともよく使われる「regard A as B(AをBとみなす)」という表現のほか、名詞として「高い評価・敬意(high regard)」、ビジネスメールの結びで使われる「Regards,(よろしく、敬意を込めて)」など、非常に多彩な使われ方をします。
一回見て、「えっ!これホントに!?」って二度見しちゃうくらいすごい人って言うのは「敬意」の対象になりうる…というイメージです。
また、手紙の最後に「あなたにしっかりと意識を向け、配慮していますよ」というニュアンスを残すために「Best regards」と添えたりします。
このように”注意深く目を向け、価値を認める”という意味から、人に対する好意的な評価や、物事へ関心を寄せる「関連(with regard to 〜)」という意味にまで発展して使用されます。
例文
・I regard him as my best friend.
(私は彼のことを親友だとみなしている。)
・He has no regard for the feelings of others.
(彼は他人の気持ちに対する配慮[思いやり]が全くない。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”regard”の関連語①:「みなす・考える」を意味する単語”consider/view”
例えば”consider”や”view”なども「〜とみなす、考える」を意味する単語ですよ!
⇒「みなす」の意味を持つ単語”consider/view”
イメージの違いとしては
regard ⇒「特定の視点や評価の目を向ける」だから評価や見方が決まっている(asを伴う)
consider ⇒「星を並べてじっくり観察し熟考する」だから客観的・知的にじっくり判断する
view ⇒「景色を眺めるように全体を視野に収める」だから一歩引いたポジションからの見解
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
●regard a task as important
「(そのタスクに重要なものとして目を向ける)タスクを重要とみなす」
⇒ 個人的・主観的な評価のフィルターを通しているイメージ
●consider all options
「(どれが良いか選択肢をじっくり吟味する)すべての選択肢を検討する」
⇒ 頭の中でじっくり考えを巡らせるロジカルなイメージ
●view the situation with concern
「(状況を一歩引いた位置からじっと眺める)懸念を持って状況を見る」
⇒ 自分の「スタンス(立ち位置)」から全体を観察するイメージ
”regard”の関連語②:「敬意・配慮」を意味する単語”respect/attention”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「敬意・配慮」の意味を持つ単語”respect/attention”
それぞれの表現の違いとしては
regard ⇒「価値があるものとして注意・関心を寄せる」だから配慮や好意的な評価
respect ⇒「何度も後ろを振り返ってまぶしく見上げる」だから高い評価・崇高な尊敬
attention ⇒「そちらに向けて意識の糸をピンと伸ばす」だから一時的な集中や注意
といったイメージです。
●have a high regard for the teacher
「先生を高く評価している(好意・敬意を持っている)。」
⇒ その人の価値を認めて重んじているイメージ
●show respect for elders
「高齢者に敬意を払う(尊敬の念を示す)。」
⇒ 相手の偉大さや尊厳を敬うイメージ
●pay attention to the traffic light
「信号に注意を払う。」
⇒ 意識的ベクトルをそちらにグッと集中させるイメージ
”regard”の語源は中期フランス語「regarder」 意味は「見る、注視する」
”regard”の語源についても、確認していきましょう。
”regard”の語源は中期フランス語の”regarder(ルガルデ)”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”regard”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded in 1350–1400; (for the verb) late Middle English, from Middle French regarder “to look at” ( cf. reward ); equivalent to re- + guard ; noun derivative of the verb※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”regard”はフランス語から発祥している模様。
●中期フランス語「regarder(〜を見る “to look at”)」
↓
●14世紀後半(1350〜1400年頃)に、動詞(late Middle English)として英語に定着
↓
●その後、動詞から派生して名詞(noun derivative)としても使われるように
Dictionary.comの案内をよく見ると、等式が「re- + guard」となっていて、私たちのよく知る「guard(守る、警戒する)」と同じだと分かります。さらに面白いのが、カッコの中に ( cf. reward ) と書かれている点です!実は「ご褒美」を意味する「reward」も全く同じ語源からできていて、「(相手の功績を)しっかりと見る・報いる」という意味から『報酬』に変化した、双子のような単語なんですよ!
構成パーツで覚える”regard” 「re-」+「guard」
ここからは構成パーツの面から”regard”について覚えていきましょう
”regard”の構成パーツは「re-(しっかりと・何度も)」+「guard(見る・注意を払う)」のパーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“re-“は「再び、何度も、しっかりと」を意味するパーツ
”re-”は「再び、何度も、後ろに」を意味するパーツです。(今回は「しっかりと」という強調のニュアンスも含んでいます)
もう一度繰り返し目を通す(=「復習する、再検討する、レビュー」)を表しています。
その他にremind(再び思い出させる)、return(戻る、後ろに回る)等も”re-”を使用する単語です。
”guard”は「見る、守る、注意を払う」を意味するパーツ
”guard”は「じっと見守る、注意を払って保護する、見る」を意味するパーツです。(フランス語の garder に由来します)
その他にguardian(保護者、守護神)、safeguard(保護手段、安全装置)なども”guard”を使用する単語です。
”regard”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”regard”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「しっかりと注意深く視線を向ける」
⇒”regard”=「〜とみなす、注視する」「配慮、敬意、関連」の意味
●「guard(警備・見守る)と同じように、注意の目をしっかりと(re-)向ける」というコアのイメージを掴むと、「ただ見る」だけでなく「評価の目を向けて〜とみなす」や、大切に扱う「敬意・配慮」といった意味が一本の線で繋がります。
●さらに、同じ語源を持つ「reward(報酬)」という言葉(=相手の功績をしっかりと見る)とセットでリンクさせると、より深く記憶に定着させることができますよ!
ぜひ今回の方法を参考に、たくさんの英単語を効率よくマスターしていきましょう!最後までお読みいただきありがとうございました!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!