- 意外ととっさに出てこない適切な表現を確認出来る
- そんなつもりないのに生意気に思われてしまう人にオススメ
- 活字で読むと若干違和感のある表現あり
そんな1冊「大人の語彙力ノート」を読んでみました!
こんにちは、気分は今でも大学生のコダックです!
コダックは今年で大学を卒業して5年目。
つまり!社会人5年目となりました!
いや~ヤバイっすね!
なにがヤバイってこんなコダックが社会人として(ギリギリ)やっていけてること!
朝出社しては「っはざす……!」(←おはようございますの意味)
何かミスをやらかしては「(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン」
この言葉遣い…!どう考えても社会人失格ですね。
正直今まで叱られなかったのが不思議なくらいです。
そこで読んでみました!「大人の語彙力ノート」!
電車の広告に乗ってて気になったんですよね…!果たしてコダックのようなダメ社会人の救いとなるのか。
適切な表現はとっさに出てこない
ま、コダック程言葉選びが下手な人もそれほどいないかとは思いますが、
一体どれほどの人がに「ご笑納ください」とか「ご放念ください」ってさらりと言えるというのか…!
少なくともコダックは知ってすらいなかった…よ(無知)
※ご笑納ください⇒つまらないものですが、お受け取りくださいの意味
ご放念ください⇒忘れてください、なかった事にしてくださいの意味
《「大人の語彙力ノート」参照》
コダックの無知はさておき、そういった表現を使いこなす為には当然ですが、まず言い回しを知っていなければなりません。
すでにビジネスで使いなしてる方々も、最初はどっかのメールで見たり、誰かに教えてもらった筈ですからね。
生意気な表現、使ってない?
社会人になると、とたんに使いづらくなるのが「分からない」という表現です。
学生の時なんかは全然そんな事ないのに、社会人が使うと責任感が無いように見えます。
それは仕事の場合、対価として賃金(お金)が発生するから。当然だけどね。
電話対応してて、問い合わせがあった時とかもそう。
「○○の納品がまだなんですが」って言われてコダックが「さぁ、わかんないっスね」って言ったら良くて上司からの説教、悪けりゃ顧客を失って売上激減です。
そこの対応も仕事のうちじゃないのかよ!という事。
自分がその業務の担当者だったりすると尚更ですよね。
(お前が知らなきゃ)じゃあ誰が知ってんねん!て話ですよ。
でもそんな時、一言「申し訳ございません。確認いたします」があるだけで印象はぐっと違います。
何かを質問する時とかも「これわかんないっす!教えて下さい!」より「勉強不足で申し訳ないんですが、ここがわからなくて…」の方がいくらか謙虚に見えます。
あと単純に「分からない」って表現は突き放すイメージがありますよね。
Aさん:「○○ってどうやるんだっけ?」
Bさん:「分からないっす」
みたくなると何だか「知るわけないじゃん!他の人に聞いてよ!」的な印象。
ちょっと引っかかる点
文字に起こすとどうしてもしょうがない点だと思いますが、やはり喋り言葉の言い換えについてはちょっとだけ違和感を感じます。
特に「やばい」⇒「大変だ!」の言い換えは、表現が唐突過ぎて
そりゃそうなんだろうけど…感がすごい。
ま、でも実際「いやぁ、まじやばいっすね」が「いやぁ、本当に大変ですね」になると考えれば全く違和感ないんですけどね。
けど、ページ開いたらいきなり
やばい
↓
大変だ!
って出てきた時のインパクトはヤバい、いや…大変だ…!
まとめ
学生から社会人まで幅広くオススメ出来る本かと思いますが、特に社会人歴の浅い方が読むと得られるものが多いでしょう。
特にマナー本なんかもそうですが、こういう「誰も教えてくれないけど、常識になってたり、他の人は当たり前に知ってる事」に関しては、1冊くらい教養本を買っておいても損はないかもしれません。